JTアートホール室内楽シリーズ 1列8番
宮本文昭
豊竹英大夫 浄瑠璃
豊竹希大夫 浄瑠璃
鶴澤清友 三味線
竹澤団吾 三味線
吉田勘弥 人形
吉田清五郎 人形
桐竹紋臣 人形
松浦奈々 ヴァイオリン
直江智沙子 ヴァイオリン
鈴木康浩 ヴィオラ
大島亮 ヴィオラ
堀内詩織 チェロ
宮城健 チェロ
シェーンベルク 浄夜 Op.4
近松半二 絃楽手付 三宅一徳
「日高川入相花王」渡し場の段
近松半二
「日高川入相花王」渡し場の段
浄夜に、浄瑠璃で語りを入れる、うーん、なんとも不思議な空間。弦の連中が若手で、イマイチというのもあるかも。湿った感じがない。
安珍、清姫の日高川に、弦楽をつけ、人形なしで人形遣い三名が頭巾を被って動きのみ。弦楽は和の調べがベースで違和感はない。人形なしの人形遣いの動きは不思議な感じ。
最後に、オーソドックスに日高川、日本の伝統の凄さを改めて実感。結局、このコンサートの目的は、日本文化の凄さの再認識だったのではないかと思った次第。