【JCA2023】祝メインアワード受賞!サンラサーであいがけをいただきました【東新宿】

こんばんは。
昨年Japanese Curry Awardsのメインアワードに選定させていただきましたサンラサーへ、カレー細胞さん、しまじろさんとお祝いに伺いました。

過去、新宿ゴールデン街の間借り営業から実店舗に移転されたときと、コロナ禍に入った2020年などに私はノミネートに推させてもらいました。
そのときは受賞には至りませんでしたが、今回無事に受賞できて本当に嬉しく思います。
過去記事から以下に引用いたします。

サンラサーは私が知る限りでありとあらゆる方向で動いたお店だと思っています。 休業、完全入れ替え制で営業再開、お客の安全を第一に再度の休業、知人のお店を応援する配達代行、レシピをnoteの有料記事で配信、カレーの冷凍販売…などなど。

コロナ禍が落ち着いてもサンラサーの勢いは止まりません。

先日から朝ごはんの営業も始めています。
カレーだけじゃないアプローチの試みは面白いです。
お話を伺うときちんと理由があって、戦略的な試みだと分かりました。
以前からですが、店主はきちんとロジックを言語化して自分の中に落とし込んで発信できるのが本当にすごいなと思います。

今回はあいがけカレー(花椒キーマカレーと菜の花のダール)にじーろー味玉をトッピングしました。
花椒キーマといってもシビ辛という感じではなくて、いつものように安定していただけるお味です。
菜の花のダールも春らしさも感じながらポッテリした優しいカレーです。
それぞれを混ぜたりしながらおいしくいただきました。

(撮影ならびに掲載の許可をいただきました)
無事にメダルをお渡しすることもできて、本当に嬉しく思います。
今後のJapanese Curry Awardsの運営についても、貴重なご意見をいただきました。
お店に伺う方は、ぜひお店でご覧になっていただきたく思います。

現在、台湾東部地震の支援の募金をお店で行っています。
この日のお釣りを募金させてもらいました。
近々店主はこの募金を持って台湾に行かれるそうなので、皆さんの想いが台湾に届くのを願っています。

私もコロナ禍を経て長いこと海外旅行できていないので、次回はマレーシア旅行のつもりでしたが、能登半島地震に多額の義援金を出してくださった台湾に、感謝の気持ちで行ってきたいと思います。

話が脱線してしまいましたが、サンラサーの受賞は本当に嬉しいです。
これからも世間の荒波に風穴を開け続けて突き進まれることを期待しています。
ご一緒いただきましたカレー細胞さん、しまじろさん、ありがとうございました!

それでは、失礼します。

【過去記事】

コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

【飯田橋】Curry & Spice Bar 咖喱人の夜カリー3種をいただきました【飲めるカレー】

こんばんは。

先日初訪問した飯田橋の咖哩人に再訪問してきました。
前回同様に金曜日の早めのディナータイムに訪問しました。
今回はほぼ満員と盛況でした。

前回はビールとおつまみセットに〆カレーをいただきましたので、夜カレーのあいがけになる3種カレーにしてみました。
粗挽きキーマカリー、チキンカリー、限定カリーに豆カリーが付く贅沢なセットです。
楽しみにしていると、カレーが運ばれてきました。

今回の限定カリーは奥のカトリに入っているポークポテトカリーです。
ゆで卵をトッピングしてみました。

キーマは前回同様にホールの黒胡椒などのスパイスが立ってます。
豆カレーはとてもマイルドで優しい味です。
チキンカレーはホロホロに煮込まれた鶏肉がクミンなどのスパイスと一体になっていておいしいです。


日替わりのポークポテトカレーは乳化したサラサラなカレーに見えますが、カスリメティとホールのクローブ入りでじわじわと刺激がきます。

それらをパラパラなターメリックとで炊かれたジャスミンライスをブレンドしたごはんと混ぜていただくとたまりません!
あまりダイレクトな辛さや刺激はなかったですが、途中で卓上の辛味ペーストを混ぜていただいたら、辛さが激しくアップして汗が吹き出しました。
そこを半熟でトロっとしたトッピングのゆで卵がマイルドにしてくれました。


