オーバーユース

　天生湿原と天生の森を散策中というか案内している途中に湿原の脇に一方通行の看板を見かけました。
　こんな看板つけたんだ！大勢の人が訪れるようになったからいたしかたないかと思いながら写真を撮りました。
　確かに以前と比較して数多くの人が天生を訪れるようになっています。
　今日もウンザリするぐらいの人が来ていました...
　下山してから「今日は人が多いですね。何人きています？」と聞いたら「600人を越えているよ。今まで最高の人出」
　正直いって驚きました。
　雪解け直後と雨のと大勢の人が訪れているため登山道は田んぼのようになっています。ぬかるみを嫌がって脇を歩く人が目に付きます。
　この状態が続くと道が広がっていくな～。人気のある山の登山道がドンドン広がっていってしまう状況が天生でもおきるのかと思いながら山歩きをしていました。
　こりゃオーバーユースだなと正直思うのと同時に適正の入山数に何人？とも思いました。
　改めて冷静に考えるとオーバーユースかどうかは関わっている人達が考え基準をつくらないとオーバーユースとなる人数は決められない。
　というわけでオーバーユースと考えたのはあくまでも私の主観なんです。
　何だか理屈っぽくなってしまいましたがオーバーユースと口にするのは簡単ですが基準がないとありえないんですね。
　あと、今日はぬかるみ対策として固化剤をいれるとか、チップをいれたらどうだろう？なんて会話を下山後しました。
　固化剤は下手するとpHが変わるので外来種が増えない？チップを入れるとナラタケ病が発生するかも？なんて答え可能なら現地調達で何かを考えたらと身勝手なことを言って帰ってきました。
　どうやったらいいだろう？なんて帰宅してからも考えてしまっています。
　こうしたらいいだろう！とはっきりと意見が言えない私がいるのでした。
　色々と考えさせられた一日でした。（管理人）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



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