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Pretenderの備忘録

沼尻竜典&トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ

2012-07-29 23:49:52 | 音楽 Classic
三鷹芸術文化センター 風のホール 1階M列19番

【出 演】 沼尻竜典(音楽監督・指揮、ピアノ独奏)
トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ(管弦楽)
【曲 目】 モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』序曲K.588
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調op.90

最初に沼尻さんが出てきて軽く解説。
ウェルナー・ヒンクのことと曲目選択について。
ここで、このような小さいホールと編成で、ブラームスの3番をやることについて、難しさと、ヒンクからのアドバイスがあったことを披露。

コジ・ファン・トゥッテ序曲は、重厚にまとめる。
ピアノ協奏曲は、ピアニストでない指揮者がチャレンジしてきたもの。昔井上道義がピアノ伴奏をしたことがあったが。綺麗に無難にまとめた。
最後にブラームス3番、これはやはり、弦がきんきん鳴ったり、全体的にあまり良い感じではなかった。小さなホールで小編成でも、メローな響きにすることもできないのかとも思うが、ヒンクを招いても難しいということだろう。

地域のオーケストラとして根付いているが、なんでもブラボーでは進歩はない。オケのメンバーはヒンクの薫陶を受けて良かったと思う。
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アイーダ

2012-07-27 22:31:03 | 音楽 Opera
新国立劇場 オペラパレス 2階3列15番



キャスト

【アイーダ】和慧(He Hui ヘー・ホイ)
【ラダメス】水口 聡
【アムネリス】清水 華澄
【アモナズロ】袁晨野(Yuan Chenye ユアン・チェンイェ)
【ランフィス】妻屋 秀和
【エジプト国王】田浩江(Tian Hao Jiang ティエン・ハオジャン)

【合 唱】新国立劇場合唱団・国家大劇院合唱団(NCPA Chorus)
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
【指揮】 広上淳一

日中友好40周年記念ということで、日中の合同制作。
ただ、コンサートの最初にあいさつがだらだらと20分も続くのはいただけない。
そんなものはプログラムに記載すれば済むだけだ。
そもそも、日中友好でなぜオペラか?なぜアイーダか?不思議だ。

コンサートもカットがあったが、それならカットを減らせばよい。

アイーダもラダメスもアムネリスもやや、強引に歌っていた感じがした。

そろそろ中国から凄い指揮者や歌手が出てきても良いころだろう。

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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

2012-07-25 23:32:16 | 映画
下高井戸シネマ レイトショー

これ、オフ・ブロードウェーで観ていない。
そのあと、日本で三上博史、山本耕司がやったけど、そもそも翻訳劇はあまり好きでないので行かなかった。

しっかりした楽曲、根底に流れる哲学的な思考とそれをモチーフにした詩、時代とアメリカやドイツがよく描かれていて、なんとも良い作品だと思う。テーマは思いが、音楽がそれを救ってくれている。舞台では、アメリカやドイツを描くのは難しかったのではないか、ここは映像の強みが出たなあと思う。これを舞台で日本人がやるのはきついだろうなあとも思う。

クレジットをみていたらサンダンスがアシストをしていて、レットフォーフドは良い仕事をしたなあと改めて思う。
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日本の面影

2012-07-25 23:21:15 | 芝居・ミュージカル・バレエ
俳優座劇場 14列17番

脚本 山田太一
演出 鵜山仁
出演 草刈正雄 紺野美沙子 長谷川稀世 金内喜久夫 瀬川菊之丞 磯辺勉 大西多摩恵 石橋徹郎

すぐれた映像脚本家に、すぐれた舞台演出家。役者は映像出身者が多いが、舞台経験も豊富。
山田太一らしい、ハーンの内面と日本の歴史を時代を追って描いた作品。
しみじみと良い作品だが、音響や時代背景の描写に舞台としての限界を感じてしまうところがあり、映像向きかなと思ったりもした。
千秋楽ということもあるが、満席だった。
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男の花道

2012-07-22 21:28:57 | 芝居・ミュージカル・バレエ
ルテアトル銀座 11列13番

■キャスト
中村福助 中村梅雀

尾上松也 風間俊介

一色采子 風花 舞 真由子
小林 功 尾上徳松 森本健介 春田純一 ほか

■スタッフほか
原案:小国英雄
脚本:齋藤雅文 
演出:マキノ雅彦
音楽:宇崎竜童

一つ前の列に、高橋克典と西岡徳馬がいた。来月の十三人の出演者であり、演出がやはり津川雅彦だからであろう。
後ろの方には、七之助がいた。普段の雰囲気も女形って感じになってきた。

あまり面白くなかった。映画とも落語とも違うわけで、一工夫欲しいところだ。
主題や見せ場というのが今一つだったように思う。

福助の見せ場もあまり。
梅雀という芸達者も上手く使えてない。
歌右衛門を福助が襲名する覚悟が見えたとは思えない。
来月の桜姫、九月の道成寺に期待する。
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