食後にホットチャイもいただきました。
ノンシュガーで牛乳の自然な甘さが感じられます。
今回はお酒は頼みませんでしたが、次回はカレーとのお得なセットにしたいですね。
単品カレーになるので、お酒と合わせるならどのカレーにしようかなぁ…。
迷いますが、私はやっぱりキーマカレーがいいかなと思いました。

咖哩人さんのカレーはどれも非常に食べやすいですが、とても手が込んでいてお値打ちに感じました。
末長く続いていただきたく思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】

コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

【祝名誉賞!】日比谷松本楼のカツカレーをいただきました【since1903】


こんばんは。
春の訪れを感じる3月中旬に、日比谷公園にやってきました。
Japanese Curry Awards(以下JCA)2023年度の名誉賞を受賞しました日比谷松本楼さんに記念のメダルをお渡ししに、カレー細胞さんと一緒に伺ってきました。
(2023年度の受賞店はこちらを参照ください)

平日の午後13時過ぎに伺ったのですが、お客さんの列ができていました。
安定した人気なのはさすが121周年の老舗ですね。

カレー細胞さんは彩り野菜カレー(1980円※平日限定)をオーダーしました。
私は西海ポークのカツカレー(2000円)にしました。
合わせておつまみカニコロ(850円)もシェアしました。

まずおつまみカニコロが運ばれてきました。

思っていた以上にしっかりしたビジュアルです。
楽しみにいただきました。



ふぉおおおおおおおお!(,,゚Д゚)

いや、これ久しぶりにびっくりするほどおいしいです!
まずソースですが、フレッシュなトマトの酸味と旨味がしっかりしたもので、温かい状態で提供されています。
このソースだけで、普通の家庭ではなかなか作れない洋食屋の技術を感じました。
メニューによるとコロッケはオーダーを受けてから形成して揚げているらしく、
箸でもつと崩れそうなくらい柔らかいです。
中身はクリーム状ですが外側の衣はサクサクで、非常においしかったです。
付け合せのサラダのニンジンドレッシングにしても手が込んでいますし、相当にレベルの高さが伺えました。

さて、続いてカレーが運ばれてきました。
私がオーダーしたカツカレーです。
彩り野菜カレーは前回の松本楼の記事にありますので写真は割愛します。
前回訪問時に彩り野菜カレーとカツカレーは、ハイカラビーフカレーとは違うカレーを用意していると伺いましたが、いかがでしょうか。

2人のカレーポットを並べてみました。

手前が彩り野菜カレー、奥がカツカレーのカレーソースです。
見た目も色あいも全然違いますね。


両方のカレーをシェアしていただきました。
こんな贅沢、普段じゃできませんね。

ふぉおおおおおおおお!( ゚∀゚)o彡°

これは本当に、うまい!
カツカレーのソースは、確かにハイカラカレーほどのもったりした感じはなくて、酸味が少々あるウスターソースのような味ですね。
カツに合うようにチューニングしてある感じでした。
野菜カレーのソースの方がより酸味が強くて、トマトのフレッシュが強い代わりにスパイスを間引いたような感じです。

ターメリックライスに乗せられたトンカツはお肉が7〜8mmくらいでしっかりしてます。
西海ポークって初めていただきましたが、長崎のブランド豚らしいです。
脂っぽくなくてしっかり噛みごたえがあり、おいしいです。

日比谷松本楼さんのご厚意で食後のホットコーヒーをいただきました。
大変に満足できる、お値打ちな1食でした。
近年最重要視されがちな写真映えはあまりないかもしれませんが、老舗洋食の確かな技術に裏打ちされた、食べれば納得のお料理でした。

食後に広報の寺内さまに無事にメダルをお渡しできました。
(写真撮影ならびに掲載の許可をいただきました)
日比谷松本楼さんは日本のカレー文化を語る上で欠かせないお店の1つであることは間違いないと思います。
これからも時代に合わせて変化しながらも、日比谷のアイコンとして続いていっていただきたいと思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】





コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

【新宿】復活!イレブンイマサのインドチキンカレーをいただきました【since1964(60周年!)】

こんばんは。

年始から残業ばかりで食べ歩きがなかなか捗ってません(´・ω・`)
そんな日々でもありがたいのが、遅い時間でも営業していてサッと入っていただけるカレーハウス11イマサです。
今年は創業60周年イヤーということで、定期的に訪問したいと思っていました。

