第27回マレーシア料理教室で、クレイポットチキンライスを習いました

こんばんは。

毎月開催の、マレーシア料理教室に参加しました。
今回は元大地の木のシェフ、アスリーさんに習います。
過去に新宿の調理室で開催したことはありますが、今回は新大久保の調理室になります。
カレーつくろうずで会場が変わるのは慣れっこなのですが、今回は今までとちがって

土鍋持参

と言われました。
そう、今回の料理はクレイポット・チキンライスです!
ちーたけさんのお宅でいただいた、翌日に料理教室で習うことになりました。

クレイポットチキンライスは、だいぶ前にペナンのガーニードライブでいただいたことがあります。
土鍋で鶏肉と炊いたご飯に卵を落として、いただきました。
あれが作れるのは嬉しいのですが、肝心の土鍋が家にありません。
「100円ショップで売ってるのでいいです」と音さんに言われましたが、時期は8月。
猛暑では土鍋はどこにも売ってなかったので、諦めてネットで探すことにしました。
どうせなら長く使いたいし、デザインのいいのが欲しいと思い、探したところ、良いのが見つかりました。
何と、チェックした土鍋がマレーシア製でした!


これは縁を感じたので、即購入し当日を迎えました。
土鍋持参で会場に着くと、マレーシア人の有名人、マシータさんがいらっしゃいました。
あれ?と思っていたら、アスリーさんもいますね。

ここでマシータさんから、半年前の2014年2月に行田でマレーシア料理店「ポコピサン」をオープンさせたことについて説明がありました。
さらに、シェフとしてアスリーさんを迎え入れるという、嬉しいお知らせもありました!
またアスリーさんの料理がいただけるのは、すごくうれしいです!ヽ(・∀・)ノ
※2014年11月現在、行田のポコピサン本店はセントラルキッチン兼予約営業となり、茨城の2号店にアスリーさんはいます。
さらに来年以降動きがあるそうです。


さて、大変嬉しい気持ちで、クレイポットチキンライスを作りましょう!
といっても、鶏肉などはすでに仕込みができていて、お米も給水していたので、あまり特別な事はありませんでした。
炊くときの水加減、火加減が重要そうでした。
結構強火でバンバン炊いたので、土鍋にお焦げができました。

私たち日本人は、ご飯炊きは「赤子泣くとも蓋取るな」と聞きましたが、蓋を開けても全然構わないそうです。
おいしそうに炊けましたよ!


料理教室の参加者の皆さんそれぞれに違う土鍋で、とてもおもしろかったです。
楽しみにいただきました。


ちょーうめー!ヽ(・∀・)ノ
鶏肉は最初から炊かずにあとから乗せるので、蒸したようになって柔らかいです。

ニンニクと唐辛子を漬けた醤油のタレがまたよく合います。
すごーくおいしかったです!


この日は他にも冬瓜スープ、ビスク・マゾーラ(ピーナッツを使ったホロホロのクッキー)も習いました。
土鍋持参で、ちょっといつもと違う料理教室でしたが、とても楽しかったです。
再来月はポコピサンで料理教室になるのかな。
それもまた、楽しみです。

それでは、失礼します。
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第23回マレーシア料理教室@新宿でペナンホッケンミー+@を作りました

こんばんは。

マレーシアごはんの会のマレーシア料理教室に毎月参加しています。
これまでは大地の木(高田馬場)と、マレーカンポン(八丁堀、茅場町)のシェフに毎月交代で料理を教えていただきました。
大地の木が2014年3月末に惜しまれつつ閉店したので、今後の料理教室はどうなるのかが気になっていました。
私が想像していたのは、

1.毎月マレーカンポンで料理教室を開催する
2.別のマレーシア料理店で新たに料理教室を開催する
3.過去に五反田で開催した料理教室を毎月開催に「昇格」する


といった感じです。
1番はマレーカンポンさんの負担が大きいから難しいかなぁ。
2番は都内のマレーシア料理店で、料理教室の貸し切りができて10人規模の生徒さんが入れるキャパで、ガスコンロなどを客席にセッティングできるお店…。
どこかあるかなぁ(´・_・`)
3.は現実味はありますけど、以前のは平日に開催していましたし、講師のマシータさんは現在行田市にポコ・ピサンというお店をオープンしています。
お店で料理教室を開催しているので、行田まで行かないといけませんね。

うーん…、どうなるのかな?
と思っていたまま、大地の木で最後に料理教室を開催した2月から時が過ぎて、4月になりました。



アスリーさん復活ゥ!( ゜∀゜)ノィィョ
お店は閉店しましたが、アスリーさんに引き続き料理を教えていただけることになりました!
これはとても嬉しかったです!
会場は昨年末に料理教室発表会を開催した、角筈地域センターで開催となりました。

