あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

動物園&水族館 その2

2014-09-23 10:04:48 | お出かけ
 さて、今度はおとなの楽しみ、ホテルのごちそうです。

 物心ついてから初めてのお泊まりをするぶじおJr.は、ホテルに泊まって家に帰れるのかどうか心配でたまらないらしく、
「どうしてとまるん?」「もう夜になるからね。」
「とまってどうするん?」「ごちそう食べるんよ。」
「おうちに帰れるん?」「あした水族館に行ってから帰るんよ。」
「Bちゃん、とまらん。」「おとうさんもおかあさんも一緒にとまるから大丈夫よ。」
「Bちゃん 寝れん。」「寝れんかったら、起きとったらええがね。」
「Bちゃん、起きとく。」「起きとき。」
と、こんな会話をエンドレスでしてきたのですが、ホテルに着いたときにはまたまた元気がなくなりました。体を触ってみるとひどく熱いのです。フロントで体温計を借りて計ると、38度以上ありました。
 大事をとって、ホテルで教えてもらった小児科を受診。たいしたことはなかったのですが、せっかくのごちそうには見向きもしません。

 高知名物皿鉢料理

 
 いさきの姿作り 湯引きカンパチぬた添え まぐろの菊花巻き 長太郎貝のお造り かつおといかのたたき

 懐石の前菜盛り合わせ



 食前酒は高知産文旦の果実酒 四万十産手長エビ唐揚げ もずくの鰹酒盗あえ どろめなど高知ならではの食材を使ったお料理の数々

 このあとも松茸の土瓶蒸し、はちきん地鶏みぞれ煮(これはわたしはパス)伊勢エビの天ぷら 黒毛和牛フカヒレあんかけ 甘鯛の骨蒸し と豪華なお料理が続きました。付け合わせの野菜もたっぷりで、金目鯛の照り焼きどんぶりが出る頃にはもうおなかはぱんぱん。でもデザートは別腹で、全部平らげました。シャーベットもですが、くりのブリュレのおいしかったこと。

 なのに、ぶじおJr.はデザートすら食べなかったのです。いつもなら
 「わあ!おいしそう」と大喜びするはずなのに。

 そして「寝ない」と宣言した夜のこと。
 夜中にがばっと飛び起きて 「Bちゃん、起きとくんじゃった」と言うなり、布団の上に正座、と、たちまち突っ伏して寝てしまったそうな。

 一夜明けて、熱はすっかり下がり、完全復活しました。あの熱は何だったんだ?

 いつものぶじおJr.に戻って一安心。2日目はぶじおJrの希望で桂浜の水族館へ行きました。

お父さんと遠くの岬の上に立つ神社まで上って



水族館に入ると



お母さんとなまこをさわって



いるかの遊ぶのをしばらくながめて



カラフルな熱帯魚を
「きれいねえ。」とながめて


 
くらげのふわふわと漂うのや



ペンギンをすぐ間近で見て



くじらの骨の展示は怖いので早々に引き上げて




 でも、とても楽しかったようです。

 ここへ来たのは何十年ぶりかしら。娘たちがまだ小学生の頃来手以来です。小さな小さな水族館ですが、この小ささが幼児にはちょうどよいように思いました。

 水族館を出たら高いところからもう一度桂浜の景色を見て



 あとは来たときとは別の道を、道の駅をはしごしながら帰りました。 


コメント (4)
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動物園&水族館

2014-09-23 00:01:32 | お出かけ
 何かおいしいものでも食べに行きたいねえ。と言っていた矢先、新聞広告で、高知県のホテルが愛媛県東予地域限定の「ご近所プラン」なるものを企画しているのを知りました。手頃なお値段で盛りだくさんのお料理、高速を使えば2時間ほどで行けるとあって、乳幼児連れの旅としてはなかなかいいんではないの? ということで、ぶじこの家族と私たち夫婦、計6人が2台の車で出かけました。

 せっかく行くのだから少しは遊んでーというわけで、ぶじおJr.の喜びそうな「野市動物公園」に行くことにしました。高知へは何度も行っているわたしたちですが、ここだけは行ったことがありません。動物園なんて、子どもでもいなければなかなか行く機会がないので、じじばばとしてはちょっと楽しみ。

 高速を使わずに山道をジェットコースターのように走ること(夫の運転はとっても荒いのです)約3時間半。「ばあちゃんと一緒に乗る」と言ってこちらの車に乗り込んできたぶじおJr.は、動物園に着いた頃にはぐったり。用意したおにぎりも卵焼きも食べず、ジュースを買ってもらって少し元気になりましたが、時々だっこやおんぶをせがんで、いつもの元気がありません。どうやら車に酔ったみたいです。

 野市動物公園は、その名の通りなかなかすてきな、公園風の動物園でした。



 こんな川もあって



 とにかく緑が多いです。順路に沿って歩いて行くのですが、いくつもの曲がり道があって、先が見えないので、ここを曲がったら何がいるんだろう、と、期待しながら進んでいきます。

 動物園の展示ってどこで水鳥から始まるのかしら。愛媛県の砥部動物園も、最初はフラミンゴのケージでした。



 今おしどりが、冬の美しい毛に生え替わっているところなんですって。

 それからカワウソの池。3種類のカワウソがいましたが、コツメカワウソがギャーギャーとうるさいです。



 なぜかというとちょうどお食事タイムだったんですね。 多分おなかがすいていたんでしょう。飼育員さんが投げる小魚を夢中で追いかける姿を見ることができました。両手を使って食べる仕草がとってもかわいかったんですが、カメラで追いかけるのは難しかった・・・・

 もう一つお食事タイムを見ることができました。



 チンパンジーの誰だったかな? トンネルのようなところにえさを入れてもらうと、棒を使って穴からえさを取り出します。道具が使えるんですね。

 ここの動物たちはほとんどが、本来住んでいた環境によく似た環境で飼われているようでした。

 広々としたサバンナの草原に住むキリンとシマウマは



 ジャングルの水辺に住むワニは



 人工の木や自然のシダ、絵に描かれた壁などでジャングルの雰囲気を出しています。

 ちょっとどこにいるのかわかりにくい動物もたくさんいましたが、これも自然に近い状態なんでしょうね。そんなところには、探すヒントを書いてくれています。で、ヒントの場所に目をこらして見てみると

 

 ぐだーっとお昼寝中。

 こちらも置物のように動きません。ハシビロコウ



 カピバラも動かない



 ちょっと動いて、こっちに来て、とお願いしたら

 

 ごろんとねちゃった。

 でも、お昼寝もまたかわいい。

 モルモット



 ほぼ等間隔に距離をとって寝てますね。

 これはだんごになって。なんという動物だっけ。



 これだったかしら



 定番のライオンや象のいない動物園。飼育されている動物の種類や数は少ないですが、園内をのんびりと散歩するだけでもゆったりとした気持ちになれました。

 動物園を出たのは3時過ぎ。まだ夕方までには時間がありましたが、子どもたちの体調を考えて早めにチェックインすることにしました。 続く



コメント (2)
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