横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

子ども支援の「核」は、だれが?

2017-02-15 11:44:15 | 発達や学習が心配
今日の朝刊に新しい「学習指導要領」の記事がでていました。

英語活動が3年生から始まり、5・6年は「英語」を教科として

「読み・書き」の活動、そして「評価」もあるようです。

日本の都道府県名につかわれる漢字が必修になるようです。

時数が増えた分は、「工夫」でのりきるように・・・とのこと。

現場の先生が、もっと「多忙化」しないとよいのですが・・・。


今日は、支援が必要なお子さんに対する支援の「連携」に

ついて。

学校の中では、「特別支援教育コーディネーター」や

「児童支援専任」が、児童生徒、保護者、担任、

校内のスタッフ、そして外部機関との連携を図る

役割をしています。

子どもは、学校の他に放課後は、習い事や、家庭・地域、

そして放課後支援の場所などですごしています。

ただ、現状として公立の学校は多様な子どもたちを

受け入れていて、すべてに手が回すことができない

ということもあると思います。

なかなか、「その子ども」に対して

「一貫した」支援ができないのが現実だと思います。

子どもはあるところでは、「~が許可され」

あるところでは「許可されない」

あるところでは、「~しなさい」と言われ、

あるところでは全く違うことを言われる。

あるところでためた「ストレス」を別の場所で

出してしまう・・・・。

そして、叱られて、また別の「ストレス」を

別の場所で出してしまう・・・。

「どうしてこんなことをしたの?」と

言われても、自分でもよくわからない


    

・・・こんなことが結構あるのではないかと思います。

その子に関係する人・機関が一同に会して

対応を考えられると、

効率的に

一貫した


支援になるのにと今まで思ったことが何度かあります。

講演会などで、地方では、

1歳半検診のころから保健センターなどが核となり、

「成長のカルテ」をつくり、進学しても

専門性・継続性をもって支援にあたっている

ところがあると聞いたことがあります。

子どもも保護者も安心できるのだろうな~と

うらやましく思います。

転出入が多く、また人口も多いところでは、

かなり難しいこともあると思います。

それに「園」や「学校」は職員の転任も多く、

「在籍期間」のみの支援になってしまうこともあります。

進学したり、進級したりでまた今までの「支援」が

変わってしまう・・・。

保護者や子どもたちの様子を見ていて

なんとか「核」がつくれるといいな~と思います。

         

これから先、先生が「多忙」になることで大切な「支援」が

しにくくなってしまわないかと少し心配です。

また、土曜日の登校が増えることで、

そこで、「休息」できた子どもや先生が

いっぱいいっぱいになってしまわないか・・・

そんなことを考えながら、記事を読んでいました。



図形や、数が「量感」としてとらえられる図鑑を見つけました。

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