大地の木で料理教室をしていたときは、基本的にはアスリーさんの料理を見学する形式でしたが、角筈地域センターはコンロが7台ありますので、参加する生徒さんたちも調理に参加できました。
一緒に料理した方がちゃんと覚えられるので、この形式は良いですね。

さて、肝心の料理ですが、大地の木では教わっていない料理がテーマということです。



ドン!と出されたオマール海老の頭部や殻がたっぷり揃いました。
過去にお店で何度もいただいた、ペナンホッケンミーを作ります!
今まで5回ペナンに行きましたが、インド人街でカレーばかり食べていたので、現地でホッケンミーは食べたことがありませんでした。
ホッケンミーといっても、ペナンでは海老スープの麺で、クアラルンプールでは黒醤油で味付けをした焼きうどんのような料理です。
同じ料理名でこれだけ違うのは、皿うどんみたいですねf(^^;)

 
まず、オマール海老の頭部を炒めて火を通します。
海老の殻に火が通って色みが変わったら、鶏ガラなどと一緒に寸胴でじっくり煮込み、濃厚なダシを取ります。

お次はポピアという料理を作ります。
マレーシアの家庭ではポピュラーな料理で、皮で具を包んでいただくものです。
マレーシアではカレーばかり食べていたので(略)

 
巻いた見た目はベトナムの生春巻きっぽいですが、具材はきんぴらごぼうに豆腐を加えて炒めたような、おかずとしてモリモリ食べたい感じでした。


ポピアにつけるスイートチリソースを作りました。
乾燥唐辛子をお湯で戻したものをミキサーで回して、炒めて作りました。
最初はかなり辛いと思いましたが、実際に具材と一緒に包んでいただくのには、このくらい辛い方がバランスがとれていると思いました。


今回は北京ダックの皮で代用したそうです。
ちょっとペタペタする感じの生地で、ベトナムの生春巻きのように巻いたらカットしていただきます。
具材や砕いたピーナッツの食感、ソースの甘辛さがとてもおいしいです!ヽ(・∀・)ノ


参加者の皆さんでクルクル巻きました!
奥にある赤い液体はアイル・バンドゥンという赤いジュースです。
マレー系の結婚式で出されるそうです。
カレーばか(略)
真っ赤でかなり甘いですが、パンダンリーフの香りとコンデンスミルクの甘さが、先ほどのポピアの辛さと交互にいただきたくなります。



さらに、これから仕上げになるペナンホッケンミーのために、サンバルソースも作りました。
今回は短時間で作れる、アスリーさん特製のサンバルソースです。
こちらにもブラチャン(海老の醗酵物、タイのカピ)が入っていますので、海老づくしです。
これは自宅でも簡単に作れそうで嬉しいです!

さて、じっくり煮だしたオマール海老のスープを仕上げます。



煮だしたオマール海老の殻を、途中フードプロセッサーなどで細かく砕いて、じっくり1時間以上煮込んだものを濾しです。
これに先ほどのサンバルソースを溶いて、スープは完成です!


アスリーさんが次々とスープを注いで、ペナンホッケンミーがようやく完成です!


Sangat Sedap!!!ヽ(・∀・)ノ

お店でいただいていたホッケンミーは、こんなに手がかかっていたのかと感心しました。
これは今まで習ったマレーシア料理の中では、ダントツで自宅で再現するのが大変です。
いつか作ってみたいと思います。

今後もアスリーさんは、継続して料理を教えてくださる予定です。
次回はどんな料理になるかが、とても楽しみです!

それでは、失礼します。
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ラムリーバーガーを作ってみました

こんばんは。

昨年末のマレーシア料理教室で習ってきた、マレーシアの屋台でいただけるローカルハンバーガー、ラムリーバーガー作りに挑戦してみました。
といっても、今まで現地でいただいたことがないので、今度マレーシア旅行の際には屋台を探してみたいと思います。

 

まず具材を用意します。
タマネギ、トマト、キュウリ、レタスなどです。
付け合せには冷凍ものですが、フライドポテトを用意しました。
現地式で、あとでチリソースと一緒にいただくことにします。



ハンバーグは挽き肉から作りたいところですが、時間がなかったので手抜きで冷凍ハンバーグを買ってきました。
ハンバーグを焼きながら、ハンバーガー用のパンをマーガリンを大めに入れたフライパンで焼きます。



パンが焼けたら、野菜を乗せておきます。

 

ハンバーグが焼けてきたら、空いたところに卵を落とします。
ヘラで黄身を潰しながら広げて、薄めに卵焼きを作ります。
卵が固まらない内にハンバーグを乗せて、卵で包むようにします。



ケチャップやチリソースを塗って、パンを乗せてピンで止めて完成です!



