あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

雨~雪~初夏~大風

2025-03-26 00:05:15 | いろいろ

雨の栗林公園散策はついてなかったですが、まとまった雨はうれしくもありました。この雨で眠っていた草木が芽吹くかもしれません。

栗林公園の柳

 



マメツゲ


新芽がまるで花のよう

 

掬月亭でヒサカキの花のにおいがしました。まさかまだ咲いてないじゃろ、と話していたのですが

ウォーキングしていて見つけました。しっかり咲いていましたよ。

 





 
雨でわたしが待ち望んでいるのは、初冬に掘り起こしてしまった木々の芽生え。しかし、

ロウバイ ✕

いや
 
!! ありました。
 




 

サラサウツギ ✕

 
 


ウツギって本当に中が空洞なんですね。

 

 ニオイバンマツリ ✕ 

 


 

コデマリ

有った! 葉っぱが小さすぎてピントが合いません。

 



 

それからウマノスズクサに小さな芽が。

 

5株ほど移植したのですが出たのは一株です。

芽の出ない木々はもう枯れてしまったのかも。それとも気温が低すぎる? あきらめずに待つつもりです。

雨の次の日急激に気温が下がって

その次の日には

桜三里の雪景色

 





 人工林に降った雪は規則的な模様を作り出していました。

春の雪はあっという間に解けてしまいましたが、そのあとにやってきたのは初夏を思わせるぽかぽか陽気

23日、市内のイベントに行ったのですがあまりにも暑くて・・・ジャケットどころか半袖でよかったね、という日でした。しっかりと日差しも照り付けて、日焼け止めを塗ってこなかったことを後悔しました。

最近どこにでもつくしが生えています。



 
 わらびが出ました。そして鶯の初鳴きを聞きました。
 


 その日(23日)の夕方、今治市の長沢で山林火災が起こりました。山林とはいうものの、ちょうど山際を国道やJRの線路、高速道路が並んで走っているあたりです。道の路側帯付近まで草が焼けてしまった写真が送られてきました。国道も高速道路も通行止め、JRも運転見合わせ、停電、断水・・・そして今日は住宅も何軒か焼けたそうです。駅のホーム付近が燃え出して消火している様子がテレビに映し出されました。

 次の日も強風が吹き、延焼は続きました。最初に火が出た長沢という地域の反対側は笠松山。大分前に火事ではげ山になりました。植林した木がようやく地面を覆い出したところですが、こちらへも火が回ったらしいです。もっと前には笠松山の向かい、周越農道に接する山が燃えたことがあり、鎮火したあと、消防士さんが泥のように眠りこけたと、奥さんから聞いたことがあります。なぜかこのあたり山火事が多いのです。

  24日昼過ぎ



 24日夕方

 赤い炎が見えています。

 

 
 25日 今日も強風が吹いていました。 今治ー西条間の道路は国道196号線と周越農道の2本しかありません。そのうちの国道が通行止めになったため周越農道は大変な渋滞だそうです。近隣に住む義姉は避難所に炊き出しに行き、民生児童委員をしている友人は高齢者の多い山中の住宅地の様子を見に行ったそうです。キュウリ封じで有名な世田薬師の住職さんは山中の奥の院に安置する仏様を避難させたそうです。付近の水道の水がでなくなりました。
 対岸の火事とはよく言ったものです。他県の火事はやはり他人事でした。山火事で木が焼けたばかりではなくこんなにも暮らしに影響するのだと、身近に起きて初めて気づきました。まだ収束のめどは立たず、今はみんなが雨を待ち望んでいます。
 
 
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雨の栗林公園

2025-03-22 01:34:03 | お出かけ
  香川県高松市にある栗林公園。
 商工奨励館の軒先で、車を置いて来るはずの弟を待っています。
 
 
 日曜日、義妹にお祝い事があって会場が栗林公園だったのです。あいにくの雨。天気予報では午後からはやむ予定でした。なので雨の間どこか屋根のある場所で過ごし、午後からみんなで散策すればいいやと思っていたのですが・・・・
 
 朝からのドタバタでとんだ珍道中の末、雨の栗林公園散策となってしまいました。(ドタバタについては省略。情けない失態で思い出したくない)
 観光客はほとんどおらず、いても聞こえるのは外国語。そりゃあ、こんな日に歩いているのは、雨でも予定を変えられない旅行者ばかりでしょうよ。
 
