あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

冬の鳥2 いつもの

2013-03-03 01:47:53 | 生き物
 わたしにはごくごく普通のよく見る鳥。
 一番よく見かけるのはヒヨドリかな? いや、鳴き声がやかましいのでたくさんいるように思えるのかもしれません。
 ヒヨドリの写真は・・・・あらら

 ヒヨドリだと思って写したのに、よくみるとムクドリのようです。
 ムクドリは、正確に言うと冬鳥ではなく、年中その辺にいる留鳥のようですが、冬鳥のように思えてしまうのは、木の葉が落ちて姿が見えやすくなっているからでしょう。
 この写真は1月24日に撮影したものですが、この頃すでにセンダンの実はなくなりかけていました。今ではどこのセンダンの木にも実はありません。

 同じく1月下旬に写したもの



 この頃には、取り残された柿もたわわにありました。 ツグミの群れが柿をつついていました。
 ツグミは地面でえさを探しているのもよく見かけます。



 ええと、ヒヨドリ、ヒヨドリは?



 これだけのようです。すみません、前回とかぶっております。
 ヒヨドリは家のすぐそばまでくるくせに、人の気配には本当に敏感で、戸を開ける音がしただけでけたたましく鳴きながら飛び去ってしまいます。なかなかうまく写せません。

 反対に、比較的そばまで近寄らせてくれるのがメジロでしょうか。今年は特に無防備だったように思うのですが・・・・ 2メートルくらい離れたところで作業をしていても、平気でマユミの実を食べていたりしました。
 おかげで、メジロの写真はたくさんあります。

 畑に捨てられたくず柿のところで



 カラスウリを食べています。
 

 去年は鳥が非常に少なく、メジロの姿もほとんど見ませんでした。 でも、それは悪いことではなく、山にえさが豊富だったので里に下りてこなかっただけなのだそうです。
 そう考えると、鳥の種類も数も多い今年は、鳥たちにとっては厳しい冬だったのかもしれません。
 
 ヘクソカズラやイシミカワなどで覆われた柿の木。 実はここが一番鳥が集まる場所でした。



 今年は鳥が多いというものの、キャベツや白菜が食い荒らされた形跡はなく、収穫されずに放置された柿の木や、雑草で覆われた荒れ地が、鳥たちのごちそうだったようです。

 ヘクソカズラの実を食べるメジロ 


 メジロと言えば梅や桜。花の蜜を吸う姿は実に愛らしいですが、やはり野生の鳥なのです。

余談ですがー
 先日某テレビ番組で、「梅にメジロ」の写真を、ウグイスだと紹介しておりました。
 「うめにうぐいす」と言われるのは、実はウグイスではなくメジロで、鶯色と言われるきれいな緑もメジロの色だというのは、わたしの中では半ば常識になっていたのですが、まだまだ誤解されているようです。
 でも、「世界一受けたいなんとか」と称して、偉い先生方が、世の中のさまざまなジャンルの事象をわかりやすく説明してくれる、いわば教養番組でこの間違いはいかんのじゃなかろうか。世のPTAの皆様からの支持も多いというのに。
 本物のウグイスは、地鳴きの声は聞こえるものの、なかなか姿を見ることができません。

 ついでにもう一つ言っちゃお。
 同じ番組で、同じ日に、もう一回間違い画像があったんですよ。
 端午の節句に入る菖蒲湯。あれに使う菖蒲は里芋科の植物なのですが、なんとアヤメ科の花菖蒲の写真が出てきたんですよ。 

 
 
コメント (14)
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