ちょーうめーっす!!ヽ(´∀`)ノ
冷凍食品のハンバーグとポテトで手抜きしてしまいましたが、ハンバーガーを自宅で作るのでしたら、このために挽き肉からハンバーグを焼くのではなく、ハンバーグを沢山焼いて冷凍しておいたのがあったから、それで作りますかね、ってくらいの方が気軽で良い気がします。

ばっちりできたのですが、パンと具材のバランスが悪く、食べている途中で具材が溢れてしまいました。
あまり欲張ってサンドすると、後で食べにくくなってしまいます。
また、ハンバーガーを入れる紙の袋が入手できなかったので、キッチンペーパーで持ったのですが、水分が染みてしまって食べづらくなってしまいました。
次回は染みない紙の袋を用意して、再挑戦したいと思います。
とはいえ、元々ジャンクフードが好きなヨメさまは大喜びでした。
マレーシア現地では中華系の辛くないメニューしか食べられないと言っていて不憫なので、ぜひ現地で屋台を見つけてあげたいなぁと思います。

自宅で再挑戦が先か、マレーシア現地で実食が先か、どちらかなぁf(^^;)
それでは、失礼します。

【過去記事】

2012年11月・12月のマレーシア料理教室ですよ(2013.01.29)
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GWマレークッキング2011 vol.3:Penang Laksa(2)

こんばんは。

ペナンラクサ作りの後編です。
まず材料は以下のようになります。

 

ペナンラクサ:約4人分
【スープのペースト用】
ホムデーン:10個ほど※皮をむきます
ニンニク:半かけ※皮をむきます
レモングラス:1本
カー:1cmほど
赤唐辛子(生):2~3本※お好みで
赤唐辛子(乾燥):2~3本※お好みで
カピ:5g(少量の油で軽く炒めておきます)

【具など】
サバかイワシ:約350g(ちょうどサバ1匹がこのくらいでした)
水:1.2リットル
レモングラス:1本
タマリンドを水で溶いたもの:50g
ラクサリーフ:枝2本分※入手困難…どこかで買えませんかね?(´・ω・`)
砂糖:小さじ1
塩:小さじ1
麺:お好みで。今回私は太いビーフンを使いました。


 

まずお湯を沸かして、カットしたレモングラスとサバの切り身を入れて5分ほどゆでます。
サバに火が通ったら切り身を取り出して、少しして冷めたらスプーンで身をほぐします。
中骨の近くの身をほぐしましたら、骨は途中で折ってからお湯に戻してダシを取りましょう。

 

次にスープのペースト用の材料をミキサーにかけます。
なかなか回らないので、水を少量足しながら根気よく回します。

 

ペースト状になりましたら、鍋にほぐしたサバの身(約半分)とペースト、ラクサリーフ(あれば)を移して、弱火で45分ほど煮込みます。
今までフィッシュヘッドカレーを作った経験から、ペースト状にしてから炒めるのかと思っていましたが、生のまま煮込むのは意外でした。



その後でタマリンドと砂糖、塩を入れて味を整えます。
この時点で味見しましたが、めちゃめちゃ美味いですよ!( ゜∀゜)ノ

さて、煮込んでいる間にトッピングの用意をしましょう。



ほぐしたサバの身の残り、パイナップル、キュウリ、ホムデーン、ミントなどです。
辛いのがお好きなら生の赤唐辛子をトッピングしてもいいでしょう。
パイナップルとキュウリは拍子切りにして、ホムデーンはスライスして水にさらしておきます。

いよいよ麺をゆでます。
太いビーフンをラクサの麺の代用品としてゆでたのですが、30分以上ゆでてもコシがなくなりませんでした。
ここまでコシが強いとは誤算でした。
個人で楽しむ範疇ならお好みの麺類で構いませんが、できれば太いビーフンを使っていただきたく思います。

麺を丼に乗せて熱々のスープを注ぎ、トッピングをして完成です!



現地ではレンゲにエビのペーストが乗せられます。
今日は入手できなかったので雰囲気だけf(^^;)
それでは、いただきます!



