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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

花 花 花

2016-06-04 23:47:45 | 植物
 もうボツにしようかと思ったけど、でやっぱりアップします。4月終わりから5月にかけて写した花々。春の思い出にー

 昔は当たり前だった春の風景、レンゲ畑。


 レンゲは根に窒素を蓄える働きがあり、土が肥えるからと、昔はよく植えていました。(子どもの頃学校でそう習いました。記憶が正しければ)
 しかし10年ほど前米農家さんに聞いた話では、肥料のバランスが崩れるのでレンゲは植えないと。へえ~それでレンゲ畑が減ったのか、と納得はしましたが、さびしいなと思いました。
 ところが今年、あちこちでレンゲ畑が見られたのです。

 

 

 あるところに看板が立っていて、「景観作物」と書いてありました。今やレンゲは田んぼの肥やしではなく、美観のためなんですね。ただ、私の子どもの頃のようにレンゲの中で寝転んだり、首飾りを作ったりする子の姿は一切見られませんでした。一時廃れたせいで、子どもたちの小さな文化も途切れてしまったのかもしれません。

 藤森神社の藤の花



 藤の下にはベンチが置かれ、どこかのデイサービスらしきお年寄りたちが来ていました。


 数年前、父と母を伴って見に来たことがあります。何カ所か藤巡りをしたのですが、ここの藤の花房の見事なのには驚きました。地域の方が大切に世話をされているそうです。
 母亡き今は懐かしい思い出です。

 もう一つ思い出の花が咲きました。

 
 ナニワイバラ
 母が大好きだったバラです。ところがある年、ちょっとばかり頭が緩くなった父が、剪定と称して根元から切ってしまいました。母の嘆きを見かねてこの花の咲いているお宅から枝を頂いて挿し木しましたところ数本根付きました。それを我が家と実家とに植えたのですが、その必要はなく、切られた根元から新しく芽吹いて花をつけるようになりました。今では



 主のいなくなった家の玄関を清楚に彩っています。見かけによらず強い花なのです。


 それから桜が終わり、白い花々が咲く前のほんの短い間桜三里が鮮やかな色に彩られ瑠時があります。つつじをたくさん植えている場所が2箇所あってこれはそのうちの一つ。



 
 我が家のニオイバンマツリ


 ずいぶん大きくなりました。


 咲き始めは紫、終わり頃には白い花に変わります。次々と咲いて、長い間楽しませてくれました。その間ずっといい匂いが漂って、畑仕事をしていても幸せな気分になれました。
 先日、15年ほど前に初めてこの花を見たおうちの前を通ってみましたら、なんとこの木が11本に増えていました 

 それから、偶然、自動販売機のそばに咲いているのを見つけたのですが、なんの花やらわからなかったもの

 

 花の形から、モクレン科の花だとはわかりましたが・・・あちこち調べてこれはカラタネオガタマ(トウオガタマ)ではないかと。



 わたし、この手の花が大好きなんです。一番好きなのはタイサンボク。でもあれは大木になりますから、この小さな花でもいいかなと思ってしまいました。

 さいごに
 母の日に届いたイチゴケーキ


 と思ったら中身は


 カーネーションで作ったケーキでした。おいしそう。ありがとう。  
コメント (4)
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