 園内、松ばかりです。

 
 商工奨励館の建物。一枚目の写真の木はこんなに大きいです。

 
 最初はこの土地の豪族の庭園だったというこの庭、のちに整備されて高松藩の大名庭園になります。紫雲山を借景とした緑あふれる庭園です。

 
 ぐるっと池があってこの池を和船にのってめぐることもできるのですが、あいにくこの日は運航していませんでした。お天気ならば船に乗って時間をつぶすのもいいかなあ、なんて思っていたのです。前々から乗ってみたかったので残念。いろいろついてない日でした。

 
 栗林公園の木の多くは松です。ガイドブックによると松は約1400本。そのうち1000本は300年間庭師が手入れした松だそうです。どおりで、盆栽のような枝ぶりが見事でした。 随所に特徴のある美しい松があったようなのですが・・・雨の中でじっくりと景色を味わう余裕がありません。
  
 
 たくさんの松の中に梅園とか蓮池とかが配置されており、カエデ類が点在しています。秋に行ったとき、緑の中の紅葉が鮮やかできれいだったことを覚えています。

 
 池には鯉。

 
 ほとんどが紅白でした。 誰かが餌をあげていてそこにひしめいていました。

 
  実は散策が目的ではなく、時間をつぶすためにお茶でもしようと抹茶をいただける建物を探していたのですがー
 
  
 
 これは1700年ころに建てられたお茶室でもちろんお茶はいただけません。

 旧というからには新もあるはずと矢印に従って行ってみたら改装工事中で
 
 皐月亭は座るところがなく
 
 結局、庭園を3分の2ほど周遊して島に渡り掬月亭に着きました。
 
 通された椅子席の正面からお庭が見えました。
 
 
 額縁に収めたような美しい景色。
 
 
 それにしても寒い。障子戸は開けっ放しです。
 お運びの女性に、いつもこうなんですか?と聞いたら、そうです。との返事。真冬は寒いでしょう? はい。と正直な答えが返ってきました。 平安時代は御簾だけだったんよねえ。どれだけ寒かったんだろう。
 お茶をいただいて出ようとしたら、奥も見学できますということだったので建物の奥にいきました。そこは広々とした座敷で、先ほどの中国の団体さんが大勢座っていました。座敷の前にはすがすがしく掃き清められたお庭があって飛び石が向こうまで続いていました。
 
 
 根上の五葉松ってこれのこと?



 つくばいは方々にありましたがここのは特に手が込んでいるように思いました。

 
 広い座敷を曲がるとまた二間続きの部屋。 脇息が置いてあるところをみるとそこがお殿様の座る場所だったのでしょうか。
 



 この建物は三方を庭に囲まれていました。先端から見ると

 
 ちょうどガイドさんが説明していたので一緒に聞かせてもらいました。
 この建物は船の舳先をイメージしているそうで、手すりが斜めにつけられています。ここから上ってくる月を眺めたのだそうです。



 部屋の反対側の廊下を通って奥へ行くと、そこかしこに小さな松の苗が生えているのに気が付きました。きれいに手入れされているのになぜ残すのだろう?いずれ邪魔になるんじゃないか。
 
 幹の曲がり具合がいかにも盆栽的。

 
 そして行き着いたところは小さな茶室で、先ほどの飛び石が躙り口まで通じていたのでした。
 
  
 
 橋を渡って島から出て



 
 商工奨励館に帰ってきました。 結局一周した。

 建物の中で一休み
 
 伝統工芸の実演が行われていました。
 
 一刀彫。金毘羅さんが発祥だそうです。
 






 
 
 讃岐漆芸
 


 
 
 ここで義妹と合流して車を停めた北門に向かいました。
 
 芙蓉(蓮のこと)池。

 
 待って待って これは?

 
 トリミングなしです。至近距離にいるのに逃げませんでした。


 
 ハートの石かと思ったら
 
 
 ゴリラの顔みたいな石でした。

 
 最後にもう一度池を見て



 うどんを食べに行きました。
 公園周辺にはうどん屋さんがいっぱいありましたが・・・
 定休日
 本日終了
 駐車場無し
 なかなか食べられる店がなく、最後にたどり着いたお店は何というお店だったかも忘れるくらいどうでもよくなってきました。香川のうどん屋はどこのどこのでもおいしいのです。こんなことなら園内で食べたんでよかったんじゃない?
 
