横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

夏休みの課題解決?グッズ!!

2022-08-06 18:40:08 | 発達や学習が心配
8月1週目!

まだまだ夏休み課題に取り組んでいる小学生もたくさんいるはず!

私も塾でお子さんたちの「支援」に取り組んでいます。

あくまでも主体は「子ども自身」なので、「黒子」です。

算数の問題で

260mのロープを8mずつ切っていくと

何本できて、なんmあまりますか?


という問題がありました。

大人なら、ぱっと 

260÷8=

と割り算の式が浮かぶと思います。

でも、なかには、引き算かな~と一瞬思ってしまう子も。

そこで・・・

塾は260mの広さがないので・・・・

260cmの紙テープを作りました.






8cmずつ定規でしるしをつけていきます。

すると、32本とれて、4cmあまることがわかりました。

もう、この時点で「割り算」ということが分かり、

あまりも、「4本」でなく、「4cm」ということがするっと

だた、正直。「けっこう大変!」という感想。

「似た問題があったら、自分で解けるよ。」と伝えると、

確かに、後の方に似た問題があり、今度は、自力で解けました!

算数でたった2行の問題でも、実際に「社会生活の中で」こんな作業をしている方たちがいらして、

大変な手間をかけているということにもちょっと気が付いた様子です。

よくがんばりました!



その次は、「感想文」。

「おすし」についての本だったので、実際に魚にさわってみることに・・・。

でも、夏のスーパーって、「冷凍」か「内臓をとっておろし終わった」のか、「干物」ばかり・・・。

やっと「いか」を手に入れて・・・



本当にあしが10本あった!

2本だけ長いのも本当だ・・・。

さわったらぬるぬるするね~。

とびっくり

からだの中に入っている「ほね」みたいなものも出してみました。

透明でプラスチックみたい。(貝のなごり?)

そして、おなかも。



やっぱり「本物」の力はすごいです。

ことばがたくさん出てきました。


少し学年の上のお子さんの感想文では、

メモづくりにipadを使ってみました。

横浜の学校で使われている「ロイロノート」。



すきな画面の色が選べます。



こんなふうにカードを並べて、



順番を入れ替えるのもさくさく

私は、初め、子どもが入力するときに



キーボード画面を使っていました。

でも・・・・なんだかお子さんたち、しっくりこない様子・・・・・。

今どきのお子さんたちは、みんなスマホユーザーで

友達どうしLINEでメールをしているそうな。



では、スマホのような、フリック入力にしたら?



先ほどの2倍速!

実は、この方法は、あるお子さんから教えてもらいました・・・・

漢字の変換もとっても早いです。

(ただ、どの文字を選ぶかは、勉強していないといけませんが)

一度メモができてしまうと、付け加えたり、

変更したりは、とっても抵抗が減りました。

中学校に向けて少しずつパソコンの「キーボード入力」も練習していますが、

中には、タブレットがあれば、「フリック入力」の方がよほど慣れて使いやすい子どももいるのでは?

子どもから「ことば」がでにくいのではなく、

実際にその経験をしてみたり

「書く」ことの「手立て」をつくったりすることで

意欲も能率もスムーズさも変わるのだと、気づいた「夏」でした


夏の課題がまだ残っていたとしても、ちょっと「夏を楽しんでも」

夏休みなんですから💛



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コメント
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