と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

能や孝経を学んでいる子どもたちにはかなわないのですが

2009年08月13日 15時40分37秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 史書を読んで生涯を暮らしたといういわゆる水戸黄門様のことをちょっと読んでおりました。もっとも、あちらは偉人。政略的な面からも研究なさったようです。わたくしのような門外漢とは全く違います。(黄門様には大日本史編纂という偉業もあります)

 さて、黄門様は実はとても激しい気性のお方であったようです。

 調べれば調べるほどおもしろいかたです。

 もう一つ、お殿様であったわけですから、その政治的な能力を磨くためにも、史書を研究なされたわけです。

 十八史略などをときどき読んでいるのですが、そういう観点から読むとまた楽しいものがあります。

 それにつけてもこの時代の方々は子どもっぽくありません。現代のおとなという分類に属するわたくしもなかなか大人になりきれていません。思いつきで行動しがちでありますし、言葉の重みについてもなかなか完全ではありません。ともすると感情が揺れることもあります。怒りもあります。喜怒哀楽から離脱できたわけでもありません。

 深く思索して行動を、発言をしたいものですが、その基盤たる知識教養が実に中途半端であります。万巻の書物を読んだわけでもありません。どこかの山奥で読書三昧の境涯を送りたいと思うのですが、そんなことをしていたら時間がなくなってしまいます。要するに「半人前」なわけです。一人前に批判的精神を発露してみても、裁けるのか?という内心の声が聞こえてきそうです。職務管理は別問題として。

 黄門様の時代の日本人というのは、感情をストレートに他人にぶつけてというようなことはあまりなかったのではないかと思います。たいていそういうお方は、一家を維持することができなくなり、お家断絶とかの憂き目を味わっています。

 激しい気性を隠すために風流の道を、というお殿様もおられたようです。
 目から鱗でありました。
 幕府の厳しい詮索から逃れるために、鼻毛を伸ばしていた金沢の大藩のお殿様までおられたようです。

 そういうことを研究されている学者の先生までおられるのですから、読書体験というのはまことにもってありがたい限りであります。

 ☆

 このブログも永久にやっているわけにもいきません。
 周囲の状況によっては中断、閉鎖もあり得るわけです。来週あたり危ないかとも思っております。

 継続してみたいのですが、それを可能にしてくださるのならばということです。いっそのこと動画オンリーで記事がないブログにしましょうかな・・・

 ま、そんな冗談はさておき、本当は史書でも読みながらゆっくりしていたいのですが、広報も兼ねているとなるとそういうわけにもいきません。

 材料探しに校内を駆けめぐっています。
 
 ただし、法規の問題があって、個人情報とかがなかなか難しいのです。
 部活動の紹介が一番難しい。
 
 よその学校ではあまり気にしていないようですが、わたくしはそれはできません。

 
 明日はまたNPOのBeCOM様主催の日本語暗唱教室があります。
 本校の国語科の先生が授業をやります。
 当然、取材に。

 楽しみです。
 実に楽しみ。
 
 小さい子どもたちが一生懸命に古典等に取り組んでいます。能の研究や、孝経まで教えていただいたと風の便りで知りました。凄いことです。かないません。若い頭脳にまったくかないません。

 日本の未来は明るいとつくづく思っております。

 唯一気がかりなのが、わたくしの顔が悪相ですし、いつも黒っぽいスーツですから、泣かれたりしたら困るなぁと思っています。おっかないとか言われてしまいそうです。ただのおじいちゃんですがね。
 (^0^)/


 明日また報告しましょう。
 ここで。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/