あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

そして誰もいなくなった ジヤコウアゲハの飼育記録 1

2024-10-10 23:24:17 | 生き物

もうだいぶ前のことですが(季節は初夏)ジャコウアゲハを次々と飼育しましたので記録に残しておきます。

6月23日、わずかな晴れ間を縫って羽化した成虫を放しに行きました。
 
ジヤコウアゲハの観察 前編 - あた子の柿畑日記

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ジヤコウアゲハの観察 後編 - あた子の柿畑日記

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  その時、うれしい光景を目にしたのです。数匹のジャコウアゲハの飛び交う姿、そして何匹もの幼虫と卵。そこは確かにジャコウアゲハの生息地だったと思えました。そこで、刈りはらわれそうな場所にいた幼虫を2,3匹連れて帰り、娘と半分ずつ分けて飼うことにしました。
 
 わたしは1匹だけのつもりでしたが、持ち帰ったウマノスズクサを整理していたら、もう1匹いたのです。体の大きい幼虫A やや小さいB
 まずは幼虫Aから
 
 6月24日
 
 
 
 
もりもり食べて
 
葉が足りないのか下まで下りてきました。
 
 
 
また登って行って茎のてっぺんで茎をかじっています。
 
 
葉っぱには見向きもせず
 
かじって落としてしまいました。
 
6月30日 茎を登って前蛹に。 わかりやすい場所でよかった。
 
 
7月1日 蛹になりました。
 
 
7月11日 色が黒くなってきました。 今度こそ羽化の瞬間が見られるかも。
 
 
 
正面から見ると犬の顔みたい。
 
 
 
 
 
 
7月11日 午後3時半過ぎ またもやその瞬間を見逃しました。
せっかく昼間の羽化だったのに。
 
 
 天気が悪かったので放すのは明日にすることにして、蜂蜜をガーゼに浸して与えました。
 これはまだ吻を伸ばしていませんが
 
 
 少しするとしっかりと蜜を吸っていました。
 
 
 7月12日 無事に生まれ場所に返すことができました。 いなくなったジャコウアゲハ 1
 
 
 次にその時見つけた卵。室内で飼育したほうが、寄生バチなどの犠牲にはならないというので連れて帰ったのです。
 
 卵C
 
 
 ところが、これももう一個くっついていたのです。卵D
 
 
 こうして大写しにしてみると、これは本当にジャコウアゲハの卵だったのでしょうか。
 
 6月27日 卵Cの孵化の瞬間に出会いました。残念ながら手元にスマホを持ってなかったので、決定的な瞬間を写しておりません。



 
 もう一つの卵Dは?

 
6月28日 はやくもイモムシに Dは変化なし


 
 6月29日 目に見えて大きくなっていきました。

 
卵 Dはついに孵化しませんでした。いなくなったジャコウアゲハ2
 
7月9日
一つの茎に幼虫Bと卵Cが一緒にいます。いや、いました。この日までは確かに。
 
 
 しかし・・・    続く
コメント (2)
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