あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

巣立ち

2017-06-14 13:13:40 | 生き物
 去年、納屋の前の水たまりの土をとって巣作りをしていたツバメ。今年もほかのツバメたちに遅れてやってきました。

 
 
 頻繁に車が出入りするため、埋めても埋めてもできる水たまり。空が晴れても水たまりは残っています。わたしがそばでカメラを構えていても気にするふうでもなく....
 
 

 去年の巣に手を入れ始めました。やっぱり去年は見切り発車だったのね。



 新しく泥を積んだのがわかりますか? 向こう側も直しています。

 

 これを撮影したのは5月16日。それから15,6日たって、
 納屋の軒下にツバメが集まっているなあと思ったら、



 とまった様子が何となくあぶなっつかしくて、どれか一羽が動くたびにほかのツバメがおっとっと



 ああ、巣立ちしたんだなあとわかりました。
 まだまだ幼いツバメの雛



 仕草も愛らしいです。





 もう、巣は空かな?
 いや、もう一羽いました。


 ときおり親鳥がやってきて、誘うようなそぶりを見せます。兄弟のとまっているのを見て、飛んでみたいようですが、なかなか決心がつかないらしいです。

 がんばれ!

 私の観察はここまで。数時間後には巣はからっぽになっていました。2,3日家の周りで飛び回っていた板ツバメたちはやがてすっかり姿を消しました。夏の間に体を鍛えて、秋には遠い旅に出るんでしょうね。

 同じ頃、とある場所で植え込みにたたずんでいる雛を発見。夕方なので誰にも見つからなかったのでしょうが、けっこう人通りの多い場所なんです。

 私に見られたとわかって急いで逃げようとしました。

 

 ムクドリの雛かな? 体はムクドリよりも大きそうですが。



 心配いらないよ、捕まえたりしないから。
 地面に降りている雛の近くには親鳥がいるんですよね。そしてえさを運んでいるそうです。かわいそうだからと保護したりするのは良くないんだとなにかで読んだことがあります。
 写真だけ撮らせてもらって、さっさとその場を離れました。
 ネコに捕まらないように上手に隠れてね。
コメント (4)
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