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Pretenderの備忘録

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ ひげよ、さらば

2023-09-28 23:14:13 | 芝居・ミュージカル・バレエ
猫と犬を巡る児童文学を。キャッツもそうだし、百万回生きた猫も、寓話的に猫の世界を描いている。ちょっとしっぽがついている程度で、軽い衣装。リーダーシップだったり、裏切りだったり、人間社会に通じる話を描く。
正直、そんなに演技力を必要とされる感じもしないが、中島、柄本、忍成、梅雀と芸達者が並んだ。



パルコ劇場
原作 上野 瞭「ひげよ、さらば」(初版1982年理論社より出版)
脚本・演出 蓬莱竜太
出演 中島裕翔 柄本時生 音月桂 忍成修吾 石田佳央 一ノ瀬ワタル 屋比久知奈 江原パジャマ 小口隼也 田原靖子 月那春陽 益田恭平 松田佳央理
中村梅雀
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令和5年9月歌舞伎公演『妹背山婦女庭訓』<第一部>

2023-09-26 19:52:08 | 歌舞伎
さよなら公演に随分と地味な演目を地味なメンバーで。ただ、実力派ではある。時蔵親子がしっかり演じて、松緑が大役を堂々と演じる。やや大仰ではあるが、歌舞伎の古典らしい。これ、芝翫にやらせても意外と良いんじゃないかとは思った。

半分も入ってないか。千秋楽ということで、当日売りに若干の列はあったものの。コロナ前まではちょっとした演目だったらほぼ入っていたが。小朝とのコラボの忠臣蔵もガラガラで、小朝はあんな空いている客席でやったことはないだろう。その中で、こうした古典の演目が果たしてどうやってつながれていくのかが大きなカギだろう。正直、重いし、残酷だし。シェークスピアもオペラもそうした演目は生き残ってはいるのだが。。。


近松半二=作
通し狂言 妹背山婦女庭訓  <第一部>
 戸部銀作=脚本
 高根宏浩=美術
序 幕  春日野小松原の場
二幕目  太宰館花渡しの場
三幕目  吉野川の場
太宰後室定高中村 時蔵
蘇我入鹿坂東 亀蔵
久我之助清舟中村 萬太郎
腰元小菊市村 橘太郎
采女の局坂東 新悟
太宰息女雛鳥中村 梅枝
大判事清澄尾上 松緑
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神田カレーグランプリ2023 9/17-23

2023-09-24 21:19:16 | グルメ
9/18 ラミちゃんの台所
 お通しがキムチだったり、インド料理やらしくなく残念。









9/19 ブルナ
 なかなか美味しい。





9/20 kitchen 723
 女性がワンオペで頑張っている店。





9/21 日乃屋カレー九段下店
 七分があるのがありがたい、がっつり系。





9/22 シディーク神保町店
 しっかりしたスパイス。







9/23 PIZZA K新御茶ノ水店
 ピザ屋のカレースパ。






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歌舞伎座新開場十周年 秀山祭九月大歌舞伎 二世 中村吉右衛門三回忌追善 昼の部

2023-09-24 20:25:20 | 歌舞伎
金閣寺。歌六はこの役であればそれなりにという感じがする。福助がきちんとセリフを言えて非常に良かった。

土蜘蛛、吉右衛門のイメージはあまりなかった。それ以上に高麗屋のイメージもなかった。幸四郎は声を抑えてそれなりに工夫していたようだ。

白鴎が心配されたが、まあなんとか。


一、祇園祭礼信仰記(ぎおんさいれいしんこうき)
金閣寺

松永大膳
雪姫
狩野之介直信
十河軍平実は佐藤正清
松永鬼藤太
慶寿院尼
此下東吉後に真柴久吉 
歌六
児太郎
菊之助
歌昇
種之助
福助 
勘九郎

河竹黙阿弥 作
二、新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)

叡山の僧智籌実は土蜘の精 
源頼光
番卒太郎
番卒次郎
渡辺綱
坂田公時
碓井貞光
卜部季武
太刀持音若
石神実は小姓四郎吾
巫子榊
番卒藤内
平井保昌
侍女胡蝶
幸四郎
又五郎
高麗蔵
歌昇
廣太郎
鷹之資
吉之丞
吉二郎
種太郎
秀乃介
米吉
勘九郎
錦之助
魁春


吉田絃二郎 作
三、秀山十種の内 二條城の清正(にじょうじょうのきよまさ)
淀川御座船の場

加藤清正 
豊臣秀頼
斑鳩平次
白鸚
染五郎
錦吾
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自衛隊の闇組織

2023-09-23 22:30:44 | 読書
秘密情報部隊「別班」の正体 石井暁著 講談社現代新書2018

5年前の書籍が今話題なのはドラマVivantの影響である。ドラマで出てくるシーンでもこの本からとられたとわかる部分もある。共同通信の編集委員が、5年にわたって別班を調べたもの。彼自身の身の安全を守るためにこの書籍を出したのだろう。これを出したら、仕事の妨害はあり得ても、命を奪われたりすることはないだろうから。

陸軍の中の学校からの歴史、実際のOB等からの取材。非常に面白く読んだ。公安と内調との関係まではなかなか踏み込めていないのが物足りない。

ドラマでなぜ取り上げたのか。自衛隊の予算が積み上げなしに膨らむことへの警戒があるのか。シビリアンコントロールが効かない組織を炙り出してきちんとしたいという本書の意図を汲んだものか。続編が出る状況は来るのか。
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