Sangat Sedap!( ゜∀゜)ノィィョ

自画自賛で申し訳ありませんが、これは素晴らしいですね!
麺も思ったより違和感がなく、いただけました。

課題を挙げるとしたら、自宅のプランターにミントがまだ育っていなく、少量しかトッピングできなかったことですね。
丼を覆うくらい、ハーブをワッサワサにのせていただくのがミソです。

また、ヨメさまが辛いのがダメなので、この日は唐辛子を使いませんでした。
ペナンラクサは辛くないと、美味しさが半減することが分かりました。
という訳で残りのスープに唐辛子を入れて煮込み、翌日の朝食と夕食にもいただきました。

 

辛い方が、断然美味しいです!!( ゜∀゜)ノ ワーイ
朝食は素麺、夕食は讃岐うどんでいただきました。
どちらも良かったですが、素麺が思ったよりも合いました。

夏頃にカレー自作野郎たちの狂宴「カレーつくろうず!」があったら、ペナンラクサをガッツリ辛いので作りますかね。
ペナンラクサ禁断症状になったら、私は自宅でまた作りたいと思います。

それでは、失礼します。

【過去記事】

GWマレークッキング2011 vol.3:Penang Laksa(1)(2011.05.18)
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GWマレークッキング2011 vol.3:Penang Laksa(1)

こんばんは。

GW期間中のマレーシア料理編も今回でひと区切りです。
最後は以前から作ってみたかった、ペナンラクサです!
ラクサとは、東南アジアの各地でみることができる麺料理のひとつです。

日本でラクサといったら、一般的にはシンガポールなどで有名なココナッツミルクの入ったカレー風味のスープに短くカットした麺やビーフンなどが入っていたりするもので、カトン・ラクサと呼ばれます。

一方、マレーシア・ペナン島のニョニャ料理のコミュニティが発祥と言われるラクサは、アッサム・ラクサ(別名ペナンラクサ)と呼ばれます。
ペナンラクサは魚ダシとタマリンドの酸味の効いた辛いスープに、丸くてコシのない麺、パイナップル、キュウリ、たっぷりの唐辛子やミントがトッピングされています。
そして両方にラクサ・リーフと呼ばれるハーブが使われています。

私は特にこのペナンラクサが大好物で、ペナン旅行の目的の何割かはこれをいただくためと言っても良いくらいですf(^^;)
ペナンラクサは現地の屋台やフードコートでよく見かけるのですが、日本のマレーシア料理店ではほとんど見かけたことがありません。
過去に食べたことがあるのはわずかに以下の3軒です。

海南鶏飯にて念願のペナンラクサをいただきました(2007.09.10※現在メニューになし)

東西カレーブログサミット in KENNY asia(2009.07.17※閉店→再開)

ジョムマカンのラクサペナンをいただきました( ゜∀゜)ノ(2010.05.29※閉店)

ペナンラクサが日本で滅多に見られない理由としては、スープの仕込みが大変なことやあまりオーダーが入らない(知名度が低い)こと、そして何より麺の再現という壁が大きいようです。
カトンラクサは中華麺やビーフンなどが使えて、アレンジもしやすいかと思いますが、ペナンラクサの場合はタイ米をすりつぶして作ったという、断面が丸くてコシがない独特の麺です。
この食感を例えるなら、昔小学校の給食で出てきたソフト麺かなぁ…。
(もちろん材料も違うし、別物ですよ)
この麺が他の麺類では代用がとても難しいのです。



画像は2010年8月のマレーシア旅行時に、クアラ・ルンプールのフードコートでいただいたペナンラクサです。
(そういえば記事にし忘れてましたf(^^;))
非常に美味しかったです。

上の過去記事と見比べると分かるのですが、現地のものは麺が半透明でコシのない状態なのですが、過去記事はうどんと太いビーフンで代用しています。
うどんは別物としても、太いビーフンは白く不透明な麺でパスタのアルデンテのように、どうしてもコシが残ります。
これでもまぁまぁ近い雰囲気のものは出来るのですが…。



今回の自宅で作るものは、太いビーフンで代用しました。
まぁあくまで代用品ということで、これはこれと割り切って作りました。
ただ、これが30~40分くらい茹でても、コシが全然なくならずにかなり苦労しました。

圧力鍋で茹でたら、コシがなくなるかも?と思いましたが、圧力鍋に入れてはいけない食材などをググったところ、パスタなどの麺類も含まれるので諦めました。
ラクサの麺は乾麺で現地で売ってないか、次回旅行時の宿題としておきましょう。

長くなったので、続きます。
それでは、失礼します。
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GWマレークッキング2011 vol.2:Loh Mee

