【荻窪】すぱいすの骨付きチキンカリーをいただきました【since2002】


こんばんは。

今年の5月末頃にBSフジの植野食堂という番組の制作会社の方からメールをいただきました。
Dancyu編集長の植野さんがいろんなお店で料理を教わり、自分のお店に出すメニューにしていくという番組のようです。
私の大昔の蔦カレーの記事を見ていただいたようで、画像提供のお願いでした。
早いもので蔦カレー閉店は14年前になりますが、HDDを漁って元画像から喜んで提供させてもらいました。

そして後日、番組が放送されました。
お店は荻窪の有名店、インド風カリーライス すぱいすでした。
カレーが好きなサラリーマンだった店長兼オーナーシェフの佐藤さんが蔦カレー(正式名称は印度風カリーライス)に当時よく通われたそうで、植野さんとも思い出話に花を咲かせていて、とても楽しめました。

総武線沿線のお店は全く開拓できていなく、すぱいすにも未訪でした。
せっかくご縁ができたので訪問しようと思っていたら、あっという間に半年が過ぎてしまいました…(´・_・`)
今年の宿題は今年のうちに、という訳で訪問してきました。

場所は荻窪駅南口のすずらん通り商店街に入ってすぐです。
駅を挟んで反対側の馬来風光美食には何度も伺って、満席や休業で何度も空振りにあっていましたが、その都度帰ったり別の駅に行ってました。
実はいくらでも訪問する機会があったことを反省しつつ、入店しました。

店内はカウンターとテーブルで15席ほどで、遅いランチタイムでしたが次から次へとお客さんがやってきます。
そういえば感染症対策についてチェックするのを忘れていましたが、カウンターごとに仕切りなどはなく、会計は現金のみでした。
違和感を感じないくらい、日常に戻りつつあると考えるべきでしょうか。

メニューの種類はかなり多く、季節の限定カレーなどもあったのですが、最初は基本の骨付きチキンカリーを中辛にしてみました。
サイドメニューのポテトサラダとルイボスティーのセットも注文しました。


カレーのピクルスと福神漬の小皿と、ポテトサラダにルイボスティーが運ばれてきました。
ポテトサラダは滑らかで酸味がやや目立って感じられます。
カレーを食べている途中でいただくと、いい感じにお口がリセットされました。
そしてそれほど待たずにカレーが運ばれてきました。

固めに炊いた押し麦入りご飯シャバシャバのカレー、そこに手羽元が2本入っています。
スパイスのザラッとした感じと炒めタマネギが溶け込んだカレーは酸味が最初に感じられて、スープの旨味とそこからシャープな辛さが来る感じです。
中辛でもかなり辛めでした。
辛いといっても後を引く感じてはなく、すっきりしています。
旨味を少し引いて、甘さとタマネギのピューレみたいな感じを足したら草枕のカレーに近いかなと思いました。


手羽元はスプーンで骨から簡単に外れます。
とはいえ煮込みすぎで肉から旨味が抜けているということもなく、柔らかくてとても良い塩梅でした。

あっという間に完食しました。
サラサラで油脂も少なくもたれずに、またいただきたくなるカレーですね。
20年以上前からこのようなカレーを提供していたことに驚きましたし、時代がすぱいすのカレーに追いついてきたんだなと思いました。
久しぶりに発汗するカレーをいただきましたが、セットのルイボスティーで辛さをクールダウンしてすっきりしました。
デザートのプリンがお休みだったのが残念だったのと、ドリンクにチャイかコーヒーがあれば言うことないのにと思いました。

会計後に店主の佐藤さんにご挨拶して、番組の件をお話させてもらいました。
大変収録が盛り上がって、1時間枠に拡大してもいいくらいの内容だったと伺いました。
お役に立ててよかったです。

次回は別のメニューをいただいてみたいと思います。
それでは、失礼します。

【店舗情報】※営業時間などは変更・短縮の場合があります。事前にお店への確認をお願いします。

インド風カリーライス すぱいす

住  所:東京都杉並区荻窪5-16-20 すずらん通り


電話番号:03-5397-3813 
営業時間:月〜土 11:30~14:30、ディナー17:30〜21:00LO、祝日ランチのみ営業(営業時間変更の場合あり)
休  日:日曜日(臨時休業の場合あり)

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