 帰りにゆめタウンによってコーヒーでも飲もうということになって人気のショッピングモールに寄ったのですが駐車場を3回も回って空きがなく、あきらめて帰りました。
 
 う~ん、やっぱりついてなかったかな。車の中でたっぷりおしゃべりして楽しくはあったのですけど。
 
 
 
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早咲きの桜は駆け足で

2025-03-15 22:58:32 | 植物
 3月12日
 桜三里の入り口にある桜はまだつぼみばかりで写真にもとらなかったのです。
 
 そこから少し走って信号待ちをしていると、向こうにピンクの塊が見えました。ここには桜が数本植えてあるのですが、個人のお家のようなので詳しく見ることができません。まだつぼみが多いようでした。
 
 


 そうか、そろそろ早咲きの桜が咲き始めるころでしたね。 今年は高知県の雪割桜を見に行こうと計画していたのですが、開花が遅れているようで、予定していた日にはほどんど咲いてなかったのです。ああ、今週末だったら見ごろだったのになあ、三月の土、日はすべて予定で埋まっており、とうとう行くことができませんでした。
 雪割桜はツバキカンザクラという種類の桜だそうです。
 なのでいつものツバキカンザクラを見て来ようと、市内の工場にあるツバキカンザクラを見に行きました。
 
 3月13日
 塀からあふれるように咲いていました。
 
 
 この時期、工場は敷地を解放してくれています。
 この大木を見ると懐かしい。 トラオとウマオがまだ小さいとき、アイスをおごるからと連れてきたら、花を見ずこの木の下に座り込んでアイスをなめていたっけ。トラオと父とで来たこともあります。元気いっぱい父のもとに駆け寄るトラオ。父のひ孫の中でトラオは一番交流を深めた孫でした。

 
 ヒヨドリが数羽飛び交っていました。



 
 
 
 華やかですね。 

 
 手前の白い花はサクランボのようです。

 
 雄蕊がたくましい。 

 
 まだまだ咲いているサザンカ。

 
 別の一角には河津桜もありますが、こちらは少しだけ咲くのが早いのです。椿寒桜よりすっきりとした印象です。どちらも好き。



 
 その中にこんな枝を付けた木があったのですが、これは何かしら。つぼみのようでもあり、葉っぱのようでもあり、この木だけにあるのも不思議でした。
 
 



 帰りに川の土手に咲いていた桜を、車から降りて見てみました。散歩中の人が立ち止まって見ていたので、ここに桜があったことに気が付いたのです。

 
 これがなんという桜なのかさっぱりわかりません。河津桜よりは色が薄いように思えるし・・・  



 
 サクラってある時期が来るまで全然気が付かないのに、木が大きくなって花がたくさん咲いてはじめてそこにあったことに気が付くことがありますね。
 
 我が家のサクランボも花が咲いています。






 
 そこから少し離れたところに小さな芽が出て、バラかしらと思っていたらなんとサクラでした。親木から根っこが伸びてきたのだと思いますが
 
 


 
 これはちょっと困る。 家のすぐ傍ですから。
 
 3月14日
 桜三里入り口のサクラ
 
 
 2日前はつぼみばかりだったのに、はや5分咲きくらいになっていてびっくりしました。 相変わらず、大きな看板が邪魔。



 
 これも河津桜なのでしょうか。少し山際にあるとはいえ、工場の河津桜と比べると咲くのが遅いので、どうなのかなあと思っています。

 
 そして2日前に見た交差点の向こうのサクラは





 最初の写真 ↓ と比べてみると
 
 
 大分花が開いていました。たった2日で。
 春を呼ぶ椿祭りが早かった今年ですが、春は立ち止まり足踏みしてなかなかやってきませんでしたが、やっとここに来て一気に駆け足になったようです。
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いよいよ春かな?

2025-03-11 00:35:06 | 植物
  家の周りを歩いていて、地面に小さな小さなブルーを見つけました。 これは?
 
 
 花畑でもないのにムスカリ。 半ば野生化しています。

 
 そしてピンクのは?

 
 これ、多分オキザリスの仲間です。お天気の良かった今日もう一度見てみたら開いていました。
 
 
 それから

 クロッカスです。



 これもいつだったかわからないほど前植えたのに今年も咲いてくれました。
 
 畑には、金色に輝く花

 
 リュウキンカですね。



 春の花を見るとようやく春が始まった気がします。
 
 運動公園では紅梅に遅れて白梅が満開になっていました。そして懐かしい人に会いました。こちらはご夫妻でウォーキング。暖かくなったのでまた歩き出したんだとか。ほんの少し立ち止まって近況報告をしました。足取りが軽くなりました。
 
 
 勝手に菜の花 & ホトケノザ



 でも、去年の今頃はアマナが咲いてつくしも出ていたのです。
 今年、アマナは?
 
