あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

秋のきのこ

2024-11-20 13:29:00 | きのこ
 ケイタが学校で要るというので秋のものを拾いに行きました。モミジバフウの葉、イチョウの葉、ドングリ、枯れ枝・・・木の階段を上っていると
 
 うおっ! 鳥の卵かと思った
 
 先先行っていたケイタが叫びました。そこにあったのは

 ほんとだ。鳥の卵みたいだねえ。 よくネットで形は似ているけれど外側が真っ赤なきのこ(タマゴタケ)を見たことがありますが、同じ仲間なんでしょうか。
 さらに行くと
 きれいなピンクのキノコ
 
 さらに、これぞ典型的な形のキノコ ザ・キノコ
 
 
 
 よく見ると地面近くにさっきの卵の殻のようなものが。まさかさっきのキノコがこうなったなんてことはないですよね。
 
 子どもってキノコを見つけるの上手だと思います。 でもこれはキノコだとわからなかったみたい。

 
 ホコリタケでしょうか。
 
 最初のキノコがその後どうなったか知りたくて2日後また行ってみました。すると
 
 
 真っ白のつやゆやの部分がなくなってふつうのキノコっぽくなっていました。
 
 

 さらに1週間後
 多分ここにあったはず、と思った場所には、鳥の卵とは似ても似つかぬ姿のキノコがこわれていました。通り道なのでだれかに蹴飛ばされたみたい。





 ひっくり返して傘の模様も見てみたらよかった。なんとなく上のザ・キノコに似ていました。
 それからこれなんかも近くで見つけました。
 

 
 
 
 それから、ちょっと真ん中がへっこんでいるから、これはまた別の種類かもしれません。

 
 
 成就社で見つけたつやつやの小さなキノコ。栗饅頭みたい。
 
 
 実家の木の下で
 
 
 切り倒した幹に生えていたのは白いサルノコシカケみたいなキノコ。遠目に花のように見えました。
 
 キノコは梅雨時、と勝手に思っていたけど秋もけっこうあるんですよね。なんたって松茸が出るのですから。
 
 我が家のキノコは秋にも出るのかなと思って見に行きました。
 夏ほどではないですがキツネノタイマツが出ていました。
 
 キクラゲは? モクレンの切り株2本にあったので期待して探しましたが2本ともありませんでした。そして1本の株には
 
 
 黒いキノコがびっしり。
 このキノコ、夏には下の方にありました。そして上の方には黒いキクラゲのようなものが生えていたのです。
 キクラゲには毒がありませんがよく似たクロハナビラタケというのがあって、それは毒があるそうです。夏、キクラゲを採って食べましたが、念のため黒い方は食べていません。あれはどちらだったんでしょう。ただクロハナビラタケは冬に現れるというので、本物のきくらげだったのかも。もし今から出てくるようであればクロハナビラタケと思っていいのではないかと思います。今のところ雨の後も姿は見えません。
 
 毒と言えばこの秋何件かのキノコ中毒事件が報道されました。それも採ったキノコを料理屋に持ち込んで多人数が中毒症状になったとか、親戚一同で食べてみんなが中毒になったとか、信じられないんですけど。
 食べたキノコの一つがオオシロカラカサタケだったそうですが、これって夏も秋も出てくるんですねえ。
 石手川緑地に生えていたオオシロカラカサタケ。こんなところにまでーとびっくりしました。しかも広範囲だったのです。
 ゴミが落ちてるみたいでした。



 形態も様々で
  一番いい時?


 少し時間がたつたもの。かなり干からびています。

 
 もう終盤


  
 
 それと、ツキヨタケと間違えたというのもありました。ツキヨタケって私には山奥にあるというイメージ。瓶が森林道の道から見える森の中にあったのですが、人が分け入れることのできる山にもあったのか、とそれにもびっくりしました。 
 
 
 ともあれ、正体のはっきりしないキノコはわたしは食べません。

 一年に一度は食べたいキノコ
 スーパーでカナダ産の白松茸を見つけて買って来ました。いっしょにトルコ産も売られていてびっくりしました。匂いはどうなのかなあ、こちらを買ってみればよかったかな?
 
 
 カナダ産も流石に匂いは余りしません。今日はこれを嵩ましまつたけごはん(まつたけ入り入りキノコご飯ともいう)にするつもりです。我が家の定番です。
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果物の旬て? マンゴー ポポー パイナップル

2024-11-16 11:32:24 | 野菜・果物・料理など

 11月ももう半ば、マンゴーがたった一つ枝にぶら下がって頑張っています。他の実はとっくに落ちてしまったというのに。

 



  

 7月終わりトマトに大量のカメムシが発生して、はたと気づきました。マンゴーが危ない! 早めにネットをかけよう。

 その後、そろそろかなと見に行った時には

 遅かった。すでにこんなにもたくさんネットに落ちていたのです。9月9日

 小さいのは干からび、大きいのは腐り,左のはカメムシに吸われた跡がありました。

 それから5日後

 まだ青い実がネットに落ちました。

 なぜこんな腐り方をする? 酷暑の夏、ハウスの温度が高すぎたのかもしれません。

 それからはぽつりぽつりとネットに落ち始めました。が、まとまって熟れることはなく、方々に配るために冷蔵庫に入れておいたのを娘にあげたら

「味がない」との報告。

 ええ~

 それから弟や甥っ子にも問い合わせまして、そちらは

 「去年よりは甘くなかったけど、おいしかったよ。」

 弟宅で梨と物々交換。梨のほうがずっと大きい。

 わたしはうんと小さいのとかちょっと痛んでいるのとかばかり食べていたのですが、それは十分甘かったのです。

 そのうちマンゴーはあまり赤くならないのにネットに落ちてくるようになりました。追熟のために(本来、うちでは追熟をしたことがない)ハウスにおいてから取り込むようになりました。

 10月も半ばすぎると全体にオレンジになるものの、リンゴのように赤くなることはなく、食べても? いまいち物足りない味だなあ、という風になってしまいました。11月初めにとれたのはシロップ漬けにしてしまいました。

 そもそも今年のマンゴーは花の咲き方からしていつもと違いました。私の記憶では、花の咲くのは冬から春ーだったと思うのに今年は6月近くになって咲きました。実はあきらめていたのです。それがちゃんと実がなったのはいいけれど、花から熟れるまでの期間が短かかったと思います。それに去年までは一気に熟れて、冷蔵庫で保管なんてことは一度もなかった。あれはいつ頃だったんだろう? 多分お彼岸ごろです。

 それからポポーですが、

 お盆のころ草を刈るために行ったのに早くも地面に落ちていて、それから大慌てでネットをかけました。泥縄式に通り道だけ草を刈りました。マンゴーと同じようにぐずぐずと熟れ続け10月初めまで残っていました。ちなみに去年の日記では、9月20日に収穫終わりでした。要するに熟れるのは早く、終わるのは2週間遅かったということです。

 今シーズン終わりかけにネットに落ちたポポー

 ほぼ完ぺきな姿で落ちていました。

 が~

 青いままで落ちること自体がおかしい。せっかくなので常温で追熟してみましたが(これも例年は追熟しない)、柔らかくなるまでに3,4日かかった上に甘くなかったのです。

 うちのポポーがおいしくなくなったころ、産直市で写真のように青いポポーを売っているのをみました。それも何パックもあったので、そこの農家では9月終わりがピークだったのでしょう。でもあの青さで、お味は? 他人事ながら気になりました。

 マンゴーとポポー、二つの果物の熟れ方で気づいたこと

 気温が下がってからはなかなか熟さない、そして見かけが良くてもおいしくない(きっぱり)追熟しても完全にはおいしくならない。いつまでも木に残っている実はあきらめた方がよさそうです。まだ木にはたくさん残っていたのですがどうも晩生種らしく実も大きくならないので落ちる前に採りました。案の定柔らかくなるまで室温に置いても9月初めころの「糖尿病が悪化しそう」なほどには甘くなりませんでした。

 パイナップルに至っては、いつが旬なのかさっぱりわかりません。そこで去年までの記事を読み返してみたら、だいたい10月か11月ころみたいです。今年はつい先日食べごろになりました。弟が来た時にとってきて数切れふるまいました。小さかったのでね。

 前回述べた柿の太天と同じくらい(笑)

 これはもうシロップ漬けの缶詰と同じくらい甘いのです。ベストタイミングでした。

 さて、今年はキーウィも2週間ばかり収穫が早かったそうです。逆に、温州ミカンは色づきが遅れているそうです。秋の温度が高いから。東京での初セリに出荷できたのは例年の半分以下?(詳しい数字は忘れました)だったとか。

 いずれにせよ、今年の酷暑からの秋の気温の高さにどの果物も影響されているということでしょうか。やはりメリハリの利いた気候でないと本当においしい果物は食べられない、と心配になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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実りの秋ー柿、みかん、キーウイ

2024-11-11 09:04:48 | 野菜・果物・料理など
 実りの秋、柿やミカンのおいしい季節になりました。
 
    
 写真の籠は先日オーダーして作ってもらったもの。冷蔵庫に入れないほうがいい野菜や果物を手近においておくために、PPバンドで作ってもらいました。風通しがよく、丸洗いもできて、浅型で、と考えたら、こうなりました。色柄をお任せしていたら、とてもかわいいのができ上ってきました。下の汚れには目をつぶってください。ステンレスなのになぜか錆が出やすくて・・・
 
 さて、今ここに入れてあるのは、柿、みかん、クルミ(地元産)ショウガ、サツマイモ、玉ねぎですが、他にも里芋、追熟前のマンゴーやキーウィ、バナナもこの籠に入れます。今までは、ガラスの大皿に入れていましたが、長方形にしたので空間もスッキリ。
 
 ミカンは10月の末、今治の産直市で買ってきたものです。青々とした早生みかんは9月終わりころから出回っていましたが、わたしは酸っぱいミカンは苦手で手を出しませんでした。1か月以上たってやっと買ったというわけです。
 今治の産直市は島みかんが多く瀬戸内の穏やかな気候の中で育ったみかんはとてもおいしいのです。ミカンに限って言えば、島みかん。もちろん南予のミカンもおいしいです。甘くて酸味が少ない。でもこちらの酸っぱめのミカンに慣れている私は酸味と甘みのバランスがとれた島みかんのほうが好みです。ちなみに西条産のみかんは酸味が強くその分日持ちするので、春ごろまで腐りません。そのころには酸味が和らぎ、濃厚なおいしいみかんになります。なので春になると地元のみかんを買います。
 初みかん。
 皮をむいたとたんぱっと広がる懐かしいかおり。まるで長い間あってなかった友人にばったり出会ったような、そんな気持ちになりました。ああ、またミカンの季節がやってきたんだなあと。そして予想以上においしかったです。
 
 そして柿
 上の写真の柿は、昔ながらの富有柿より大きい大秋(甘柿)です。でもこれは小さいほう。というのも市場には出回らない規格外品だから。道端の無人販売所で買ってきました。3個入りが200円。
 柿なんて、買って食べるものではなかったですけどね。どこの家にも富有柿と渋柿の2本くらいは植わっており、それこそ一度に何個も食べたものです。だから3個くらい、一人でペロリなんです。 富有柿でいいから毎日三個くらい食べたいものだけど・・・
 でもうちの富有柿は枯れてしまったし、柿農家でも今年は大変な不作だったと聞きました。夏のあまりにも強い日差しでやけどをし、カメムシにやられ、知り合いの畑では例年の三分の一しか採れなかったそうです。
 いや~ ひどいです。
 
 
  それに、果物は年々高級化して、柿も新しい品種に代わって行っているし、もっと大きな柿もあります。比較のためにいろいろ並べてみました。
 
 
 玉ねぎはやや大きめ、みかんは小ぶり、キーウィは、レッドキーウイなのでかなり小さめ、ヘイワードと呼ばれる緑種の半分くらいしかありません。それに比べてこの柿の大きさは!
 これは「太天」という最近出回り始めた渋柿です。傷物なので焼酎抜きはできません。こんなに丸いと干し柿にもできない。多分売れないのは捨てるしかないのでしょうがもったいない。私はこんな風にしてみました。
 
 
 
 薄くスライスして、干します。4,5日すると外が乾いて手にくっつかなくなり、中の渋が抜けてグミのような食感になるのです。もうできたかな? まだ渋いなあ、なんてつまんでいくうちに無くなってしまいます。
 
 
 おいしい果物の味は知ってる、でも、高級品をちょっとだけ食べるのではなく、ご飯代わりになるほどいっぱい食べたいーそんな矛盾した願望を持っている私は、どうするか。見栄えは悪くても味と値段重視で。産直市にもいわゆるB品は売られていますが、道端の無人販売などで手に入るのはとてもうれしい。
 
 このレッドキーウイはイベントで買ってきました。大きさはバラバラ。小さいのは一口で食べられるくらい。でも、レッドキーウイはおいしいのです。
 
 
 知らない人は多分見かけの悪さで手を出さないと思いますね。
 追熟のためにリンゴを買ってきました。
 
 


 普段あまりりんごは買いません。決して嫌いなわけではないのですが、この地の気候に合ったみかんなどの果物のほうが私には向いている気がするだけで。
 見せに並んでいるので当然のことですが、傷も何もないきれいなりんごでした。お値段178円。柿より安い。りんご農家さん、これで採算採れるんでしょうか? このお値段では?と味は期待していませんでした。なのに!?
 とってもおいしい。
酸味もあって甘みが強くて濃厚な味でした。また買います。

 
 
 
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イモムシゴロゴロ

2024-11-05 22:22:14 | 生き物
 今日の新聞で「地球から昆虫が消える!?」というショッキングな見出しの記事を読みました。先日日本ではなじみ深いチョウやトンボ、スズメなどが減っているというニュースが報じられました。愛媛でもスズメやモンシロチョウなど減り方が激しいそうです。その傾向は地球規模でみられるのだとか。温暖化や農薬使用など様々な要因が重なって、その減り様は危機的なんだそうです。そして、人間の「虫嫌い」の広がりが自然への無関心につながっていると警告しています。確かに、庭にアリ一匹這うことを許さない、クモの巣一つ張らせない、虫一匹たりとも室内に入らせない、そんな風潮が広がっています。だからイモムシ嫌いの人はたくさんいると思うのですが、

  今回は嫌いな人への忖度なしのイモムシ写真のオンパレードです。とはいえ、かなり強烈なのもありますから、まずは無難なところから

 追記 辺蟲憐さんにいろいろ教えていただきました。ピンボケ画像で判別しにくいのもあったと思うのに、ありがとうございました。 名前を赤字で追記しておきます。
 
 散歩帰りに娘に会いまして
「ここ、アカタテハの幼虫がおるんよ。なんていさんにう草だった?」
車道のそばに生えている草、それはカラムシでした。
へえ~
「そこ、葉っぱがたたんであるじゃろ?あの中におるんよ。」
 
 
 たしかに、上手に畳んだ葉っぱがそこかしこに
 
 う~ん、中を見てみたい。


 こんなふうに私たち母娘の観察会は突然、夕方の車の多いときに始まるのです。怪しい行動の二人、目撃者は多いと思います。前にタンクを覗き込んでいた時は、子どもが真似すると危ないからとPTA会長さんからご注意を受けまして・・・
今度は、日暮れに道端で遊ぶな、車に轢かれるぞって言われそう。
 葉っぱの付け根が食い破られているのは、さなぎになるときに出ていくためだそうです。
 
 
「さっきチョウが飛んでたから、卵があるかもしれん。」 
 
 ありました。それも1個や2個ではなかったのです。
 
 持って帰って観察しようか?

 卵2個。幼虫2匹がくっついた枝を持って帰りました。
 しかし!
 
 大失敗しました。わかってたはずなのに~
 カラムシは水を下げやすいのです。はなこを連れてぞんざいに握って帰ったカラムシソウは早くも葉がしおれ始めていました。あわてて水の中で茎を切り直し瓶にさしましたが、一部が回復しただけでした。しかも卵がありません。もしかしたら持って帰る間に落ちてしまったか?
 2,3日したら葉っぱはすべて干からびてしまい、1枚は茎から落ちました。中はからっぽでした。かろうじて残った1枚に




 幼虫が見えました!
 大急ぎで元の場所に返しに行きました。ここで住み替えをするかどうかはわかりませんが新鮮な葉はあります。
 ごめんねー 頑張って生きてね。
 
 と、近くの葉に
 


 同じ色形の幼虫がはい出ているところを見つけました。よかった~ きっと葉から出てくる時期だったのでしょうね。そのあとはどこでさなぎになるんでしょう?この場所で観察を続けたかったのですが、しばらくしてこの畑の持ち主さんがきれいに刈り取ってしまいました。
 
 ところで、カラムシは場所によっては穴だらけです。食べるのはアカタテハだけではないようです。
 
 どれもこれもピンぼけの写真ですみません。
  ハスモンヨトウ
 
 
 同じ虫かな?
 
 ヨトウの仲間ではないかというのですが? 違いました。クロキシタアツバ
    
 
 これはまた別ですよね。シャクトリムシの動きです。アカキリバ
 
 
  
 
 こらは?

 
 フクラスズメの幼虫でした。茎をゆするとぶんぶんと体をゆすります。面白くてしばらく遊んでいられます。



 そしてこれ
 





 これってヒメエグリバですかねえ。カラムシソウと一緒にアオツヅラフジらしい草があったのですが。ただ、ネットで見るとヒメエグリバには黄色と赤の斑点があるのですが、これには赤がありませんでした。
  ヒメエグリバだそうです。
 
 よく似たイモムシですが、これとは違うと思うんです。(ここから画像はどんどん強烈になっていきます)
 
 セスジスズメ
 
 
 多分同じガの成長の度合いが違うやつ。
 そのうちこうなって

 色が薄くなって

 
 セスジスズメでしょう。

 
 マツヨイグサに大発生しているのを見つけて拾い集めました。
 大きいのと小さいのとでこんなにも模様が違うのです。

 
 全部でこれだけ



 このあと娘がどうしたかは知りません。
 
 よく似た黒い芋虫は他にも。
 
 集団でいるとやはり不気味です。
 かじられたのはポポーの葉みたいです。
   トサカフトメイガ 成虫はどんなのだろう?初めて聞く名前です。
 
 草引きをしていたらゾロゾロ出てきた虫もいます。
   アカキリバ

 
 カラムシソウにいたてんてんのついた虫に似ているのですが、同じもの?
  そのとおり ハスモンヨトウ



 これも草引きの時見つけたもの。



 これがヒメエグリバでしょうか。よく見ると赤い点々がありました。
   ヒメエグリバでした。
 
 


 くねくねとした動きがかなりきもい。わたしはこれが一番苦手かも。
  ナカグロクチバ
 
 スズメガの仲間は大型です。けど、見慣れると平気。
 
  キイロスズメ



 


 お尻のアンテナみたいな突起がスズメガとききました。ただ、種類によって突起のつきかたに特徴があるんですよね。
 上の褐色のはビンと上を向き、こちらの緑色のは下向きです。
 
 ホシホウジャク
 
 メンガタスズメはくるつと巻いています。そういえば、今年はメンガタスズメを見ていません。
 
 とにかくイモムシ類は、同じガなのに色違いがあったり幼齢期と終齢期とで見かけが違ったりでややこしい。私には判別しかねます。
 
 これなんかも
 
 ナミアゲハの幼齢虫なんですが、脱皮してきれいな緑色のイモムシになり、あのチョウになるのです。考えてみればドラマチックですよね。ちなみにこの幼虫は小さなレモンの木にいたのですが、青虫にならないうちにいなくなりました。鳥にでも食べられたかな? 生き抜くのは難しいのですね。

  

 最後にガではないけど
 今年もまたカブトムシが卵を産んだらしいです。虫かごの土を片付けようとひっくり返したらゴロゴロ出てきてびっくり。フンだらけで飢え死に寸前でした。



 去年も自然に還そうとしたのだけど適当な場所がなかったのです。今年もねえ、産んじゃったんですね。仕方なくまた飼育マットを買ってきました。
 
 最後に、お口直しにおいしい芋虫を召し上がってください。
 
 
 というのは冗談です。 カイコの形をしたチョコレートです。シルクロード展で売っていました。中にナッツが入っていてとてもおいしかったです。
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秋の虫まとめ 

2024-11-02 09:38:35 | 生き物
 ついに11月です。
 あまり秋を感じないまま冬になってしまいそうです。スズムシなどいきなり鳴き声が聞こえなくなったという印象です。今までだと生き残りの虫の声が細々と聞こえてからいつの間にか秋が深まっていたというのが私の季節の感覚でしたけど。しかも、それこそいつも「降るように」聞こえていた虫の声が今年は少なかったです。
 
 10月はわたしも体調がすっきりせず、しばらくめまいに悩まされました。日記を見ると去年もそうだったのですね。今年は2週間遅れできました。今年の気候から言うと、同じ時期といってもいいのではないでしょうか。夏の暑さと、しのぎやすくなってからの蔓退治とで疲れがたまっていたのかなあと思います。もう少し自分の行動をコントロールしなければね。
 そして10月後半は誰もかれもが喉系の風邪。みんな長引いています。わたしものどを痛めてからかれこれ10日になります。
 
 というわけでどうしても必要な用事以外、わざわざ出かけることも無く、日常の暮らしの中で見つけた虫ばかりです。が、いて当たり前のバッタなどは省略することにして、名前もよく知らない虫がこんなにもいろいろいたのか、と改めて驚いています。
 名前は正確ではありません。「何とかの仲間」で、済ましているのもありますがお許しを。
 
 注 辺蟲憐さんに教えていただきました。ありがとうございました。名前を追記しておきます。
 
 のっけから名前のわからない虫です。とても小さいのですが見かけはセミそっくり。
 どうも、シロオビアワフキに似ているのですがどうでしょう。としたら、ヨモギなどで見かける泡の中にいる虫の成長した姿がこんなのだったのでしょうか。私にとっては泡の中にいる幼虫のほうがずっとなじみ深いのですけど。
 
 
 ポポーを採っているといろいろな生き物がいて面白いです。
 ネットにくっついているこれは?
  追記 ヒメエグリバメス 

 
 横から見るとこんな形。これもわかりません。

 
 これもポポーの木で。
 木の葉の形をしたガ。コノハガの仲間?
  追記 ヒメエグリバ オス
 
 ポポーと言えば、今年はうまくネットかけができて、腐らせるのは最小限にとどまりました。来年はもう少し木を切って採りやすくしようと思います。ポポーにはあまり害虫は来ないということで、農薬散布もしたことがありません。けど、やはりいるんですよ、困った虫が。
 
 イラガです。
  追記 ヒロヘリアオイラガ
 
 たまたま石の上にいたのでよく目立ちますが、これが葉っぱにくっついていてもまずわからない。ポポーは大きな葉がしっかり茂っているのでそれをかき分けて収穫するのですが、いきなり腕に落ちてきたりするのです。十分防護して採ればいいけどこの暑さと自分のずぼらなのとで、半袖のTシャツだったりするものですから、今年はたびたびやられました。
 
 ここでイラガのトリセツ
 
 イラガの体全体に生えているトゲトゲが全部毒針です。なので、なるべく刺さるとげを少なくすることが肝心です。そのためには
 体にくっついているのを見つけたら、こすったり払ったりせずに、指でピンと跳ね飛ばす。一発で飛ばしてね。つまり、毒針をたくさん体に残さないことです。衣服についたのであってもそこにとげが残っていますから衣服もこすらないことです。あとは、ネットで見れば対処法がたくさん紹介されています。
 刺さったとげが少なければ、私の場合10分ほどで痛みが消えます。けど、翌日アレルギー反応が出る人もいるみたいですからご用心。
 このやり方、首筋に落ちてこられると通用しません。高い桜の木の下には行かないほうが無難ですね。行くときは帽子かぶって首にタオルを巻いてください。
 
 ところでイラガの成虫ってどんなのかなあ?
 
 
 散歩道のハスノハカズラに
 トビケラの仲間 だと思う
  追記 ヒゲナガカワトビケラ





 ウマノスズクサの葉
 ジャコウアゲハを探してるんだけど一向に卵を産んだ形跡がなくて代わりに

 なんでしょう? 固まって産んでいるのは多分ガでしょうね。



 ショウリョウバッタ色違い
 




 チョウセンカマキリ
 直感的に大カマキリと見分けられるようになりました。

 
 オオカマキリよりやや小ぶりです。鎌の付け根にオレンジの斑点があります。顔つきも違っているそうですが、そこまでは見ていません。
 
 そしてハウスのマンゴーの木に
 
 明太子のような卵。
 去年までハウスの中ではオオカマキリの卵鞘しか見たことがなかったのですが、チョウセンカマキリも我が家の周辺で繁殖していることが確認できました。
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