自分のことが本当に情け無くて、絶望という状態に近い時こそ、わたくしは希望が持てると思っています。
ニーチェの言っていることの反証でもあります。
これは受験を控えていたり、順調に成績が伸びないときこそKEY WORDにしていただきたいことの一つであります。
具体的には、冒頭のような状態に陥ったときは、アガペーと呼ばれる一種の精神的な高揚を経験するからであります。ですから決して自暴自棄に陥らないでいただきたいと思います。
一種の成果主義の狭量な視野からは脱出していただきたい。
表象は、本質は「無」でありますから故に。
所詮人間界のことなど、たいしたことはないのであります。
さすれば、十年後の在校生諸君が何をしているかという観点から進路を考えることがキャリア教育ならば、自分を理解し、自分を追求することが、喫緊の課題になるわけであります。
これは本当にそう思います。
わたくしの生涯の課題です。
思えば、高校二年生の時に、東京大学印度哲学科卒の倫理社会の先生にそのことの宿題をいただいて、未だに解決できていない「自分とはなんぞや?」であります。
公案のようなものです。
今日は、本当に研修会に参加させていただいてよかったと思いました。
生徒の進路を指導するということは、まさに自己を追求するという永遠の課題でもあるからです。
あまりこのことを真剣に考えますと、白陰ではありませんが、神経症にかかってしまいますからこれくらいにしますが。それとそういう考えからは教育の全否定にもつながりかねません。自己を「完全に」知った者だけが、教える資格があるとなるとこれは、史上最大の困難な課題となってしまいますからね。
そんな人はいませんから。
今日、ブーバーについての記事にコメントをいただいた方があって、感謝申し上げるとともに、その方のコメントに激励をいただいたような気がしたからです。実に有り難いコメントでありました。しかも遠く長崎の地から。敬愛する作家遠藤周作先生の「沈黙」の舞台でもありますし。
明日からまたまた「表象」の世界で生きていかねばなりません。
それが運命と言うべきでありましょう。
※今日の記事は在校生諸君にはちょっと難しい話でしたか・・・
ニーチェの言っていることの反証でもあります。
これは受験を控えていたり、順調に成績が伸びないときこそKEY WORDにしていただきたいことの一つであります。
具体的には、冒頭のような状態に陥ったときは、アガペーと呼ばれる一種の精神的な高揚を経験するからであります。ですから決して自暴自棄に陥らないでいただきたいと思います。
一種の成果主義の狭量な視野からは脱出していただきたい。
表象は、本質は「無」でありますから故に。
所詮人間界のことなど、たいしたことはないのであります。
さすれば、十年後の在校生諸君が何をしているかという観点から進路を考えることがキャリア教育ならば、自分を理解し、自分を追求することが、喫緊の課題になるわけであります。
これは本当にそう思います。
わたくしの生涯の課題です。
思えば、高校二年生の時に、東京大学印度哲学科卒の倫理社会の先生にそのことの宿題をいただいて、未だに解決できていない「自分とはなんぞや?」であります。
公案のようなものです。
今日は、本当に研修会に参加させていただいてよかったと思いました。
生徒の進路を指導するということは、まさに自己を追求するという永遠の課題でもあるからです。
あまりこのことを真剣に考えますと、白陰ではありませんが、神経症にかかってしまいますからこれくらいにしますが。それとそういう考えからは教育の全否定にもつながりかねません。自己を「完全に」知った者だけが、教える資格があるとなるとこれは、史上最大の困難な課題となってしまいますからね。
そんな人はいませんから。
今日、ブーバーについての記事にコメントをいただいた方があって、感謝申し上げるとともに、その方のコメントに激励をいただいたような気がしたからです。実に有り難いコメントでありました。しかも遠く長崎の地から。敬愛する作家遠藤周作先生の「沈黙」の舞台でもありますし。
明日からまたまた「表象」の世界で生きていかねばなりません。
それが運命と言うべきでありましょう。
※今日の記事は在校生諸君にはちょっと難しい話でしたか・・・