・この記事の直前に書道部の活躍を、書かせていただきました。同じ芸術分野では『フランダースの犬』が思い出されます。こちらは画家志望の少年物語。知っていますよね?世界の名作です。もっとも、日本だけという指摘もあるようですが。
・昨夜、『フランダースの犬』のDVDを見ていました。実は、日米の文化的なスクリプトの違いということで分析をされている発達心理学の先生の著書を拝見して、ほんとうに面白くなったからです。それまで、そんなことを意識して、この作品を見たことは無かった。この『文化的スクリプト』という観点からの児童書分析は、実は非常に楽しい分野であります。インターネットで調べてみましょう。なにかの足しになります。
・世の中には、面白いことを研究なさっている学者がおられるものであります。アニメを見ながら、発達心理学の勉強ができるのですから。根拠もいくつか明らかにされておられて、大学で幼児教育等を専門に研究されるのなら、これはわたくしも興味がある分野でもあります。
・幼児達が見ている映像は、どんな影響を与えるんでしょうね。人格や、心の発達において。このことは高校教育においても同じでしょうから、決して看過できないことでありましょう。
・一番興味があるのが、日米でこうした映像になっている物語が、結末が違ってきているということです。原作どおりに制作されている場合と、ハッピーエンドで終わっている場合と、いろいろあるんだそうです。
・これは面白い。
・どうしてなんでしょうかね。なぜ同じ物語が、国によって結末が違ってくるか。大変に楽しいことであります。
・今日はそんなことを考えました。
・さぁ、明日も元気で登校してきてください。