ヒガンバナについての疑問2 ヒガンバナに対する人々の意識は変わったのか?
これはかなりの自信を持って
YES
と答えます。
彼岸頃に墓地で真っ赤な花を咲かせるヒガンバナは、死人花とまで言って忌み嫌う人も多かった。わたしの夫も、縁起が悪い、と、嫌っていました。半世紀近く前のことです。今は何も言いません。
道端の柿畑の持ち主は、生えていたヒガンバナの球根(正確には鱗茎)を全て掘り上げ、道に放置していました。すると、道を通る車がぺちゃんこにしてくれます。その畑には今もヒガンバナはありません。
ズラッと並んだヒガンバナを棒で薙ぎ倒して行く悪童もいました。
でも今は、わざわざ咲いたヒガンバナを刈る人は、わたしの知っているかぎり、この空き地の持ち主だけではないかしら。
ここの持ち主さんは、いまだに縁起の悪い花と信じているのかもしれません。
昨日の夕方
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真ん中まですっかり刈り取られました。
けどね、手前の花、わかります?真っ先に刈られた、道端の花なんです。
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この通り、綺麗に復活。
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うーん
いまいち意図が分からん。
最近では、ヒガンバナを美しい、愛でるべきものとして大切にしようとする人が増えているなと感じます。
昨年行った松山市窪田町のヒガンバナは地元の人たちがお世話をしているそうです。
それから、個人でも、ヒガンバナをたくさん咲かそうとしている人が少なからずいるようです。
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ここのヒガンバナは、草一本生えてない花畑の端っこに咲いています。敢えて残しているようです。
道路脇の空き地も、年々花が増えています。ボツリポツリと白花が見えているところを見ると、ここも意図的に紅白のヒガンバナの群生を作ろうとしているのではないかと思います。
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畦道は、刈る人もなく放置した結果、赤い帯が年々豪華に。
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ここを犬を連れたご夫婦が散歩していたり、小さな男の子とお母さんが、虫取り網を持って歩いていたり…
ノスタルジックで素敵な光景なんです。
そして、彼岸花で赤い道になったという実家近くの道は
前も
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後ろも
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ヒガンバナだらけ。。ここ、細いけれどちゃんとした道なんです。子どもの頃はこの道も遊び場の一部でした。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/8c/3b398581cf79c2c815686ab43c8f0a44.jpg?1728284602)
以前、弟が、
これを踏んで歩く気にはならんじゃろう
と言ったのを覚えています。確かに。これを踏みにじるなんてね。
綺麗な花は昔も今も変わらずきれいなのに、根拠のない言い伝えや刷り込みに影響されて綺麗に見えなかった昔。それが、綺麗ものはきれいと素直に認めるように、人々の意識が変わってきたのは喜ばしいことだと思うのです。これって花に限らず、世の中全体に言えることですよね。
わたしは咲き始めのちょっと暗い赤が好き。
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真っ赤に咲いた彼岸花
毒ですけど・・畑をネズミやモグラを防いでいたのかなぁ~~~?
私は好きです
繊細な花びら満開の妖艶な姿ほれぼれします
でも、今年は見に行けませんでした
わたしも子どもの頃から好きでした。でも、花は理不尽に酷い扱いをされていたように思います。今そう言うことが減ってよかったなあた、思うんですよ。
毒があるのでネズミやモグラよけに、畦や墓地に植えられたと言う説がありますね。飢饉のときには毒を取り除いて食糧にしたとか。
科学的に考えたら忌み嫌うことなどなかったんですよね。
ヒガンバナ、綺麗ですよね。全国どこにでも群生地を作って観光地になってますよね。
群れでも、一輪でも美しいと思います。
けど、食器とか洋服だとか、日用品にヒガンバナのデザインてないでしょう?やはり昔ながらのいわれを気にする人もいると言うことですよ。
今から、20年以上前、義母に彼岸花に似た真っ赤なアマリリスの球根をプレゼントしたら、「気持ち悪い」と言われて捨てられたことを、思い出しました。
そういう意味があったのかな?
昔、チューリップを見にオランダに行ったのに大半が花を摘み取られていて😭
ヒガンバナもネットでは販売されているようです。
が、
ここの人は、スマホも使ってないような高齢者。夫と同じくらいの老人ですから、頑固に迷信を信じている可能性の方が大きいです。
ちなみに、復活したヒガンバナの道ですが、昨日夕方にはすっかり刈り取られていました。
おはようございます。
ヒガンバナについては色々な説があって、どれも間違いではないとわたしは思います。
土葬をした墓に咲くのはネズミやモグラに食われないように。
畔に植えるのは、モグラに穴をあけられないように ー 水田の水が漏れますから。
それと、飢饉のとき掘り出して食糧にもしたようです。
それと、あの赤が嫌いな人もいるでしょうね。日本の田園風景の中では強烈ですし。
でも、今では市民権を得ましたね。お世話をして名所になっているところも日本中にありますね。
お姑さん、年齢的にも、ヒガンバナが不吉で、よく似た色のアマリリスも嫌だったのかもしれませんがー
夫の母も因習に囚われる人でしたね。りぼんさんもご苦労されたのでは?