あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

夏の思い出2 星空観察会

2017-09-05 10:22:20 | いろいろ
 東京では20何日とやら雨が続いているというころ、石鎚ピクニック広場で行われた星空観察会に参加しました。



 ぶじおくんとトラオとわたしの3人で行きました。

 ピクニック広場まではロープウェイで上がります。
 駐車場に車を停めて・・・・
 あれ?こんなところに温泉が?



 でも、使われていないようでもあるし。こちらは古い建物だったのかもしれません。
 
 見覚えのある、ロープウェイ乗り場の庭。


 コンデジで写すにはこれが限界かな。あたりはだいぶ暗いです。

 普段はロープウエイは6時くらいが最終なのですが今日は特別に夜間に運行してくれます。講師の西条自然の学校の山本先生が出迎えてくれました。
 降りてから広場までの道も明かりで照らしてくれています。



 着きました。冬はスキーができる場所です。



 何年ぶり、いや何十年ぶりでしょうね。子どもたちとスキーに来て以来かな?
 向こうに望遠鏡がセットしてありました。どこにでも自由に、と言うことで、望遠鏡の近くにレジャーシートを敷いて、まずはおにぎりで腹ごしらえ。
 ここまで来るとさすがに涼しいを通り越して肌寒いです。持ってきたジャケットを着込み、ライトが消えるのを待ちました。それと夜露がすごかったです。トラオが
 「見えない雨がふるん?」と言いましたが、まさにそのとおり。何度もタオルでシートを拭かなければなりませんでした。

 西の空にひときわ明るく輝く星が見えました。宵の明星? 金星かな?
 しかし、それは木星でした。今の時期、金星は明け方に見えるんですね。おはずかしい~
 木星を望遠鏡で見ましたが、想像より遙かにちっちゃく見えました。トラオが、「いろんな色に見える」と言っていました。よく見ていたね。

 
 それから、雲の晴れ間に現れた星を次々と解説してくれました。
 夏の大三角ーこれほどはっきり見えたのは初めてです。
 北斗七星ーこれも形がくっきり。
 さそりざーその毒でオリオンを倒しましたが、天に昇っても二人は仲が悪く、さそり座が見えるときはオリオンは見えず、オリオン座が見えるときはさそりは見えないんだとか。なるほど。
 その他肉眼で見える限りの星を教えてもらいました。わたしは双眼鏡を持って行きましたので、銀河にある無数の星も見ることができました。

 そして望遠鏡で土星を見ました。なんだか楕円に見えたんだけどあれが土星の輪だったんだろうか。
 
 その後はレジャーシートに寝転んで、ただぼぉ~っと星空を。参加していた子どもたち、誰一人騒ぐ子はいません。美しい星空を眺めて誰もが心洗われる思いだったにちがいありません。
 トラオはいつのまにか私の膝にもたれかかって、そのうちすーすーと寝息をたてはじめました。

 遠くに西条の街の光が見えました。さびしい街のようですが、コンデジの限界ですね。肉眼ではもっとたくさんの明かりが見えました。そしてこちらの方角のそれはうっすらと明るく星も見えづらかったです。



 星は、月が出てもよく見えないそうで、この観察会は月の出ない日を選んでいると言うことでした。そして冬は、ここで雪の上に寝転んで見るんだそうです 
 
 
 
コメント (4)
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