横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「朝会」の苦手感

2017-02-22 14:13:48 | 発達や学習が心配
今週は、風が強いですね~。

今日は少し寒いですが、少しずつ「春」

近づいてきているのを感じます。

外を歩いているとお花の香りがしています💛

今日は「朝会」の話。

みなさんは、学生のころ、「朝会」が好きでしたか?

私は正直・・・あまり・・・。

早く終わらないかな~と気を付けのまま過ごしていました。

月曜日、朝一番、「気を引き締める」ためのような

朝会。

遅刻していくとけっこう目立ちます。

寒くても暑くても、外で整列。

(今はすごく暑いときなど健康面を考えて

体育館のこともあります)

身長順に並ぶので、自分の「目の前」は、

友だちの「頭」。

校長先生の話は、「音声」のみであまり

表情は見えません。

少しでも動いてしまうと叱られたことも。



すごく動いて友達のからだにふれてしまう子どももよくいます。

こんなふうに地面に〇をかいて(目立たないように)

この中に立っていてね、と言ったこともありました。

その子はすごくがんばってその中に入っていようと

努力していましたが、きっと校長先生のお話は

あまり聞けていなかったかも。

「立って気を付けや休めの姿勢を保つ」ことが無難しい子どもは、

朝会だけでなく、音楽の発表会なども苦手感があります。

「歌う」とき、「楽器を演奏する」とき独唱、独演ならまだ

自分らしい、からだの動きでよいのでしょうが、

学校では「集団」で発表することが多いので、そうもいきません。

みんなが姿勢を保っている中で、初めの位置から動いてしまう、

また「ひざ」がくずれてしまう。

中には、緊張がたもてずに声を出してしまう。

すべて叱責の対象です。



漢字の辞書をつくってみました。

低学年の発表会では、最近、「ふり」を付けたり、からだをリラックスさせて

ゆらしたりしているものも見かけます。

姿勢を保ったり、長時間の緊張が難しい子どもたちにとって

「楽」になる方法かもしれません。

塾で、授業のはじめに、「~秒間片足立ちできるかな?」と

ゲームのようにしている子どももいます。

徐々にタイムがのびてきて、がんばろうという意欲が

湧いてきています。


ある程度できたら、「座る」姿勢につながってきています。

教員のときも合唱指導の先生に、「歌う前に」と

姿勢づくりのウォーミングアップの仕方を教わったことが

ありました。歌にも「体力」が必要なんだとしみじみ思いました。

      

朝会も5・6年生の委員会からのお知らせ(劇や紙芝居

などで楽しく伝えてくれます)や、「表彰」などがあると、

なんとなく、「うれしい」気分になってきます。

校長先生の「心に響くお話」は、短め(笑)で

少しほっとするような内容の朝会だと月曜日の朝が

「ブルー」から「グリーン」ぐらいに変わらないかな?




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