・今日は千葉科学大学の教職課程を選択しておられる学部3年生が来校されました。授業を見ていただいて、授業分析をしていただきました。実にシビアな授業分析でありました。そして観点がしっかりしている。ポイントも十分捕まえておられる。
・事前に、授業参観のコツとして愚生の持論であるKR情報論を申し上げました。これは実に重要な授業設計の概念で、プロなら誰でも知っていなくてはなりません。フローチャートで授業を考える時は必須の条件でもあります。
・嬉しいことがありました。ずいぶん成長なされたなぁと感じたからです。こういうことは一人前の大学生に申し上げては失礼だとは、重々承知の上で書いていますが。
・数年前から高大連携をさせていただいておりますから、3年生の学生さんとは若干の面識があります。そうです、初めてお会いしたわけではないからです。ここまで授業を分析なされるとは・・・すばらしいことであります。実に嬉しかったのです。数ヶ月前よりもずっとレベルが向上しているという実感を持ちました。こういうときが、教育関係者というのは嬉しいものであります。本当にそうであります。
・出会ったころの印象と全く違っていました。教職課程を学んでいるうちに、相当鍛えられているのだなと思いました。授業観察のポイントをしっかり把握なされている。これもまた千葉科学大学のU教授をはじめとする指導陣のすぐれた指導のたまものでありましょう。やはり人間は鍛えの時を持たないとなりません。
・どんどん若い教職員が出てきます。これまでは今に追いつかれるぞ、うかうかしておれんと思っていましたが、もうすでに若さ・意欲・体力・気力等々ではかなわない。ま、一つだけはこっちも自信がありますが、ね。(^0^)/
・それは年齢のことではありませんよ。もっともここでは明らかにはしませんが、されどどっかで言っておかないと、誰も後継者がいなくなってしまいます。これは愚生としては若干の問題がある。誰もいない洞窟に向かって吠えているわけにもいかない。
・生涯学ぶ人でありたいと思っておりますから、人に教えるより、まずは自分が学ばないといけません。この8月に出会った85歳の大学院生のように、いつまでも哲人を目指していきたいものであります。
・今日は良かった。ほんとうに、燃えるような実に生き生きとした情熱あふれる大学生といろいろと会話を楽しませていただいたのですから。ほんとうに幸福な時間を過ごさせていただきました。教員でなければできない経験でもあります。ありがとう!
・また来てくださいね。