横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

NHK「発達障害特集」をみました。

2017-05-25 12:17:52 | 発達や学習が心配
NHK発達障害特集

ご覧になった方も多いのではないでしょうか?

一見、背景真っ白で、ちょっと光が強かったかな・・・

でも当事者の気持ちや、感覚を

「再現」したり、語ってもらうことで

自分自身もまたたくさん考えました・・・

今だにその「考え」がまとまっていませんが。

自分が他の人と「違う」ことに気づいたとき、

周りの人に伝えることがこわい、という意見に対して

出演者の方は、「人に伝える以外、楽になる方法がなかった」と

話していました。

そして、「何が困っているのかをできるだけ具体的に伝える」

(例えば、ここは音が大きいのでつらい、のように)

ということ。

もちろん、小さいうちは、「何に自分が困っていて」

どうしたら楽になるのか」が分からない場合もあるのかと

思います。

周りの大人(ときには、すごい同級生!)が

どんなときに困っているか気づき

「~したらいいんじゃない」と考え

試してみて、うまくいけば

それからは、「わたしのトリセツ」に取り入れられますね。

あとは、

映像をみるとき、「音声と字幕」が同時だと「役に立つ」が、

「音声と字幕」に「時差」があると、同時に2つのことをする

エネルギーがいるということ。

なるほど、と思いました。

単純に「刺激」を減らす、のではなく、

その人に「どう受容されているか」を

モニタリングしなくては、ということ。

そして、「発達障害」の人は・・・とか

「アスペルガー」の人は・・・・とか

ひとくくりにはできないということ


これは教室で授業をしていたときも、

塾で子どもたちと接している現在も強く感じます。

本を読んだ知識で「~の子どもは~だから」と

いう話をするのではなく、

「~さんは、今こういう状態だから」

考える。

私自身もこの番組を見て、たくさんの内容を

「知覚」し、まだ整理ができていない状況です。

続編ができそうなので、とっても期待しています。

「どうしたらよいか」前に進む手立てがみつかる

「アイテム」になりますように。


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