こんばんは。

今回もGWのマレーシアクッキングです。
前回に続きまして、今回も麺料理です。
今回はLoh Meeという麺料理を作りました。
これは私は現地ではいただいたことがないので、味の想像が全くつきません。
まず主な材料です。

 

八角、白胡椒、シナモン、五香粉、中華麺、ビーフンです。
他には玉子、もやし、スープ用に鶏ガラ、豚骨なども載ってました。
鶏ガラと豚骨は両方とも購入はできなかったので、鶏肉を茹でてから、鶏ガラスープの素を足しました。
ググってみたところ、豚骨スープの素も購入できるようです。
次回はこれも用意してみたいと思います。
今回はかなり簡略化した作り方になります。

今回の料理の為に五香粉(ウーシャンフェン)を初めて購入しました。
中華料理の混合香辛料だそうです。
ガラムマサラみたいなものでしょうか。
瓶の材料を見ると、八角、シナモン、花椒、クローブ、ちんぴ…ですか。
配合さえ分かれば、自分で作ることも可能っぽいですねf(^^;)
というのもこの五香粉の瓶、全部使い切れないんじゃないかなと思いまして。
この五香粉、メーカーによっても配合が違い、必ず5種類とは限らないそうです。
ますますガラムマサラっぽいですね。

さて、今回のLoh Meeはまず鶏肉、八角、粗びき白胡椒、シナモンを入れて45分ほど弱火で茹でます。



その後で五香粉とダークソイソースと塩を足します。
前回のワンタン麺に続いてまたもダークソイソースです。
レンジ加熱で代用しましたが、今度探して購入してこないといけませんね。
部屋中には肉骨茶のような香りが充満していますf(^^;)



ゆで卵を追加して、しばらく煮込みます。
レシピではゆで卵の殻にヒビを入れて、大理石玉子のようにするか、完全に殻をむいてもよいとありました。

ゆで卵、鶏肉を取り出してから水溶きタピオカ粉(今回は片栗粉で代用)を足して、とろみをつけます。
あとは中華麺とビーフン、もやしを茹でてそれぞれ丼にのせて、スープを注いでゆで卵、スライスした鶏肉、お好みで叉焼を乗せて完成です。



いただきまーす!( ゜∀゜)ノ

肉骨茶のような八角の効いた醤油味のスープに、白胡椒のピリッとしたアクセントが良いですね。
とろみのついているのが不思議な感じです。
中華麺もビーフンも、どちらもスープがよく絡んで美味しいです。

豚骨が入ってないので、とてもさっぱりした味になりました。
これ、豚骨スープが加わったらもっと濃厚になるんでしょうね。
手抜きしようと思ったらいくらでもできますが、気合い入れて作るとなるとかなり大変そうです。
材料を入手できたら、また再挑戦してみたいと思います。

それでは、失礼します。
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GWマレークッキング2011 vol.1:Tok Tok Mee(Penang-Style Wantan Noodles)

こんばんは。

昨年に引き続き、今年もGWの休みを使ってガッツリマレーシア料理作りに没頭しました。
食材探しに訪問したのはこちらです。



アメ横センタービル地下の食品街です。
いろいろなエスニック食材が売っているので重宝しています。
バナナの葉もお店に常備しているので、家で豪華に南インド料理作りをしたいと思ったときにも、ここに来ればばっちりですね。
INDIAN FAST FOOD & SNACKSでお腹パンパンになり、目的も達成したので帰宅しました。

いろいろ購入したのですが、まずはこちらの用意からです。



青唐辛子です。
センタービル地下のむら珍で今回はほとんどの食材や調味料を揃えたのですが、昨年作ったグリーンチリの酢漬けを今年も作りましょう。
昨年よりも大きな青唐辛子で本数も多いので、大きな瓶に作りました。

ただ、青唐辛子を刻んだものをかじってみたら、辛さがほとんどありませんでした。
これはあまり辛くない種類のようです。
急遽冷凍で買ってきた赤唐辛子(同じくらいのサイズ)を1本刻んで追加しました。



ぐはー!辛い!(´゜ω゜):;*.':;ブッ

これ1本でムチャクチャ辛くなりました。
刻んだ唐辛子を軽く茹でた時点でくしゃみが止まらなくなりました。
これは後日炒め物などに少量足して、いただきましょう。

さて、今回挑戦してみるメイン料理はワンタン麺です。
日本のワンタン麺といったら、汁そばにゆでたワンタンがトッピングされているのが一般的ですが、マレーシアのペナンでは、汁なしのドライタイプの麺に揚げワンタンがトッピングされるのが普通のようです。
(2010年夏の旅行でいただいたのはコチラです)
今回のレシピ本はこちらです。



