徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

イヌザクラの巨木

2012-09-25 23:31:28 | Weblog
 赤沼田の天保林は江戸時代に植えた高齢級のヒノキ人工林として知られています。
 その一角に、イヌザクラの巨木があります。
 今まで意識して見ていなかったですが天保林の中にあるイヌザクラの太さって尋常じゃない!
 これは、ひょっとして国内のイヌザクラの太さランキングがあれば、かなり上位にくるのでは?
 イヌザクラがこれだけ大きくしたのは飛騨地方ではイヌザクラとウワミズザクラのことをホエビソとかホエブトと言って木材利用をされてきた歴史があるので、イヌザクラも有用樹種として管理してきたのだろうな~と思います。
 巨木だけの価値観で天保林を見たら、写真のイヌザクラが一番貴重ということになります。
 あと、残念なのは雨降りだったので折角のイヌザクラの巨木の写真を上手く撮ることができませんでした・・・(管理人)


                   



にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 山・高原へにほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ ハイキングへにほんブログ村

にほんブログ村のいろいろなランキングに登録してみました。
みんなでクリック!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤沼田天保林の中のカツラ

2012-09-25 23:12:54 | Weblog
 樹高37m、胸高直径137㎝、幹周り460㎝のカツラ。
 巨木の定義が幹周り3m以上とされることが多いので列記とした巨木です。
 しかし、カツラは、とても太くなり幹周りが10mを越えるものもざらです。
 私の時折、訪れる天生には、今回紹介するカツラより太いものは沢山あるし、先日、徒然写真帳で紹介した飛騨市宮川町の岐阜県で最も太いと言われているカツラは16.6mですので確かに太いですが驚くようなことはありません。
 じゃあ載せなきゃいいじゃないか!と言われそうですが、私が注目したのは太さではなく、どうして、ヒノキやサワラ、スギを育てることを目的として植林したところで、これだけ大きくなったの?ということ。
 あと、どれだけの早さで、これだけの太さになったの?という2点です。
 植える時に既にあったのかな?沢沿いでヒノキがうまく育たなかったから自然に生えてきたカツラを大きくしたの?
 色々と疑問を感じてみていました。
 あくまでも私の主観でしか無いですが、他所でみるカツラの巨木と比較すると若々しく感じますので植えた木がうまく育たなかったので天然更新したカツラを育てのだろうと思います。
 そう考えると、177年もしないうちに幹周りが460㎝になったということになります。
 それが事実なら随分速く太くなるんだな~と思います。
 これから先、このカツラはどれだけ太くなるんだ!と気になります。
 江戸時代からの古い人工林では無理して一斉林とせず上手く育たなかったところでは利用価値のある樹木が天然更新したものを育てていたのだと思います。
 こういった柔軟な考え方で針広混交林としていく管理方法は山を熟知していないとできなく昔の人の森づくりの技術の高さを実感させてくれます。
 ちなみにカツラの他にケヤキも更新させているようでしたので天保の大ヒノキだけに感心を持つのでは無く森全体をみて散策したほうが天保林は面白いな!とカツラを見て思ったのでした。


                     



                     

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 山・高原へにほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ ハイキングへにほんブログ村

にほんブログ村のいろいろなランキングに登録してみました。
みんなでクリック!!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする