市の広報でこんにゃく作り教室の受講生を募集しており、どうもぶじおくんが参加したいらしいというのは知っていたのですが・・・
まさかねえ
「2人分申し込んだんですよ。一緒に行きませんか?」
え?
「だって、ほかの人たちは多分お年寄りが多くて、しかも3,4人のグループで来るに決まってると思うんですよ。ぼく一人じゃさびしいじゃないですか。」
おいおい
、
でも、その気持ち、わからんでもない。
なので、自分の予定を別の日にまわして、こんにゃく作りに参加することにしました。
会場は、石鎚山の麓にある廃校を利用した施設「ふれあいの里」

ログハウス風の管理棟と食堂です。左に見える赤い屋根の建物が調理室(給食室の跡かな?)になっています。私たちが行くと、外の大釜ではすでに湯気が立っていました。
施設が小さいので、定員は8名だそうですが、キャンセルがあったとかで参加者は私たちも含めて5人でした。
こんにゃくというからてっきり年配の方が指導されるのかと思ったら、現れたのは笑顔のさわやかな若い女性指導員の方でした。曰く
「こんにゃくはもともと家庭の味なんです。ですから、作り方も家庭によっていろいろです。ここでは、このあたりに伝わる作り方で作っていきます。」
ということで、先日のこんにゃく作りとはちがった作り方です。
1 こんにゃくいもをまるごと柔らかくなるまで茹でます。目安は、わらを突っ込んですっと通るくらいだそうです。すでに昨日から丸一昼夜茹でていたものを手渡されました。
2 スプーンで皮をむきます。

手がかゆくなるので、ぴったりとした手袋をして。
なるほど、柔らかい。スプーンでも簡単にむけます。
3 一口大に切ります。

これもスプーンで。多分手袋をしたまま包丁を使うと危ないからですね。
4 ミキサーに両手に軽く一杯くらいの芋と、ひたひたのお湯(水)を入れて混ぜます。 一度にたくさん入れると、芋の粘りでミキサーが焼け付くそうです。
5 手でしっかりと混ぜます。15分くらいひたすら。だんだんと粘りが出て重くなってきました。

6 木を燃やした灰で作った灰汁を混ぜます。

黄色く見えるのが灰汁です。今まで芋の匂いがしていたのに、灰汁を入れたとたんこんにゃくの匂いがぷーんと広がりました。 おもしろ~い。
灰汁の量は適当。というのは、何の木で作るかによって、こんにゃくの出来具合もちがうんだそうです。ですから芋の様子を見ながら、少なければまた入れて混ぜ直します。
7 さらになめらかになるまで練ります。
ここで、一同外に移動。 湯気の立っていた大鍋のそばで作業です。
8 丸めて沸騰したお湯で茹でます。 まずはお試しで小さなものを。灰汁の量が少ないと、お湯に入れても固まらず広がってくるんだとか。

どうやらうまくいきそうです。本番用に芋を丸めます。

指導員さんの手つきは美しい。 もう千個以上作ったので、手もかゆくならないんだとか。 ふ~ん、漆と同じなのね。
ぐにゃぐにゃで手にぺたぺたとくっつくのを丸めるのは難しいです。 最後に水をつけた手でつるりとなでると、つやつやの団子になって、するりと手から逃げていきます。油断すると地面にぺたり。
9 上手にお湯の中に滑り込ませて、あとは1時間くらいゆであがるのを待ちます。

これで5人分。かつて給食の調理用に使われていた大釜です。
ここでわれわれはお食事タイム。
七輪がはめ込まれたテーブルで、

野菜たっぷりの鍋焼きうどんと

ふきのとう、しいたけのてんぷら、里芋の焼いたものに甘酢あんをかけたもの

いろいろな野菜の和え物、いたどりのネギ塩いためみたいなの、をいただきました。素朴で野趣あふれる食事でした。そうそう、お試しでゆがいた小さなこんにゃくができあがって、ショウガののったお刺身になってでてきましたよ。自分たちで作ったこんにゃくの味は格別でした。
ぶじおくんは、食事の前も後もいろいろと質問していました。
「やばい、ぼく、ここの常連になりそうですよ。」「ほんとだねえ」
今まで知らなかったけれど、ここでは自然とふれあう活動をいろいろしているそうです。こんにゃくづくりも3名以上のグループならいつでも教えてもらえるんだとか。ただし受講料はいります。こんにゃく作りは食事代も含めて1400円。
え?買った方が安い?
いやいやこれは自然に囲まれて手作りの喜びを味わう料金なんですよ。私たち、大満足で帰りました。
おまけ

ふれあいの里で飼われている「うーちゃん」
基本的にえさはやらない方針だそうでーそれって飼ってると言えるのか?
草の少ない冬場だけ、野菜のくずなどをあげているそうです。2メートル以上は近寄ってこないそうですけど(ますます飼いウサギとは言えないんじゃないか)
私の手から白菜を食べました!
まさかねえ
「2人分申し込んだんですよ。一緒に行きませんか?」
え?
「だって、ほかの人たちは多分お年寄りが多くて、しかも3,4人のグループで来るに決まってると思うんですよ。ぼく一人じゃさびしいじゃないですか。」
おいおい

でも、その気持ち、わからんでもない。
なので、自分の予定を別の日にまわして、こんにゃく作りに参加することにしました。
会場は、石鎚山の麓にある廃校を利用した施設「ふれあいの里」

ログハウス風の管理棟と食堂です。左に見える赤い屋根の建物が調理室(給食室の跡かな?)になっています。私たちが行くと、外の大釜ではすでに湯気が立っていました。
施設が小さいので、定員は8名だそうですが、キャンセルがあったとかで参加者は私たちも含めて5人でした。
こんにゃくというからてっきり年配の方が指導されるのかと思ったら、現れたのは笑顔のさわやかな若い女性指導員の方でした。曰く
「こんにゃくはもともと家庭の味なんです。ですから、作り方も家庭によっていろいろです。ここでは、このあたりに伝わる作り方で作っていきます。」
ということで、先日のこんにゃく作りとはちがった作り方です。
1 こんにゃくいもをまるごと柔らかくなるまで茹でます。目安は、わらを突っ込んですっと通るくらいだそうです。すでに昨日から丸一昼夜茹でていたものを手渡されました。
2 スプーンで皮をむきます。

手がかゆくなるので、ぴったりとした手袋をして。
なるほど、柔らかい。スプーンでも簡単にむけます。
3 一口大に切ります。

これもスプーンで。多分手袋をしたまま包丁を使うと危ないからですね。
4 ミキサーに両手に軽く一杯くらいの芋と、ひたひたのお湯(水)を入れて混ぜます。 一度にたくさん入れると、芋の粘りでミキサーが焼け付くそうです。
5 手でしっかりと混ぜます。15分くらいひたすら。だんだんと粘りが出て重くなってきました。

6 木を燃やした灰で作った灰汁を混ぜます。

黄色く見えるのが灰汁です。今まで芋の匂いがしていたのに、灰汁を入れたとたんこんにゃくの匂いがぷーんと広がりました。 おもしろ~い。
灰汁の量は適当。というのは、何の木で作るかによって、こんにゃくの出来具合もちがうんだそうです。ですから芋の様子を見ながら、少なければまた入れて混ぜ直します。
7 さらになめらかになるまで練ります。
ここで、一同外に移動。 湯気の立っていた大鍋のそばで作業です。
8 丸めて沸騰したお湯で茹でます。 まずはお試しで小さなものを。灰汁の量が少ないと、お湯に入れても固まらず広がってくるんだとか。

どうやらうまくいきそうです。本番用に芋を丸めます。

指導員さんの手つきは美しい。 もう千個以上作ったので、手もかゆくならないんだとか。 ふ~ん、漆と同じなのね。
ぐにゃぐにゃで手にぺたぺたとくっつくのを丸めるのは難しいです。 最後に水をつけた手でつるりとなでると、つやつやの団子になって、するりと手から逃げていきます。油断すると地面にぺたり。
9 上手にお湯の中に滑り込ませて、あとは1時間くらいゆであがるのを待ちます。

これで5人分。かつて給食の調理用に使われていた大釜です。
ここでわれわれはお食事タイム。
七輪がはめ込まれたテーブルで、

野菜たっぷりの鍋焼きうどんと

ふきのとう、しいたけのてんぷら、里芋の焼いたものに甘酢あんをかけたもの

いろいろな野菜の和え物、いたどりのネギ塩いためみたいなの、をいただきました。素朴で野趣あふれる食事でした。そうそう、お試しでゆがいた小さなこんにゃくができあがって、ショウガののったお刺身になってでてきましたよ。自分たちで作ったこんにゃくの味は格別でした。
ぶじおくんは、食事の前も後もいろいろと質問していました。
「やばい、ぼく、ここの常連になりそうですよ。」「ほんとだねえ」
今まで知らなかったけれど、ここでは自然とふれあう活動をいろいろしているそうです。こんにゃくづくりも3名以上のグループならいつでも教えてもらえるんだとか。ただし受講料はいります。こんにゃく作りは食事代も含めて1400円。
え?買った方が安い?
いやいやこれは自然に囲まれて手作りの喜びを味わう料金なんですよ。私たち、大満足で帰りました。
おまけ

ふれあいの里で飼われている「うーちゃん」
基本的にえさはやらない方針だそうでーそれって飼ってると言えるのか?
草の少ない冬場だけ、野菜のくずなどをあげているそうです。2メートル以上は近寄ってこないそうですけど(ますます飼いウサギとは言えないんじゃないか)
私の手から白菜を食べました!