9月8日は中秋の名月
恒例、浄明寺のお月見コンサートに行ってきました。といっても、まだ5回目なんですって。
2,3年前に、たまたま知り合いのところでこのコンサートのことを知って、おもしろそうと行ったのがきっかけで、コンサートの度にお知らせをいただくようになりました。
舞台はサマーデイホールと名付けられた広間で、美しいステンドグラスがはめられています。片隅にはグランドピアノもあります。

普段は、20畳くらいのこの部屋で、ぎゅうぎゅう詰めになって聞くのです。しかし、お月コンサートだけは、境内いっぱいに、ありったけの椅子やら縁台を並べての野外コンサートです。
ぎりぎりに行ったので座るところがなく、縁台のうえに正座してきくはめになりました。
雨が降ったらどうするのかー住職さんに言わせると、「わたしは晴れ女なので雨は降りません」だそうです。たしかに、去年は台風直撃で朝から強い雨風・・・・・だったのに、コンサートの時は雨がやんで予定通り実施できたそう。わたしは頭から中止と信じ込んで、出かけていきませんでしたのに。
で、今年は先週まで雨が降り続いたのに、月の出る頃にはすっきりと晴れ上がりました。さすが、晴れ女と言い切るはずです。
手持ちのコンデジで写したらどれもこれもぶれぶれの画像しかありませんが、

ライトアップされたお庭と、山門のうえにかかる月がいい雰囲気です。
さて、コンサートは、どこかのお坊さんのふくホラ貝で幕開け。このホラ貝というのは、もともと、お説法が始まりますよという合図として吹かれたものだそうです。音階は5音しかないそうですが、おもしろい音色でした。
この日の演奏は、海外でも活躍している、キム シンさんのシンセサイザーシンフォニー。ジュピターから始まってアンコールのアメイジンググレイスまで、シンさんが作曲した曲に、なじみの曲を交えて情感たっぷりに演奏してくれました。
なかでも「天鐘」という曲は、宇宙飛行士の若田光一さんが、宇宙にまで持って行って聞いた曲だそうです。香川県で産出されるサヌカイトという太古の石が鐘の音となって、低く深く広く響き渡り、壮大な宇宙に思いをはせながら聞き入りました。
寺の周囲からは降るように秋の虫の声。邪魔にならないばかりか、シンセサイザーの演奏に合わせて鳴いているかのように調和がとれて不思議でした。
途中、とてもすてきなサプライズが。
はじめから気になっていたのですが、本堂横の大広間に、数人のお坊さんが端座してまして、談笑する風でもなく、リラックスして演奏を聴いている風でもなく、何をしているのかわからない、この人たちはいったい?と、ちらちらと見ていたのですが、
なんと、声明を披露してくださると。プログラムの中に声明とコラボした作品があったのですが、多分シンセによって表現されるんだろうなと思っていたのです。ところが、生の声ですと! しかも、昨日の演奏会の後急きょここの住職さんが呼びかけて、県下から集まってくださった方が8人。まあ、すごい行動力。それで、リハーサルする時間もないのでぶっつけ本番で演奏します、と。

声明ー音楽史で、日本最古の音楽だと習ったような記憶がーお経なんだけどパートが別れていたり、打楽器が入ったり。シンセの機械音とも美しく調和して、心が洗われるようなひとときでした。
来てよかった。すてきなコンサートでした、めちゃくちゃ寒いことを除いては。
コンサートの間、秋の月は曇ることなく冴え渡っていましたが、終わってからは

雲がでましたね。
ところで、暦の上では8日が中秋の名月でしたが、本当の十五夜は、9日なんだそうです。しかもスーパームーン。

雲の中を出たり入ったりといった様子でしたが、確かに昨日より大きなお月様でした。
恒例、浄明寺のお月見コンサートに行ってきました。といっても、まだ5回目なんですって。
2,3年前に、たまたま知り合いのところでこのコンサートのことを知って、おもしろそうと行ったのがきっかけで、コンサートの度にお知らせをいただくようになりました。
舞台はサマーデイホールと名付けられた広間で、美しいステンドグラスがはめられています。片隅にはグランドピアノもあります。

普段は、20畳くらいのこの部屋で、ぎゅうぎゅう詰めになって聞くのです。しかし、お月コンサートだけは、境内いっぱいに、ありったけの椅子やら縁台を並べての野外コンサートです。
ぎりぎりに行ったので座るところがなく、縁台のうえに正座してきくはめになりました。
雨が降ったらどうするのかー住職さんに言わせると、「わたしは晴れ女なので雨は降りません」だそうです。たしかに、去年は台風直撃で朝から強い雨風・・・・・だったのに、コンサートの時は雨がやんで予定通り実施できたそう。わたしは頭から中止と信じ込んで、出かけていきませんでしたのに。
で、今年は先週まで雨が降り続いたのに、月の出る頃にはすっきりと晴れ上がりました。さすが、晴れ女と言い切るはずです。
手持ちのコンデジで写したらどれもこれもぶれぶれの画像しかありませんが、

ライトアップされたお庭と、山門のうえにかかる月がいい雰囲気です。
さて、コンサートは、どこかのお坊さんのふくホラ貝で幕開け。このホラ貝というのは、もともと、お説法が始まりますよという合図として吹かれたものだそうです。音階は5音しかないそうですが、おもしろい音色でした。
この日の演奏は、海外でも活躍している、キム シンさんのシンセサイザーシンフォニー。ジュピターから始まってアンコールのアメイジンググレイスまで、シンさんが作曲した曲に、なじみの曲を交えて情感たっぷりに演奏してくれました。
なかでも「天鐘」という曲は、宇宙飛行士の若田光一さんが、宇宙にまで持って行って聞いた曲だそうです。香川県で産出されるサヌカイトという太古の石が鐘の音となって、低く深く広く響き渡り、壮大な宇宙に思いをはせながら聞き入りました。
寺の周囲からは降るように秋の虫の声。邪魔にならないばかりか、シンセサイザーの演奏に合わせて鳴いているかのように調和がとれて不思議でした。
途中、とてもすてきなサプライズが。
はじめから気になっていたのですが、本堂横の大広間に、数人のお坊さんが端座してまして、談笑する風でもなく、リラックスして演奏を聴いている風でもなく、何をしているのかわからない、この人たちはいったい?と、ちらちらと見ていたのですが、
なんと、声明を披露してくださると。プログラムの中に声明とコラボした作品があったのですが、多分シンセによって表現されるんだろうなと思っていたのです。ところが、生の声ですと! しかも、昨日の演奏会の後急きょここの住職さんが呼びかけて、県下から集まってくださった方が8人。まあ、すごい行動力。それで、リハーサルする時間もないのでぶっつけ本番で演奏します、と。

声明ー音楽史で、日本最古の音楽だと習ったような記憶がーお経なんだけどパートが別れていたり、打楽器が入ったり。シンセの機械音とも美しく調和して、心が洗われるようなひとときでした。
来てよかった。すてきなコンサートでした、めちゃくちゃ寒いことを除いては。
コンサートの間、秋の月は曇ることなく冴え渡っていましたが、終わってからは

雲がでましたね。
ところで、暦の上では8日が中秋の名月でしたが、本当の十五夜は、9日なんだそうです。しかもスーパームーン。

雲の中を出たり入ったりといった様子でしたが、確かに昨日より大きなお月様でした。