もうだいぶ前のことですが(季節は初夏)ジャコウアゲハを次々と飼育しましたので記録に残しておきます。
6月23日、わずかな晴れ間を縫って羽化した成虫を放しに行きました。
その時、うれしい光景を目にしたのです。数匹のジャコウアゲハの飛び交う姿、そして何匹もの幼虫と卵。そこは確かにジャコウアゲハの生息地だったと思えました。そこで、刈りはらわれそうな場所にいた幼虫を2,3匹連れて帰り、娘と半分ずつ分けて飼うことにしました。
わたしは1匹だけのつもりでしたが、持ち帰ったウマノスズクサを整理していたら、もう1匹いたのです。体の大きい幼虫A やや小さいB
まずは幼虫Aから
6月24日
もりもり食べて
葉が足りないのか下まで下りてきました。
また登って行って茎のてっぺんで茎をかじっています。
葉っぱには見向きもせず
かじって落としてしまいました。
6月30日 茎を登って前蛹に。 わかりやすい場所でよかった。
7月1日 蛹になりました。
7月11日 色が黒くなってきました。 今度こそ羽化の瞬間が見られるかも。
正面から見ると犬の顔みたい。
7月11日 午後3時半過ぎ またもやその瞬間を見逃しました。
せっかく昼間の羽化だったのに。
天気が悪かったので放すのは明日にすることにして、蜂蜜をガーゼに浸して与えました。
これはまだ吻を伸ばしていませんが
少しするとしっかりと蜜を吸っていました。
7月12日 無事に生まれ場所に返すことができました。 いなくなったジャコウアゲハ 1
次にその時見つけた卵。室内で飼育したほうが、寄生バチなどの犠牲にはならないというので連れて帰ったのです。
卵C
ところが、これももう一個くっついていたのです。卵D
こうして大写しにしてみると、これは本当にジャコウアゲハの卵だったのでしょうか。
6月27日 卵Cの孵化の瞬間に出会いました。残念ながら手元にスマホを持ってなかったので、決定的な瞬間を写しておりません。
もう一つの卵Dは?
6月28日 はやくもイモムシに Dは変化なし
6月29日 目に見えて大きくなっていきました。
卵 Dはついに孵化しませんでした。いなくなったジャコウアゲハ2
7月9日
一つの茎に幼虫Bと卵Cが一緒にいます。いや、いました。この日までは確かに。
しかし・・・ 続く
興味深く見せて頂きました
あた子さんの影響で芋虫君も興味を持って見られます
そして続き
気になりますよ~
申し訳ないような、嬉しいような…
ても、芋虫も観察していると面白くてね。ジャコウアゲハの幼虫なんて、ギョッとするような見かけですけど、慣れてくると可愛く見えてくるからおかしいですよね、、これがあのきれいな蝶になるのですから、不思議なものですね。