ラストオーダーが21:30のようで、ギリギリお店に着きました。
今日は何をいただきましょうか…。

あら?インドチキンカレーだ!
名前が「印度」から「インド」に変わりましたが、終売したのが復活したんですね!
イマサのメニューの中でいちばん好きかもしれないカレーです。
今回は迷わずこちらをいただきました。

ラストオーダー間近だったので、奥のカウンター席はもう塞いでましたが、変わらず繁盛してました。
いつも通り、すぐにカレーが運ばれてきました。

今回は定番のコールスローを付けて、あとカレーとライスの大盛り(240円)も付けました。
元からイマサのカレーは結構量がありますが、大好きなインドチキンカレーの大盛りは、サラサラでありつつザラッとスパイシーなカレーがライスにスーッと染みたバランスで、たっぷり堪能できて大満足でした!

インドチキンカレーが復活したのは大変喜ばしいことです。
次回は何かトッピングしていただいてみたいと思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】










イレブンイマサのマーブルカレー(2006.08.10)←店舗情報載せてマス

コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

【飯田橋】Curry & Spice Bar 咖喱人のおつまみセットと〆カレーをいただきました【飲めるカレー】


こんばんは。
本日は飯田橋にやってきました。
普段あまり来ないエリアですが、JR、都営地下鉄、東京メトロとアクセスが抜群にいいですね。
今回伺ったお店はこちらです。

咖喱人(カリービト)です。
元サラリーマンの店主がカレーを食べ歩き、脱サラして独学で2015年9月11日オープン。
飲めるカレー屋として人気を集めています。
ちなみに、カリービトでなくカリストと読んでしまった人は化石のカレー好きです。
そうです私です(´・ω・`)ショボーン

店内はカウンターで10席ほどのお店です。
金曜日の夜に伺いましたが、待たずに座れました。
まずはドリンクをいただきました。



乗るしかない!このビッグウェーブに!(о´∀`о)

初めていただくビールですが、こちらは重たくなくて飲みやすいです。
ゆっくり楽しんでいると、19:30までのハッピーアワーのメニューになるおつまみセットが運ばれてきました。


おつまみセットはドリンク付き1320円で、220円追加でクラフトビールに変更ができます。
このビッグウェーブもハワイのクラフトビールです。

サバポリヤルは焼きサバのほぐし身に削ったココナッツとマスタード、葉っぱが少し苦みを感じます。
砂肝アチャールは南インド的な酸味と辛さで歯ごたえもありおいしいです。
ニンジンサラダはニンジンの甘みとフレッシュさが前面に出てるタイプです。
バジルポテサラは滑らかなマッシュポテトにバジルがたっぷり入っています。
もう1品は大豆の煮豆を潰してるようなペーストにいちじくとオリーブ、砕いたくるみが入った白和えのような風味が面白いです。
どのおつまみも手が込んでいておいしいですね!


〆のカレー(ハーフ)もオーダーしました。
キーマカレーにしてみましたが、キーマといっても鶏肉を粗く叩いた感じで、タイのガパオのような肉感です。
スパイスの刺激が粗挽きで強く感じられ、シャバシャバでさっぱりしていて非常に好みの味でした!

飲めるお店と言っても塩分や油分は控えめでとてもおいしかったです。
次回はぜひカレーを単品でオーダーしたいので近々に伺います。
それでは、失礼します。

【店舗情報】
Curry & Spice Bar 咖喱人
住  所:東京都千代田区飯田橋3-2-6

電話番号:03-6265-6960
営業時間:月曜〜金曜日11:30~14:15、17:30~21:00
休  日:土曜・日曜日・祝日
コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

【平日限定】日比谷松本楼の彩り野菜カレーをいただきました【日比谷】


こんばんは。

昨年末の話になりますが、暖冬の12月中旬の平日午後に日比谷公園にやってきました。
今回も日比谷松本楼に行ってきました。
昨年末のJapanese Curry Awardsノミネートで推したこともあり、再度の訪問になります。

遅めのランチタイムとはいえ、そこそこ満員でした。
それでも4人席に通してもらえるのはありがたいですね。
今回は平日限定提供の彩り野菜カレー(1980円※税込)をいただきに来ました。
楽しみに待っていると、カレーが運ばれてきました。

