【祝10周年!】Japanese Curry Awards 2023に今年も参加しました

こんばんは。

今年もJapanese Curry Awards(以下JCA)の季節がやってまいりました。
2014年からで早いもので10度目になります。
※Japanese Curry Awardsとは何ぞや?という方はコチラをご覧ください。
 ※過去のアワードについてはJCA公式サイト
を参照ください。

今年のノミネート選出は従来の11名に加えて、新たに以下の皆様にも
ご協力いいただきました!
ハラ☆デリックさん
カレー哲学の清水さん
東京ダルバートMAPの田嶋さん
カレー三兄弟からタケナカリーさんと福岡さんのお二方

しまじろさん(カレー401
ropefish(カレー細胞)さん(カレー細胞
三嶋達也さん(「口癖はカレー」主宰)
鈴木さん
さいちゃん

私(USHIZO)
※順不同

今年のメインアワードは各審査員からノミネート5店舗選出となりました。
受賞店は例年通り10店舗の予定です。
私も選出させてもらいましたので、僭越ながら紹介させてもらいます。

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【メインアワード】USHIZO選出5店

スパイスハウスpepe(鎌倉)※初選出

新橋の料亭から紆余曲折を経て創業70年になりますが、スパイスハウスpepeとしては1980年オープンです。
3代目現オーナーは80歳を超えてますが、今なお独創性に富んだスパイス使いのカレーを常時6種類以上提供していて驚きました。
ハツ・レバー・砂肝など鶏肉のあらゆる部位が使われたマサラカレーは今年いただいたカレーの中でも一番の衝撃でした。
御成通りの商店街のお店とのコラボや地域での影響も含め、表彰したく思います。

ネパール料理サンサール(小岩・本八幡・東新宿)※昨年に続き選出

1999年に小岩でオープンのネパール料理店。
ここ数年でインド・ネパール料理店が増えて、ダルバートもそれほど珍しくなくなりましたが、もっと昔からダルバートを提供しています。
今年久しぶりに訪問しましたが、骨付きぶつ切りのチキンカレーや、大根の漬物(ムラコ・アチャール)には、柑橘系の風味のする豆の一種を使っていたり、非常に手がこんでいることを再認識しました。
ナンも出すネパール料理店は珍しくなく、サンサールもその例に漏れませんが、南インド料理のラッサムなども提供しているのはここくらいでしょう。
堅実に3店舗を経営して、地域に愛されるお店として続けているのも評価したく思います。

セイロン・イン(中目黒)※昨年に続き選出

1991年オープンのスリランカ料理店。
ひと昔まえのスリランカ料理の代表的なお店、コートロッジが衰退した中で30年以上お店を続けてくれていることに感謝して推薦します。

カレーハウスすぷーん(西国分寺)※昨年に続き選出

1966年オープン。
プレーンの欧風カレーに揚げ物などをトッピングする古き良きカウンターのカレー店です。
もうすぐ60周年になりますが、2代目がお店を引き継いで味を守ってくれています。
美しい盛り付けのカレーは、現代でも全然通用するビジュアルです。

インド風カリーライス すぱいす(荻窪)※昨年に続き選出

2002年オープン。
ホロホロの手羽元とサラサラでシャープな辛さのカレーが20年以上前からあったことも、店主の佐藤さんが脱サラして独学でスパイスの配合から作り上げたことにも大変驚きました。
今はなき蔦カレー(インド風カリーライス)のカレーを会社員時代に佐藤さんが好きだったことから、DNAが受け継がれているのも昔からカレーを食べ歩いている身としては嬉しいポイントです。

【新人賞】
該当するお店に行けてないので無し

【名誉賞】USHIZO選出
日比谷松本楼(東京・日比谷)

明治36年(1903年!)オープン。
今年は120周年になりますが、久しぶりに訪問したところ現代に合わせてアップデートされていて古さは全く感じませんでした。
10円カレーが有名すぎますが、そのチャリティイベントは昭和48年(1973年)からで50年目になります。
日比谷公園開園と同年に開店して歴史とともに時間を重ねて、ひと皿のカレーを通じてチャリティイベントで社会貢献を50年も続けることは他では考えられません。
名誉賞をぜひとも贈りたく思いました。
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以上です。

ぜひ審査員の皆さまのブログやSNS等で紹介されるお店もご覧になってください。
全然かぶってなかったりで、楽しめると思います。

そして2023年度のアワード発表は、年末年始を予定しています。
今しばらくお待ちください。
それでは、失礼します。
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