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Pretenderの備忘録

赤と黒 サムライ魂

2019-05-30 22:27:19 | 芝居・ミュージカル・バレエ
東京国際フォーラム C

後半20分の殺陣は、それなりに迫力がある。
80を超えた里見浩太郎は見事だ。京本政樹も安定した動き。
ジャニーズの若手2名に、その他の中堅役者陣が脇を固める。
ストーリーはあまり響かなかったが、殺陣がきちんと継承されていけばよいとおもう


監修・原案:佐藤幹夫  脚本・演出:モトイキ シゲキ  殺陣:渥美 博

里見浩太朗
京本政樹
越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)
福士申樹(MADE/ジャニーズJr.)
合田雅吏
堤下 敦(インパルス)
市川知宏
山崎裕太 
姜 暢雄 
大門伍朗 
藤井びん 
ジジ・ぶぅ 
まいど豊 
熊谷魁人 
佐藤銀平 
伊与勢我無 
重見成人 
小川敏明 
森 公平 
石黒洋平
加藤 照男 
今國 雅彦 
山名 孝幸 
森野 憲一 
嶋村 昇次 
西嶋 友哉 
櫻井紗季(東京パフォーマンスドール) 
脇春 
上原恵美
黒田こらん 
則松亜海 
不破万作 
小川菜摘
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海辺のカフカ

2019-05-24 22:59:12 | 芝居・ミュージカル・バレエ
赤坂ACTシアター

◆スタッフ
原作 村上春樹
脚本 フランク・ギャラティ
演出 蜷川幸雄

◆キャスト
佐伯 寺島しのぶ
大島 岡本健一
カフカ 古畑新之
カラス 柿澤勇人
さくら 木南晴夏
カーネル・サンダーズ 鳥山昌克
星野 高橋 努
ナカタ 木場勝己

2012年版は観ていない。田中裕子、柳楽優弥、長谷川博己というメンバーだった。
2014年版は観た。宮沢りえ、藤木直人だった。
田中裕子⇒宮沢りえ⇒寺島しのぶとなり、長谷川博己⇒藤木直人⇒岡本健一となった。柳楽優弥から引き継がれた古畑は続投。
透明のボックスを使った演出。長い作品の絡み合った糸を、ボックスを使って分かり易く切り分け整理するという役割もある。

寺島は抑えた演技で、内に秘められた強さや情愛を表現。
岡本はソフトに演じることで、女性を表現しようとはしている。やさしさは出ている。
古畑は、五年空けての再演とは思えない、少年らしいみずみずしさ、透明感を保っており、びっくりした。
脇は、初演からのメンバーがしっかり。
さくらの出番は少なかったが、木南は安定しているイメージで、鈴木杏の危ない感じが欲しかった。
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オフシアター歌舞伎 女殺油地獄

2019-05-23 22:13:22 | 歌舞伎
新宿FACE

近松門左衛門 作
赤堀雅秋 脚本・演出
女殺油地獄

河内屋与兵衛 中村 獅童
お吉/芸者小菊 中村 壱太郎
母おさわ 上村 吉弥
父徳兵衛 嵐 橘三郎
佐藤小兵衛 赤堀 雅秋
豊嶋屋七左衛門/白稲荷法印 荒川 良々

会場は、わかりにくい場所。格闘技をやったりするらしく、知っている人以外は、なかなか。
エレベーター三基あるが、帰りが、階段もわかりにくく。。。
舞台は正方形で、観客は四方から観る。客席の間の通路も使う。
かなり、歌舞伎の原作に忠実に作られている。
しかしながら、演出上の制約が多く、なかなかむつかしい面がある。
与兵衛の殺しの場面は、歌舞伎では油で滑りながらの大きなクライマックスだが、液体で滑るというのはやっていない。
最小限のセットで、暗転中に、大道具さんが道具の配置を変えるとか、暗いので苦労も多いと思う。
役者も暗がりでの移動は苦労があるだろう。
そういう、さまざまなハンディを乗り越えて、外部の役者、脚本の協力も得て、一つの試みを始めたという点は、大いに評価したい。
今後、どの作品をやるか、等々、課題はいろいろとあると思う。
本作品は孝夫さんが、磨いてきて、一世一代を含め何度か観た。当時の染五郎や愛之助、海老蔵も観た。この舞台を観た後、歌舞伎の本家を観ると、歌舞伎の本家の凄さも感じられるだろう。歌舞伎ファンのすそ野を拡げることにはなるはずだ。







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ハムレット

2019-05-22 23:46:31 | 芝居・ミュージカル・バレエ
シアターコクーン

演出 サイモン・ゴドウィン

ハムレット 岡田将生
オフィーリア 黒木華
レアーティーズ 青柳翔 
フォーティンブラス 村上虹郎
クローディアス 福井貴一
ポローニアス 山崎一
ガートルード 松雪泰子
ホレイシオ 竪山隼太

今までにこれほど躍動的で美しいハムレットがいただろうか?
藤原竜也のハムレットは、苦悩が勝って、躍動感までは。美しさでは岡田には及ばない。
内野のハムレットは、一つの悩める形として素晴らしかったが。
岡田の声は必ずしも舞台向けではないが、口跡はきちんとしている。
置き換えでないが現代的なハムレットを観た気がした。
オフィーリアの黒木、決して出番は多くないが、悲しみや狂気は十分表現されていた。

改めて、シェークスピアの凄さを感じた夜。

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團菊祭五月大歌舞伎 夜の部

2019-05-19 23:00:53 | 歌舞伎
歌舞伎座

改元を祝う舞い、厳粛に。
丑之助初舞台。初お目見えの際は、ぐずっていたが、成長ぶりに目を見張る。二人の祖父の孫を観る目の嬉しそうなこと。菊之助は弁慶にチャレンジ。
菊之助の一人での道成寺は歌舞伎座初。きっちりと。
御所五郎蔵、松也に彦三郎、どちらも口跡が良く、梅枝と合わせ、しっかり。

一、鶴寿千歳(かくじゅせんざい)
女御後に雌鶴 時蔵
大臣後に雄鶴 松緑
宮中の男 梅枝
同 歌昇
同 萬太郎
同 左近
   
村上元三 脚本
今井豊茂 補綴
二、絵本牛若丸(えほんうしわかまる)
七代目尾上丑之助初舞台
牛若丸 初舞台丑之助
弁慶 菊之助
お京 時蔵
鳴瀬 雀右衛門
山法師西蓮 松緑
山法師東念 海老蔵
道後三郎次 彦三郎
門脇市郎 坂東亀蔵
三條八平 松也
寝鳥京七 尾上右近
厳島五郎 権十郎
播磨右平次 秀調
淡路の局 萬次郎
渋谷金王丸 團蔵
金売り吉次 片岡亀蔵 ※坂東楽善休演につき、配役変更
蓮忍阿闍梨 左團次
鬼一法眼 吉右衛門
鬼次郎 菊五郎


三、京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)
道行より鐘入りまで

白拍子花子 菊之助
所化 権十郎
同 歌昇
同 尾上右近
同 米吉
同 廣松
同 男寅
同 鷹之資
同 玉太郎
同 左近

河竹黙阿弥 作
四、曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)
御所五郎蔵

御所五郎蔵 松也
傾城皐月 梅枝
傾城逢州 尾上右近
梶原平蔵 吉之丞
新貝荒蔵 廣松
秩父重介 男寅
二宮太郎次 菊市郎
花形屋吾助 橘太郎
甲屋与五郎 坂東亀蔵
星影土右衛門 彦三郎
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
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