とても綺麗な盛り付けです。
ハイカラビーフカレーと違って、カレーポットでの提供です。

まずカレーをいただいてみました。
カットトマトの固形も入っていて、フレッシュな酸味がすごく強いです。
キーマカレーとミートソースの中間のようなひき肉が入ったもので、スパイス感はあまり強くないですね。

具の野菜はターメリックバターライスを中央に、小ぶりのピクルス、キノコのマリネ、クルミ、ナス、ニンジン、ブロッコリー、ジャガイモ、カボチャ、タケノコ、ミニトマト、ゴボウ、レンコン、刻みパプリカなどが盛り付けられています。

ゴボウはピーラーで薄く切ったものを棒に巻き付けて焼いたような、スパイラル状のチップスになっています。
レンコンも極薄のチップスになっています。

ニンジンは他の洋食メニューにも付いてくるグラッセで、大ぶりカットで甘みもほどよくておいしいです。
他の野菜も素材に合わせて茹で、揚げ、焼きと手が込んでいます。
それぞれをカレーをと合わせて、おいしくいただきました。

平日限定とはいえ、とても満足度が高いカレーでした。
日比谷松本楼を代表するハイカラビーフカレーとは全く別物のカレーだったのが印象に残りました。

会計時に店員さんに確認したところ、カツカレーのカレーもまた別で作っているとのことです!
カツカレーはハイカラビーフカレーを使っているのかと思っていただけに、こちらもまたいただきに伺わなければいけませんね。

それでは、失礼します。

【過去記事】




コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

【新宿】イレブンイマサのチキンカツカレーをいただきました【since1964】

こんばんは。

仕事納めの帰り道、今年のカレー納めは度々お世話になったこちらに立ち寄りました。

1964年オープン、来年60周年の老舗カウンターカレー店です。
Japanese Curry Awardsのメインアワードを受賞してから、早いものでもう5年になります。


券売機が電子マネーにも対応しました!ヾ(*´∀`*)ノ
これは個人的にめちゃ嬉しいです。
JCA受賞時にイマサの事務所で社長さんにお話を伺った際に、
券売機の電子マネー対応は考えていますが、現時点では客層と合ってないかと思います。
あとうちのメニュー数のボタンをカバーできる自販機メーカーがないんです。
…と仰っていました。

松屋みたいに液晶タッチパネルじゃなく、メニューがボタンのままで電子マネー対応になってくれたのは、利便性を考えるととてもいいことだと思いました。

今回はチキンカツカレー(620円)にしてみました。
今回も着席してすぐにカレーが運ばれてきました。


カツにカレーがかからない、イマサの盛り付け方はやっぱりいいですね。
楽しみにいただきました。

ザクザクの衣に柔らかい鶏肉のカツは薄めですが、甘口めのカレーとの相性もよく、ライスと一緒にペロッと平らげました。
変わらない味で、今回も大変満足できました。

来年の60周年イヤーも、変わらずに頑張っていただきたく思います。
それでは、失礼します。

【過去記事】









イレブンイマサのマーブルカレー(2006.08.10)←店舗情報載せてマス

コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

【恵比寿】BRICKの野菜カレーをいただきました【極上欧風と洋食のお店】


こんばんは。
先日、久しぶりにお会いする友人とカレーランチで恵比寿に行ってきました。
目的地は駅から少し歩いたこちらです。

BRICKです。
2021年7月17日オープン。


店内は奥まったところにコの字型のカウンター席で20席ほどになります。
白基調の内装で穏やかなBGMが流れていて、落ち着いた雰囲気です。
店頭のタッチパネル式販売機でカードや電子マネーなどで支払い、食券をカウンターで渡してオーダーします。
欧風カレーのような見た目のカレーを提供しているお店です。

大きなビーフを固まりで1個ずつ注文できる形式は、新宿新南口の咖哩屋ボングーのようなメニュー構成と価格帯に感じました。

今回は季節の野菜カレー(1320円)に鶏肉をトッピングしてみました。


ライスのお皿が先に提供されました。
お皿がしっかりと温めてあり、好印象です。
食器やカトラリーもかなりコストがかけられていて、高級感があります。
すぐにカレーが運ばれてきました。


薬味は玉ねぎのアチャール、ガリ、福神漬と3種類提供されたのが嬉しいです。
鶏肉はオーダーからグリルしていて、皮目がパリッと焼けていてジューシーです。
楽しみにいただきました。