 これですかね? つぼみの「つ」も見えません。
 
 
 つくしみっけ。

 
 シロバナタンポポが咲いていました。



 
 ヒメオドリコソウ。 今までうちの周辺では見たことないのですが、ついにここまで進出してきたか。



 
 おまけ
 うちの愛犬はなこの変顔
 


 この子が、寒波が押し寄せてきた2月の間犬小屋に入らなくてわたしも困り果てたのですが、ようやく犬小屋に入るようになりました。もう~ あったかくなってから入っても遅いのよ。
 
 というのはー
 はなこは来た時からずっとポチのおさがりの小屋で暮らしていました。 娘の家を建ててくれた大工さんが、ポチとそうちょうと2匹の犬のために木で作ってくれたしっかりした小屋です。多分プラスチックよりは暖かいとは思います。昼間でも外になんか寝ないほどお気に入りだったのですが、2月のあの寒さ。最低気温が例年になく低くて心配だったわたしは小屋の屋根にカーペットを掛け、敷物の下にはカイロを2個入れて保温していましたがそれでも心配で、分厚いスタイロフォーム(住宅用断熱材)を床と3方向の壁に入れてやりました。ぴったりと壁に沿うように鋸で切って何度も調整して・・・苦労したのですよ。 その作業を見ていたはなこは小屋に入らなくなりました。無理に入れようとすると牙をむいて怒り、以来、あれほど嫌がっていた土の上に寝るようになりました。
 仕方なくせっかくの断熱材を除けて元の小屋に戻しましたがそれでも入りません。雪が降っていても入りません。新しい敷物を入れてその上に私のカーディガン(ウール100パーセントよ)を敷いてやったらカーディガンを小屋の外に引っ張り出してその上に寝るようになったのです。洋服を着せようかとも思いましたが、とにかく普段と違ったことは大嫌いなはなこ。せっかく買っても無駄にしたグッズはいくつもあります。だから洋服を買う前に、体をフリースでくるんでみたらとても嫌がりましたので、洋服を着せるのはやめました。
 そこで私のとった苦肉の策。 はなこの好きな半生のドッグフードをパラパラと小屋の奥に投げて、はなこが頭を突っ込まなければ食べられないようにしました。毎日夕方それをすること1週間、初めは恐る恐る前足だけ突っ込んでいましたがやがてすっかり入り込んで食べるようになり、ついに夜もその中で寝るようになりました。
 やれやれ、極端に憶病なのも困ったものです。
  
 
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もったいないレモン

2025-03-08 00:13:58 | 野菜・果物・料理など
 人が住んでいるのか空き家なのか、その家の庭だか畑だかにたった1本大きな木があって
 
 
 よく見ると鈴なりになっているのはレモンでした。

 
 まだ寒波が来る前のことです。レモンは寒さに弱い果物です。あの寒さでためになったんじゃないかしら。もったいない。というかあの時期まで収穫されなかったということはあの家も主がいなかったのかもしれません。 それにあの木の大きさ。収穫するための果樹はだいたい手の届く高さに剪定してしまうものですが、梯子をかけても届きそうもないほど大きい木ということは? かなり長い間世話もせず放置していたのではないでしょうか。
 
 もう一つ
 
 巨大レモン こういう品種だそうです。

 
 小さいのは我が家で採れたレモン。
 切ってみるとこんな感じ



 せっかくだからレモン汁を絞ってみることにします。どのくらいの量が採れるんでしょうか。興味津々です。でもどうやって絞る?
 実は我が家のレモンもいっぱいあって去年のうちに収穫していました。でも、アブラムシに食われて傷だらけでどうにかしようという気になれなくて放っていたのです。でも、折角大きいレモンを手に入れたので一緒に果汁を採ろうかと思い立ちました。
 
 まずは絞った果汁を入れるための瓶を煮沸消毒しましたが、
 


 いざ絞ろうと思って見てみたら
 




 
 あまりも見かけが汚いうえに半分近く腐っていました。 せっかく採ったのに、これこそもったいない。レモンも時間も。
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