ペナンの有名なストリートフードの歴史とレシピが書かれた本です。
昨年ペナン旅行で宿泊したE&Oホテル内で販売していたもので(E&Oが出版しています!)、RM28(約840円)でした。
オールカラー160ページで、日本で買ったら軽く3倍はしそうです。
ストリートフードの歴史が学べるのは、すごく貴重で嬉しいです。

 

今回のワンタン麺は、ワンタンから作っても良かったのですが、時間がなくなってしまったので市販のワンタンを買ってきました。
中華麺は生麺と、インスタントの乾麺と2種類用意してみました。
現地のローカルフードだったら、インスタント麺の方が近い味が出るような気がしますが、いかがでしょうか。



まずはワンタンを揚げます。
フライパンにやや多めに油を注ぎ、フライパンを傾けてそこでカリカリになるまで揚げました。
最後にやや強火にして、油を切ってキッチンペーパーに並べておきます。

叉焼は中華式の、食紅の色が鮮やかなものが欲しかったのですが入手できず、自分で作る時間もなかったので、今回は市販の普通のもので代用です。
葉ものは芥蘭菜かチンゲン菜が欲しいのですが、それも入手できなかったのでター菜で代用しました。

あとは麺を茹でて、タレと絡めたら具をトッピングして完了。
すごく簡単でした。
タレの分量は以下のような感じです(4人分)。
オイスターソース:小さじ1/2
ダークソイソース:小さじ1/2
薄口醤油:小さじ1
ごま油:小さじ1
ラード油:30ml


ダークソイソースは海南鶏飯のタレによく使われる、黒蜜くらいの濃度の醤油です。
日本ではなかなか入手できないので代用できないか調べてみたら、醤油と砂糖をレンジでとろみがつくくらいまで加熱すれば、ある程度は近いものができるとか。
早速やってみました。
カラメル作りみたいになりました。
冷めると固くなるので、少々ゆるめ(とんかつソースくらい)にしておきました。
ラードも入手できませんでしたので、ごま油をその分増量しました。
さて、完成です!



見た目は悪くないですね。
楽しみにいただきました。
あまりに簡単で達成感がなかったので、まぁ普通に美味しくいただきました。

ただ気になっていた生麺と乾麺ですが、生麺だと茹でた後しっかり洗ってぬめりを取らないと、ツルツルといかず美味しくなりませんね。
乾麺の方がより手軽で、しかも現地っぽいチープな感じがして美味しかったです。

お店によって、ワンタン麺の個性や味がいろいろ違うそうなので、次回旅行時はカレーばかりでなくワンタン麺屋のハシゴもしなければいけませんねf(^^;)

それでは、失礼します。
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納豆を作ってみました!( ゜∀゜)ノ

こんばんは。

既に報道されていて、実際に皆さんもスーパーなどで納豆が入手しずらい状況はご存知だと思います。
※最近になってようやく首都圏でも納豆の購入制限はなくなりつつあるようです。
震災で地域の工場が打撃を受けて納豆を作っている会社は大変な状況のようですが、それ以前から原油の高騰により石油製品の包装フィルムや容器(発泡スチロール)の原価が上がって大変だったようです。

私も納豆は好きでよく買ってましたが、あの発泡スチロールの容器がゴミになるのは気になってました。
入手しづらい事と、容器に対してのエコな考えから納豆を自作してみたくなりました。

実はかなり前から、納豆を自宅で作れるのは知っていました。
クッキングパパの16巻にレシピは掲載されています。

クッキングパパ(16) (モーニングKC (1041))

興味はあったのですが、納豆を保温するのに湯たんぽやこたつがあった方が良いかなと思って、億劫で手を出していませんでした。
しかし、よく考えたらうちには天然酵母やヨーグルトを起こすための、素晴らしいパートナーがいるじゃないですか!



そう、ホームベーカリーです!
うちのホームベーカリー(MK製工製)の発酵モードの温度は、低温・中温・高温に設定できます。
説明書には以下のように書かれてありました。

低温:フランスパンや天然酵母の1次発酵など、低めの温度で発酵させる生地に適しています。
中温:食パンなど、ほとんどのパンの1次発酵に適しています。
高温:成形発酵に適しています。


経験上、成形発酵とはだいたい40度くらいのはずです。
逆にそれ以上高いと酵母にダメージとなってしまいます。
という訳で発酵モードを高温にして、体温計を突っ込んで計ってみました。



予想通りです!
これなら納豆作りの温度管理を安定して行うことができそうです。
という訳で、納豆作りに取りかかりました。



材料は市販の納豆パック(粉末の納豆菌も売っているそうですが、手軽さでは断然市販品でしょう)と、大豆です。
近くのスーパーで売っていた国産大豆300gで230円くらいでした。
この大豆を茹でたら1kgくらいの重量になりました。
納豆が1パック30円としても、大豆と合わせて260円くらいです。
市販の納豆が40g前後が1パックなのを考えると、これで納豆が作れたら1パックあたり10円くらいになります!