カレーは想像と違ってスパイスのザラッとした感じが強いです。
玉ねぎを大量に炒めてスパイスと合わせたというこのカレーですが、ベースは欧風のようですが、現在の流行りにしっかり合わせていて古さを感じさせません。
最初甘みが強くて、後からスパイスがブワッと広がります。
かなり手が込んで作っているのが分かります。
辛さは控えめで、希望すれば辛さ調整スパイスが提供されます。

野菜も素揚げやボイルなど、素材に合わせた調理をしています。
カレーの口直しに合うものや、カレーと合わせていただくのに合うものなどあって、楽しめました。
全体的にお値段は高めですが、満足度は非常に高かったです。
ハレの日の特別なメニューにおすすめできますね。

オムライスや海老フライなどの洋食のメニューもあるみたいなので、次回は妻と行ってみたいお店になりました。
それでは、失礼します。

【店舗情報】
BRICK
住  所:東京都渋谷区東3-16-10 ジェイパークエビス3

電話番号:03-5447-6269
営業時間:11:00~21:00
休  日:なし
コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

【祝120周年!!】日比谷松本楼のハイカラビーフカレーをいただきました【日比谷】

こんばんは。

今回は日比谷公園にある、10円カレーで有名な日比谷松本楼に行ってきました。
ブログ開設当初など、過去何度か10円カレーのイベントに伺ってカレーをいただきましたが、一度きちんとお店でいただきたいと思っていました。
今年は何と開店120周年にあたるそうで、お祝いがてら妻と行ってきました。


遅いお昼に行きましたが、それでも行列ができていました。
お店はランチタイム・ティータイム・ディナータイムと区切りはあるものの通し営業です。
後の時間で予約しようと思い、ディナー開始の17時で予約しました。


空いた時間で静かな公園内を散策していると、時おり日比谷公園大音楽堂からライブのリハーサル音が聴こえてきてテンションが上りました。
日比谷公園は日本初の「西洋風」公園として明治36(1903)年6月1日に開園したそうです。
江戸城の石垣が残っていたり、お堀を挟んだ向こう側に皇居があったりと、とても歴史のある場所なのが伺えます。
日比谷松本楼も同年に開店して、歴史を重ねてきたことが感じられました。


そして17時になり、改めて訪問しました。
予約席に通されて、広いテーブル席に着席しました。
建物自体は過去に火事で消失して、昭和48年9月25日に新装再オープンしたものです。
築50年と歴史がありますが、内部は改装が入っていて照明やトイレなど最新の設備になっていて驚きました。

料理のメニューは洋食の定番メニューが揃っています。
その中には、よなよなエール水曜日のネコといったクラフトビールや4種類のクラフトビール飲み比べセットなどがあり、昨今のトレンドも取り入れていて古さを感じません。

私は看板メニューの1つのハイカラビーフカレー(1250円)にビタミンサラダ(850円)をオーダーしました。
妻はハンバーグステーキ 森のレストラン風(1850円)を注文しました。

注文時や他のテーブル席への提供時など、ホールスタッフの動きや接客がまるで高級ホテルのようにすごく上品で驚きました。
ただの歴史がある洋食レストランではここまでいかないなと思いましたが、3階が本格フレンチのボア・ド・ブローニュとなっているらしく、松本楼全体で接客レベルが非常に高いことが伺えました。

そうしていると、私達の料理が運ばれてきました。
10円カレーのときとは違うお皿が使われていて、高級感を感じさせます。
まずはビタミンサラダからいただきました。


カボチャやパプリカなどの野菜自体の甘みが強くて、とてもおいしいです。
ドレッシングはすりおろしたニンジンを使っていて、手が込んでいます。
レタスの下にもキュウリなどがギュッと詰まっていて、見た目よりもボリュームがありました。


妻のハンバーグも少しいただきました。
表面がカリッと焼き固められていて、みっちり詰まったお肉がとてもおいしかったです。
付け合せのグラッセやマッシュポテトなども、丁寧な仕事ぶりが伺えました。


そしてハイカラビーフカレーもいただきました。
カレーは昔ながらのもったりしたタイプのカレーで、過去にいただいたときと同じです。
じっくり煮込んで寝かせたカレーで、旨味が溶け込んでいます。
辛さはそれほど強くありませんが、後からじわじわと感じられて万人向けです。
大ぶりの牛肉はとても柔らかくておいしいです。
具感を残してカットしたタマネギと、みじん切りにしたものと使い分けているのも心憎いです。

