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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

蛍の里2

2016-06-10 23:04:23 | お出かけ
 さて、蛍見物2日目です。
 
 この間、東温市の山間で蛍を見に来る人の安全のために道や柵を整備したという記事が新聞に載っていました。そこは5,6年前弟夫婦と3人で見に来た川のさらに上流でした。あのころ地元の人しか見に来ないと言っていた川は、特に宣伝しないのに口コミやネットで広がり見物人が増えていると言うことでした。あのとき見た蛍の美しさは忘れません。道が整備されたのなら孫たちを連れて来られるかしら。
 松山からの帰り道、たまたま自分だけのゆっくりした時間がとれた日でした。寄り道してどんな道か偵察してくることにしました。

 川へ下りる道の入り口にりっぱな看板が立っていました。



 道は農道として舗装されています。きれいに手入れされた田んぼは田植えの真っ最中のようでした。ここの米は穂田琉米として売られていますが、おいしいんだそうですよ。

 

 道はまっすぐ。
 前に私たちが行った場所は向こうのこんもりした茂みのところかな。そこは途中から道がなく、狭い堤防のコンクリートの上を、はみ出してきた草や木の枝をかき分けながら言ったのです。と、すると蛍の見られる範囲はずいぶん広いことになりますね。



 これですね、新聞で読んだソーラー灯



 これが数メートルおきに道ばたに埋め込まれていました。

 川は車の通る道からずいぶん下に下ったところでした。



 あたりは芦の茂み。これが蛍のすみかになっているんですね。一部刈り取られて水が見えていました。

 川に下りられるよう、コンパネで作った階段が。


 え?こんな狭いところで見るの?
 いえいえ、辺りを見回したところ、柵で囲まれた広場のような場所があってそこがメインの見物場所のようでした。そこへ行くまでの道は、川辺に柵が作られているので安心です。

 さて、肝心の蛍見物は・・・・
 前日うまく写真が撮れなかったので、カメラを持って行かなかったのです。残念!ソーラーの明かりが道の両側を照らして、まるで宝塚の舞台のようーというのは大げさですが、街灯もない暗い道が幻想的に見えました。これを写せなかったのは返す返すも残念です。
 そして蛍は、徐々に増え始め、川一面、向こうの山の木々の間にも無数に光っていました。前に見たときより少し少ないかなとは思いましたが、それでも光の群れは、人には聞こえない音楽が聞こえているかのようにゆらゆらと、またふわふわとリズミカルに動いています。写真がないので、看板の写真でご想像ください。
 幻想的な美しい光景に時間のたつのも忘れました。

 うちの近くの川にも小さなヘイケボタルが細々と生息していましたが、石垣が撤去されコンクリートで固められてしまいました。もう、蛍は住めません。この美しい光景も、棚田を守り、蛍を守る人がいるからこそ。感謝です。
 
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ホタルの里1

2016-06-10 00:32:27 | お出かけ
 2日続けてホタルを見に行きました。
 1日目は今治市延喜の何とか池に。わたしはこの場所は知らなかったのですが、娘たちは毎年行っているそうなので案内してもらいました。

 市内からはちょっと離れているようですが、車が10台以上入りそうな駐車場が用意されており、交通整理の係の人までいたのにびっくりしました。 それに、見物の人たちが道をぞろぞろ。わたし、蛍をこんなに大勢の人と見たことがありませんのでこれまたびっくりしました。

 一応レンズの明るいカメラを持って行きましたが、どうでしょう。



 お、星が写ってる。蛍もなんとか写るかもしれません。
 
 しばらく車道を歩いて(けっこう車も多いのでこれはちょっとこわかった)池につきました。入り口に蛍の飼育の方法の説明とか子どもの手作りのランプとかがあって、道沿いにはずらっとちょうちんが。

 



 蛍保存のための寄付をちょっとだけして、提灯とガードレールと頼りに歩いて行きました。が、蛍が見えない。実は蛍の住むのは提灯の道の下の草むらで、提灯の道をずうっと歩いて下の真っ暗な道に行かなければならないのでした。

 いましたいました。そこかしこに青白い光が点滅しています。どれどれ



 ははは・・・蛍がいた証拠にはなりますでしょうか。長光撮影したら光の軌跡が写ったかな?3脚を持っていなかったしそれは無理でした。それに、蛍は思ったほどたくさんはいなかったのです。今年は蛍が飛び始めるのが早かったそうですから、私たちが言ったときはもうシーズン終わりかけていたのでしょうか、それとも毎年こんなものなのでしょうか。

 むしろ、水に映る光の方が賑やかできれいだったかな。


 でも、皆さん楽しんでいましたね。子どもやおじいちゃんおばあちゃんも一緒の家族連れも多かったです。子どもが騒ぐこともなく人が多い割には静かな雰囲気の中で蛍を楽しみました。ここは蛍を見る場所として長年定着して、市民の夏の楽しみの場所になっているように思えました。実際、1歳になったばかりのヨウコでさえ、帰りの車に乗ろうとせずだだをこねたくらいですから。楽しかったのよね。

 長くなりそうですから続きはまた明日。

 
コメント (2)
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