 

まずは大豆を一晩水に浸します。
かなり豆が膨らみます。
買ってきた時の大豆は小さい豆でしたが、給水したら煮豆くらいの大きさになってびっくりしました。
納豆にはちょっと豆のサイズが大きかったですね。

まぁ気にせず圧力鍋で茹でました。
弱圧力で沸騰してから5分弱火、10分ほど加圧で十分柔らかく煮えます。
この時の煮汁は豆の味が濃く出ていますので、味噌汁などにすると良いでしょう。



そして煮えたばかりの熱々の大豆を容器に移して、そこに納豆を加えます。
私はスプーン1杯程度でしたが、多い方が失敗しないようです。
納豆菌についてちょっと調べてみると、納豆菌は上は120度以上、下はマイナス100度以下にしないと死滅しないそうです。
そして80度くらいにすると、菌が活性化するとか。

納豆と熱々の大豆を混ぜたらフタをして(呼吸が出来るように、少しだけフタを開けておく)、ホームベーカリーのパンボックスに入れて保温開始です!
私のホームベーカリーは5時間までしか保温できないので、何度もセットして温度をできるだけキープします。

この状態で2日(48時間くらい)たちました。
無事にできましたでしょうか…。



大粒納豆できたっぽい?( ゜∀゜)ノ

この状態で常温で8時間ほど放置すると後発酵といって、風味がよくなるそうです。
早速夕食に使ってみました。
まずは味噌汁に叩いた納豆を加えて、納豆汁です。



これはウマイ!!( ゜∀゜)ノィィョ
とろみがついて温まりますし、納豆も美味しくできたようです。

そして日本人でしたら、やはり熱々のご飯にかけていただきたいですね。
大粒の納豆で少々食べにくそうだったので叩いてから、からしと醤油で混ぜたものをご飯にかけていただきました。



超ウマーイ!!( ゜∀゜)ノ

こんな美味しくできると思いませんでした。
大成功です!
何ごともやってみるものですね。

ちなみに大豆はまとめて茹でましたが、一度に大量の納豆を作っても消費しきれないので、適量ごとにビニール袋にまとめて冷凍しました。
納豆が減ってきたらこの茹で大豆を解凍して、レンジで熱々に加熱してから納豆作りに使えばOKです。

パンの天然酵母とカスピ海ヨーグルトに続いて、納豆菌も飼うことになりましたf(^^;)
家電メーカーは「炊飯器でケーキも焼けます!」と宣伝しているのは知ってますが、「ホームベーカリーで納豆が作れます!」とは言わないだろうなぁと思いました(ノ∀`)タハー
もちろんホームベーカリーがなくても、湯たんぽとバスタオルで包んで保温したり、冬場ならこたつを利用すれば保温は可能なので、誰でも自宅で納豆作りは可能です。

今回納豆作りにあたって、ググってみたら沢山の納豆作りのサイトがありました。
黒大豆の納豆を作ってみたり、大豆は茹でるのではなく蒸した方が味が濃くて美味しい納豆が作れる、といった情報が見られました。
その内私も試してみようと思います。

それでは、失礼します。
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タジン鍋購入しました!( ゜∀゜)ノ

こんばんは。

昨年末の話になるのですが、大掃除に備えて掃除用具などを買い出しに、近所のホームセンターまで行ってきました。
掃除用洗剤とか、いろいろ見ていたら、こんな物が目に入りました。



タジン鍋です。
モロッコの調理器具で、水の少ない地域ならではの工夫が施されたものです。
昨年末くらいからブームになって、土鍋のコーナーに目立って販売されていたり、ユニークな形状とポップなカラーリングでも販売されていたりで、タジン鍋もすっかり認知された印象があります。

「土鍋」という言葉の響きに対して「タジン鍋」という言葉の響きがダサく感じないのとか、素材の味を生かして栄養価を壊しにくい機能などが消費者にウケている部分もあると思いますが、物によっては直火だけでなく電子レンジやオーブン(蓋は外して)にも使える便利さが人気の理由かと思いました。

で、この商品ですが、直径19cmで価格は…1080円!?
速攻カートに入れた事は言うまでもありません(ノ∀`)タハー
良い買い物が出来たみたいで、ホクホクで帰宅しました←大掃除は?