カレーもおいしかったのですが、とりわけこの日はごはんが非常においしく感じました。
ここまでお米がおいしく感じることはあまりないので、多分良いお米を使ってるんじゃないかと思います。

見た目は昨今の見栄えの良いカレーに比べると地味かもしれません。
ただひと口いただくと、とても手間ひまかけて丁寧に作られたカレーなのが分かります。
大変おいしかったです。


食後に季節のタルト(800円)とブレンドコーヒー(600円)と紅茶もいただきました。
コーヒーカップの直径が広いので香りがよく上がってきます。
中煎りくらいの濃すぎない、好みのコーヒーでした。
季節のタルトも柿やブルーベリー、洋梨が使われていてとてもおいしかったです。
ケーキもパティシエが手作りしています。
ティータイムにはお得なケーキセットもあるので、行列していたのも納得です。

味・品質・接客・雰囲気と非常にレベルが高く、日比谷公園の歴史を感じながらいただける料理の数々はすばらしかったです。
特に老舗でありながら歴史にあぐらをかかず最新にアップデートしつつ、良いものは残しているところが印象に残りました。
カツカレーと平日限定の彩り野菜カレーがあることも分かったので、再訪しないといけませんね。

あと忘れてはいけないのは毎年開催のチャリティ10円カレーイベントを通じて、これだけ長く社会貢献を続けていることは素晴らしすぎます。
JCAの審査員のはしくれとして、最大限のリスペクトを込めて昨年度に引き続き本年度の名誉賞に推したいと思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】



コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク

【中崎町】ジパングカリーカフェ 大阪中崎町本店のミニカレーをいただきました【牛すじカレー】


こんばんは。

nidomiを出て大阪市内散歩をしつつ、中崎町まで来ました。
帰京前の3軒目に行ってみようと思います。

アート色が強い路地を入っていった先に、目的のお店はありました。


「ビーチ沿いのリラックスした雰囲気を感じられるカリーカフェ」をコンセプトにしたお店です。
2017年3月オープンと比較的新しいお店ですが、メディア掲載が多いみたいでアピール上手なようです。


店内もとてもカラフルで明るい雰囲気です。
カレーは鰹節の出汁と牛すじを合わせた和のカレーです。
カレーとラッシーが看板メニューみたいですね。

3軒目ではありましたが、こちらのお店はミニカレーがあるのがありがたいです。
ミニカレーのベジトッピングに、ラフランスのラッシーセット(1100円)にしてみました。
まずはラッシーがやってきました。


ラッシーはメニュー写真だと大ジョッキくらいに感じられましたが、実物は缶コーヒーよりひと回り大きいくらいです。
フルーツがゴロゴロ乗っていますが、どれも冷凍なので冷たいです。
ラッシーにも氷が入っているのでこれまた冷たいです。
今の時期だったら氷抜きで頼んでもいいかもです。
普通においしいですし、カレーとの相性は良いですね。
カレーが運ばれてきました。


カレーは牛すじの出汁が効いたカレーで、一般的なカレーとしてとても食べやすいです。
どんなトッピングにも合いそうなカレーに感じられました。
ベジはパプリカ、ミニトマト、豆苗、水菜、タマネギなどがたっぷり乗っています。
煮込んだのではないので、サラダのようにシャキシャキした野菜とカレーをいただきました。
さっぱりして食べやすく、これならミニカレーにしなくても食べられたかなと思いました。

店頭や内装のポップな見た目とは裏腹に奇をてらわない、質実剛健なカレーという印象を持ちました。
次回また違ったカレーをいただいてみたいと思います。

それでは、失礼します。

TAKさんの記事はコチラです。

【店舗情報】
ジパングカリーカフェ 大阪中崎町本店
住  所:大阪市北区中崎西3-3-4 セブンイレブンの奥オレンジのビル1F

電話番号:080-3788-5693
営業時間:日・月・水・木曜11:00~15:30、金曜日11:00~15:30、17:00~21:00、土曜日11:00~20:00
休  日:火曜日
コメント ( 0 ) | Trackback ( )このエントリーを含むはてなブックマーク
« 前ページ