と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

表象の世界・・ブーバーとの関わり

2009年09月02日 21時48分12秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 自分のことが本当に情け無くて、絶望という状態に近い時こそ、わたくしは希望が持てると思っています。

 ニーチェの言っていることの反証でもあります。

 これは受験を控えていたり、順調に成績が伸びないときこそKEY WORDにしていただきたいことの一つであります。

 具体的には、冒頭のような状態に陥ったときは、アガペーと呼ばれる一種の精神的な高揚を経験するからであります。ですから決して自暴自棄に陥らないでいただきたいと思います。

 一種の成果主義の狭量な視野からは脱出していただきたい。

 表象は、本質は「無」でありますから故に。

 所詮人間界のことなど、たいしたことはないのであります。

 さすれば、十年後の在校生諸君が何をしているかという観点から進路を考えることがキャリア教育ならば、自分を理解し、自分を追求することが、喫緊の課題になるわけであります。

 これは本当にそう思います。

 わたくしの生涯の課題です。

 思えば、高校二年生の時に、東京大学印度哲学科卒の倫理社会の先生にそのことの宿題をいただいて、未だに解決できていない「自分とはなんぞや?」であります。

 公案のようなものです。

 

 今日は、本当に研修会に参加させていただいてよかったと思いました。

 生徒の進路を指導するということは、まさに自己を追求するという永遠の課題でもあるからです。

 あまりこのことを真剣に考えますと、白陰ではありませんが、神経症にかかってしまいますからこれくらいにしますが。それとそういう考えからは教育の全否定にもつながりかねません。自己を「完全に」知った者だけが、教える資格があるとなるとこれは、史上最大の困難な課題となってしまいますからね。

 そんな人はいませんから。

 

 今日、ブーバーについての記事にコメントをいただいた方があって、感謝申し上げるとともに、その方のコメントに激励をいただいたような気がしたからです。実に有り難いコメントでありました。しかも遠く長崎の地から。敬愛する作家遠藤周作先生の「沈黙」の舞台でもありますし。

 明日からまたまた「表象」の世界で生きていかねばなりません。

 それが運命と言うべきでありましょう。


 ※今日の記事は在校生諸君にはちょっと難しい話でしたか・・・
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明日も元気で

2009年09月02日 18時34分55秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 自分とは何か、自分はなにをすべきかというようなことがキャリア教育の根本だと教えていただき非常に納得いたしました。
 これはまさにそのとおりであります。
 
 昨日の始業式でも言いましたが、自分を知ることが最も困難であります。

 あるインテリが、知ったかぶりをして自分とはなにかということで哲学的な講釈を述べていると、お師匠様がさぁ自分というものを出して見せてみぃと言われたという文章が古典にあります。いきなり頭を殴られたと、も。

 講師の先生のご尊顔を拝しながら、そんなことを考えておりました。



 今日は新学習指導要領の勉強をさせていただきました。校長対象の講習会でありました。
 中身が大きく変わります。
 これから真剣に情報収集をして、勉強です。
 構想もあります。
 
 そんなこんなで、慌ただしい二学期がはじまりました。

 
 最も心配しているのがインフルエンザであります。
 保護者の方々にも文書を発送しました。
 在校生諸君にもいろいろな注意の文書を出しました。

 杞憂にならないように。
 そればかりを祈っております。


 明日も元気で登校してきてくださいね。

 
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/