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Pretenderの備忘録

少女仮面

2020-01-31 22:29:30 | 芝居・ミュージカル・バレエ
シアタートラム

【作】唐十郎 【演出・舞台美術】杉原邦生
【出演】若村麻由美 木﨑ゆりあ 大西多摩恵
 武谷公雄 井澤勇貴 水瀬慧人 田中佑弥 大堀こういち 森田真和 

終演後、出演者6名によるアフタートーク。

唐版を観ていないので、何とも言えないが、唐らしい感じがした。
混沌。現実と妄想の線引きが不明瞭。左脳で考えてはいけない。右脳で感じる芝居。意識がぶっ飛ばないとついていけない感じ。50年前は若者がシンナーやって観てたのかもしれない。
スーパー歌舞伎、グリークス、唐と杉原の挑戦はとどまらない。
若村は無名塾出身の片鱗を見せる。舞台でしっかり演じ切る。
脇もしっかりした舞台役者で固める。
良くわからなかった、で終わる演劇がこの時代に受け容れられるか、時代を感じる。
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フィルハーモニア管弦楽団

2020-01-29 17:16:24 | 音楽 Classic
東京芸術劇場

サロネン/『ジェミニ』:「カストル」、「ポルックス」
マーラー/交響曲第9番 ニ長調

指揮:エサ=ペッカ・サロネン(首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー)
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団


サロネンの曲は30分くらいだった、2曲ということだったが、どっからどこまでかよくわからず。曲は打楽器を重要なパートとし金管、弦が支えるような力強いもので、現代音楽の難関さは余りなかったが

マーラーはかなり鳴らした。チェロが第一ヴァイオリンの向かいに。最終章では弦も柔らかさが増し、きれいにフェードアウトしていった。
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his

2020-01-29 17:12:07 | 映画
新宿武蔵野館

キャスト
井川迅:宮沢氷魚
日比野渚:藤原季節
日比野玲奈:松本若菜
吉村美里:松本穂香
日比野空:外村紗玖良
野田文子:中村久美
緒方:鈴木慶一
吉村房子:根岸季衣
水野弁護士:堀部圭亮
桜井弁護士:戸田恵子

スタッフ
監督:今泉力哉
脚本:アサダアツシ
音楽:渡邊崇
主題歌:Sano ibuki「マリアロード」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)

ドラマでやっていたのは知らなかった。

ゲイ映画みたいに言われているが、現代版クレーマークレーマーだと思う。
親権を争う両親の一方がゲイだったという設定。法廷シーンでは、ゲイの夫に女性弁護士が付き、女性に男性弁護士が付くという面白さも。突然の法廷での展開は虚をつかれ、ややリアリティに欠けるが、クレーマークレーマーを彷彿とさせる。判決とならないのは、現代を意識した作りての思いが滲み出ているのでは。女性のキャリアと苦労も垣間見える。
白川郷の美しい自然と地元の人々の温かさ、そうあって欲しいと思うが、現実には地方の排他性も聞く。
イケメン二人のキスシーンは腐女子ならずとも、ときめくであろう。
役者は自然に演じ、リアリティを感じさせる好演。
家族のあり方を問うた作品。
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「ベートーヴェン:チェロ・ソナタ」全曲演奏会【第1回】

2020-01-28 21:03:41 | 音楽 Classic
浜離宮朝日ホール

出演
宮田大(チェロ)、田村響(ピアノ

内容
ベートーヴェン:モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46
        チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 op.102-2
        チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 op.102-1
        チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.5-2

アンコール 
サンサーンス 白鳥

ベートーヴェンのチェロ・ソナタは、2時間では一回に収まらないし、2回に分けると時間が余り、プログラム的に難しい。今回も2回。

宮田の演奏はちょっと硬かった感じはするが、力強くしっかり。同級生の田村との息も合っていた。
アンコールでは、得意の白鳥をしっとりと聴かせてくれた。
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東京フィル 定期

2020-01-26 18:12:39 | 音楽 Classic
Bunkamura オーチャードホール 

指揮:アンドレア・バッティストーニ
ピアノ:阪田知樹*

曲目
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番*
ベルリオーズ/幻想交響曲

阪田は初めて聞いた。ケレンミなく、きっちりと弾く感じ。コンクール等で高い評価を受けているようだが、正直、どこがそれほど秀でているのかはよくわからなかった。
幻想は、ある程度のメリハリはあり、金管はしっかり、弦も揺らぎはなく、もう少しメローな味わいがあっても良かった。バッティストーニのエネルギー炸裂とまではいかなかったが、まあまあの出来だろう。
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