大きさ比較でiPod touchを置いてみました。
touchの画面に写っているのは、インド定食ターリー屋のひとりインドカレー鍋です。
こちらもタジン鍋を使ったユニークな料理(季節限定)です。

早速その日の夕飯に使ってみました。
少量の油を引いて、弱火でもやしを炒めたら、ジャガイモとソーセージを乗せて、少量の水をかけたら蓋をしてそのまま10分ほど蒸しました。



ジャガイモがすごく甘いです!( ゜∀゜)ノィィョ
これは美味しいですねー。
ちょうど2人分くらいの量で、テーブルの場所もあまり占領しないので、このサイズで買ったのは良かったです。
思った以上に食後のお手入れも楽でした。

そして後日。
ヨメさまが風邪を引いたので、こんなものを作りました。



焼きリンゴです。
オーブンで長時間焼くレシピもありますが、これはカットしたリンゴをバターと砂糖で炒めてから蒸すだけで、あっという間に出来ました。
カラメルっぽくなった部分がパリッとしていて美味しくて、熱々の甘いリンゴは身体がとても温まりますので風邪にはぴったりですね。
バニラアイスを添えたりもしました。

年末年始にかけて、焼きリンゴは5~6回くらい作りました。
タジン鍋で1番作ったメニューですねf(^^;)



また後日。
朝食にハムエッグを作りました。
ハムにパリッと焼き目が付いて美味しいですし、お皿代わりにそのままテーブルに持っていけるので、洗い物が楽になるというメリットもあります。

そして最近は焼き餃子にも使ってみました。
チルドの安い市販の餃子も、タジン鍋でちょっとひと手間かけたらこんな感じです。

 

羽根付き餃子にしてみましたが、バリッとして大成功でした!( ゜∀゜)ノィィョ
タジン鍋のおかげで、最後まで冷めずに熱々をいただけました。

タジン鍋を買う前は、野菜や肉の蒸し料理しか出来ないと思っていました。
ですが実際に使ってみると小型のフライパンみたいな使い方もできますし、食卓にそのまま持って行っても違和感がありません。
保温効果もありますので最後まで熱々というのもありますし、先にタジン鍋の料理を作って食卓に蓋をしたまま持って行き、別の料理を仕上げて両方熱々でいただくという使い方もできます。

思った以上に便利だったタジン鍋。
これからも使いこなして、色々な料理に活用していこうと思います。

それでは、失礼します。
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GWマレークッキングvol.6:グリーンチリの酢漬け

こんばんは。
とりあえずGWのマレー料理編は今回でひと区切りです。
最後の今回は、あると嬉しいテーブルの調味料、グリーンチリの酢漬けです。
高田馬場の大地の木のテーブルにも常備されているもので、タイ料理店の調味料4点セット(ナムプラー、砂糖、酢、唐辛子)みたいにメジャーなもののようです。

【材料】
青唐辛子:10本(スーパーで1袋が10本入りでした)
お酢:100cc
砂糖:約30g(お好みで増減してください)


 

まず青唐辛子のヘタを取って、輪切りにします。
それを多めのお湯でさっとゆでて、ザルにあけておきます。

次に漬ける甘酢を作ります。
といっても、砂糖とお酢を鍋で煮るだけですf(^^;)
そこに先ほどの青唐辛子を入れて、軽く煮たら完成です。



所用時間5分!( ゜∀゜)ノィィョ

画像は入れた直後ですが、すぐに色が変わってきます。
これをチャーハンに入れても良いですし、ミーゴレンなどの麺料理にお好みでかけて、さっぱりといただく事もできます。
2人分料理を作ったとして、私の分だけこれで辛さを調整する事もできますね。
こういうものがあると、グッと料理のレベルが底上げされるので嬉しいです。

今年のGWはマレー料理に没頭しましたが、大変有意義でした。
またマレー料理のレシピ本を翻訳しつつ、色々作ってみたいと思います。
それでは、失礼します。

【過去記事】

GWマレークッキングvol.5:Nangka Lemak(ナンカ・ルマック)(2010.05.08)

GWマレークッキングvol.4:Nasi Goreng(ナシゴレン)(2010.05.07)

GWマレークッキングvol.3:Kari Ayam(チキンカレー)(2010.05.06)

GWマレークッキングvol.2:Rendang Lembu(ルンダン)(2010.05.05)

GWマレークッキングvol.1:Sambal(サンバルソース)(2010.05.04)
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