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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

幻のフルーツ

2015-12-01 19:29:29 | 野菜・果物・料理など
 はや12月ですね。植物のほうも冬支度をしてやらなければ。

 趣味のミニハウス。今年はビニールを張り替えないと日照不足になるという夫の意見で、新しいビニールにするつもりです。でも、そのまえにー
 マンゴーや、ハイビスカスや、ストレリチアや、シンビジュームや、胡蝶蘭や・・・まあなんとたくさんの南国の植物を集めたこと。我ながらその雑然としたハウスの中にうんざりしてしまいます。茂りすぎたゴムの木を剪定し、ガジュマルも短く切って、ブーゲンビリアも花が咲いていたのを思い切って短くしました。これは鋭いとげがあって、あまりに伸びすぎると危ないのです。

 さて、そんなハウスの中で、以前テレビで「幻のフルーツ」として紹介されていたものを見つけました。
 ちなみに、「幻のフルーツ」で検索するとほとんどが「ポポー」という果物でした。ポポーならうちに10本くらいありますよ。種から育てたものがほとんどですが、今年初めて花が咲きました。残念ながら実は落ちてしまいましたけど。わたし的にはポポーは幻ではありません。
 でも、ハウスの中でできたこれは、かなりの「まぼろし」だと思います。さて、なんでしょう。

 ヒント



 玄関に置くと金運が増すといわれて人気の出た植物です。

 ヒント2

  観葉植物としてはよく知られていますが、花が咲くのは珍しいようです。花の後は当然実がなります。

  


 長く私のブログをご覧くださっている方にはもうお分かりだと思います。そう、モンステラなんですよ。
 テレビでモンステラの実が食べられるということを知って、わたしはすぐさま実を採ってきました。しかしそれは、とても硬くて渋くて食べられたものではありませんでした。食べられるのは特定の種類だけなのかとあきらめていました。だから、ジャンジャン切っていったのです。そうしたら奥のほうに



 表面の固いうろこのような皮がはがれている実が見えました。はがれ落ちた下に何やら柔らかそうな部分が。

 おお!これは食べてみる価値がありそうです。



 ちょっとパイナップルの実の付き方に似ています。なので、ぶつぶつの一つをそっともぎ取って口に入れてみました。


 あまい! そしてとろっととろけます。 何に似ているかなあ。そうですねぇ、舌触りはアケビかしら。味も似ている気がする。といってもアケビを知らない人には何のこっちゃですね。

 しいて言えば、食感はバナナをつぶしたような柔らかさ。甘さもバナナくらい。でも、匂いはありません。そしてほんのちょっと酸味もあるのでバナナよりはさわやかな後口でしょうか。

 粒粒の一つをほじくった後です。



 大きな穴が開いたわけは、


 大豆ほどの結構大きな種が入っていたからです。

 真横に切ってみると



 花びらのような実の一つ一つに種が含まれているのでしょうね。

 というわけで、念願の「幻のフルーツ」を、なんなく手に入れたのでした。言っておきますが、特別なお世話をしたわけではありません。ほったらかしで茂るままにしておいただけなんですよ。

 
コメント (6)
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