横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「前ふり」

2017-10-16 15:45:38 | 発達や学習が心配
今日は、「涼しい」を通り越して「寒い」ですね・・・。

お鍋が恋しいです。


今日はみなさん、風邪をひかぬよう、

早く帰りましょう!

・・・帰れない方もいらっしゃる・・・・

今日は、「前ふり」の話。

例えば、自分だけはじめて参加する会で

いきなり「指名」されてしまったら


戸惑いますよね・・・。



みんな同じ教室にいる 同じ年齢の子

みんな同じ家族

だとしても

「全員が全く同じ土場」にいるわけでは

ないのです。

その子その子で「経験として

受け入れたもの」が違うのです。

こんなことに気づいたのは、

私自身ものすごく昔でもなく

「説明したからもう分かったかな」と

思っていたこともありました。

「ことばでの説明」をしたり

「校外学習に行く場所の写真」などを見せたりしたことで

その子が「分かった」かというと

そうでもないのです。

そこで行われることへの「見通し」が立たず、

「不安」になってしまう・・・。

「不安」は、気持ちがひくだけでなく、

「動かない」という抵抗や、「反発する」という元気(?)な形を

とることもありました。

放課後、少人数の子で(もちろん不安な子も含め)

初めての取り組みをちょっと試してみる。

例えば、「グループでの話し合いの仕方」とか

「お試しで工作を作ってみる」とか

「輪になってするゲームをやってみる」とか

「ワークシート」に書いてもらうとか。

不思議と少人数だと緊張が少ないのです。

一緒になってやっても、また「見ているだけ」でも

「いきなり」より本番がすごくスムーズになります!

指導する立場からすると、「事前に自分も練習」できて、

一石二鳥!

うまくいかなかったところを「修正」できます。

動きが活発な子なら、「会場準備」も手伝ってもらうと

さらに「前向き」な取り組みになります。

(もちろん、本番で参加しにくいときの

対応も伝えておきます。)

家では・・・・

「旅行」に行くときなど、計画から子どもも参加する

(いくつか選択肢をつくって、選ばせる)

「旅行パンフレット」をつくって、日程表や地図を

見える形にする。(子どもといっしょに作るとなお💮)

また、疲れたときには、パスしたり変更したりできる余裕が

あることを伝えておく。

「前ふり」はちょっぴり手間がかかりますが、

その分、子どもの心が「自由」になれる

「前ふり」のタイミングは、行事が大きければ、大きいほど早く

「抵抗が大きそう」だったら、少しずつ小出しにして(分割して)・・・と

思います。

「不安」に思っていることを「言語化」してくれると

大人も準備ができますね。

そうでないときは、

「忖度」しましょう!



大人だって、「急に」はつらいですよね。


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コメント
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