横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

ほめること=伸ばすことではない?

2013-05-31 17:11:14 | 発達や学習が心配
昨晩、NHKの番組で、職場の新人をいかに伸ばすか、という話をしていました。
はっとすること、なるほど、と思うことがたくさんありました。
新人には、”ほめて伸ばす”というのが、今のトレンドだそうです。

先週「人を伸ばす力(内発と自律のすすめ)」(著者:エドワード・L・デシ+リチャード・フラスト)
という本を読みました。
その中に、”ほめられること”が、必ずしも”内発的動機付け”に結びついていない、という
ショッキングな実験結果について書かれていました。

中には、”ほめられること”自体が行動の目的になってしまい、
そうすることに”真の喜び”を感じていない子どももいる、ということ。

”本当にやりたくてやっている”わけではないので、ほめてくれる対象が
いなくなると、その行動をやめてしまう・・・。

う~んちょっと身に覚えがあるような・・・。

でも、本当に楽しくなるまでって、多少苦労があったり、周りの応援が
必要だったりすることもありますよね。

つまり、自分で、”やったー!”という達成感を心から感じる瞬間が
必要だということでしょうか。口だけでほめてくれることに
喜びは感じないですものね
コメント
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