例によって今年のGWもあっという間に終わってしまいました。全般的に天候もいい爽やかな連休だった印象です。連日のオフ会のスタートは地元のBOさん訪問でした。5月3日、お昼を済ませて最寄駅にて待ち合わせ後、奥様の運転する車でお宅に向かいました。BOさんは同じ横浜市北部にお住まいで、昨年の相互訪問以降、交流させていただいています。年末の一諾千金の怠け者さん訪問や、5日のGRFさんの拙宅来訪時にもご一緒いただきました。お宅を訪問するのは昨年のGW以来ですからちょうど1年ぶりとなります。ちなみにBOさんのハンドルネームはBang & Olufsenから来ています。
昨年からお使いの機器は変わっていません。こちらのオーディオ部屋は3階あるうちの1階(玄関が真ん中の階にあるため地下室のような印象)にあります。拙宅とは対照的に、広いお部屋を短辺配置で使われています。SPとリスニングポジションの距離は3m以上あるでしょうか。余裕ある配置が羨ましくもあります。機器は同じですが、背景が昨年の写真と変わっていますね。背景全面を覆っていた黒い布がなくなり、SPの背後のみ、えんじ色の布が掛けられています。梅の花の絵も空間に落ち着きを与えています。愛用のSPはB&Oの仮想同軸型のトールボーイで、製造から30年経過しています。
SDTrans384で、SDカードに格納されたWAVファイルを再生します。下部のベアリング方式のインシュレータも昨年と同様です。操作も昨年に比べる慣れたようで選曲もスムーズでした。
珍しいB&Oのアナログプレーヤーです。リニアトラッキングは、洗練されたB&Oのイメージにも合致しますね。嘗て持っていたレコードは処分されたそうですが、同じアルバムを中古で買い始めたとか。そんな1枚からArt Pepperの名盤「Modern Art」を聴かせていただきました。
最近、BOさんご自身のCDの購入は減っていると聞きました。内容のあるお手持ちのコレクションで足りてしまうそうです。渋い選曲なので購入の参考にしています。昨年のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲/シェリングがそうでした。左下のワンポイントステレオ録音のヴィブラホンは、サウンドの確認に向いてそうな予感です。北欧のOPUSというレーベルで、以前、ステレオサウンドが輸入販売していました。HMVで購入可能です。写真にはありませんが、ベートーヴェンのピアノ協奏曲/ミケランジェリと併せて早速購入しました。
機器は昨年と同じでもサウンドには違いを感じました。空間が広がりました。昨年の記事では、反射は控えめと書いていましたが、背面での吸音が弱まったためか響きが増して音場形成にも影響したようです。クラシックとりわけオーケストラを優先するなら望ましい方向ですね。これは正解/不正解という話でなく、例えば楽器の音色を聴くことを重視すれば、部屋の影響を受けることはむしろデメリットになる・・・BOさんのコメントです。オーディオは制約の中でベストをつくす趣味だと最近つくづく思います。ベストの基準が経年で変化するので、なかなか矛が収まらないのですが(笑)。
"セッティングが決まると音像が動かずサービスエリアが広がる"は、よく目(耳)にするフレーズです。上述のThe Lars Erstrand Sessionsのヴィブラホンが正しくこの状態でした。面白いので立ち歩いてみました。移動した方向に虚像が動くものと思い込んでいる耳には、とても新鮮な現実でした。厳密にはリスナーの動きに比して像の動きが極めて少ないと言うべきかも知れません。推測ですがSPからリスニングポジションまでの距離が十分長いことが寄与していると思います。ニアフィールドの拙宅だと像は崩れずとも動きは生じそうです。盤が来たら早速実験してみましょう。
BOさん、初夏の楽しい午後をありがとうございました。奥様のお料理においしいシャンパンと日本酒までご馳走になり、至れりつくせりの状況に恐縮です。六本木のお店にも、近くやってくる記念日に行ってみようかと思います。
昨年からお使いの機器は変わっていません。こちらのオーディオ部屋は3階あるうちの1階(玄関が真ん中の階にあるため地下室のような印象)にあります。拙宅とは対照的に、広いお部屋を短辺配置で使われています。SPとリスニングポジションの距離は3m以上あるでしょうか。余裕ある配置が羨ましくもあります。機器は同じですが、背景が昨年の写真と変わっていますね。背景全面を覆っていた黒い布がなくなり、SPの背後のみ、えんじ色の布が掛けられています。梅の花の絵も空間に落ち着きを与えています。愛用のSPはB&Oの仮想同軸型のトールボーイで、製造から30年経過しています。
SDTrans384で、SDカードに格納されたWAVファイルを再生します。下部のベアリング方式のインシュレータも昨年と同様です。操作も昨年に比べる慣れたようで選曲もスムーズでした。
珍しいB&Oのアナログプレーヤーです。リニアトラッキングは、洗練されたB&Oのイメージにも合致しますね。嘗て持っていたレコードは処分されたそうですが、同じアルバムを中古で買い始めたとか。そんな1枚からArt Pepperの名盤「Modern Art」を聴かせていただきました。
最近、BOさんご自身のCDの購入は減っていると聞きました。内容のあるお手持ちのコレクションで足りてしまうそうです。渋い選曲なので購入の参考にしています。昨年のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲/シェリングがそうでした。左下のワンポイントステレオ録音のヴィブラホンは、サウンドの確認に向いてそうな予感です。北欧のOPUSというレーベルで、以前、ステレオサウンドが輸入販売していました。HMVで購入可能です。写真にはありませんが、ベートーヴェンのピアノ協奏曲/ミケランジェリと併せて早速購入しました。
機器は昨年と同じでもサウンドには違いを感じました。空間が広がりました。昨年の記事では、反射は控えめと書いていましたが、背面での吸音が弱まったためか響きが増して音場形成にも影響したようです。クラシックとりわけオーケストラを優先するなら望ましい方向ですね。これは正解/不正解という話でなく、例えば楽器の音色を聴くことを重視すれば、部屋の影響を受けることはむしろデメリットになる・・・BOさんのコメントです。オーディオは制約の中でベストをつくす趣味だと最近つくづく思います。ベストの基準が経年で変化するので、なかなか矛が収まらないのですが(笑)。
"セッティングが決まると音像が動かずサービスエリアが広がる"は、よく目(耳)にするフレーズです。上述のThe Lars Erstrand Sessionsのヴィブラホンが正しくこの状態でした。面白いので立ち歩いてみました。移動した方向に虚像が動くものと思い込んでいる耳には、とても新鮮な現実でした。厳密にはリスナーの動きに比して像の動きが極めて少ないと言うべきかも知れません。推測ですがSPからリスニングポジションまでの距離が十分長いことが寄与していると思います。ニアフィールドの拙宅だと像は崩れずとも動きは生じそうです。盤が来たら早速実験してみましょう。
BOさん、初夏の楽しい午後をありがとうございました。奥様のお料理においしいシャンパンと日本酒までご馳走になり、至れりつくせりの状況に恐縮です。六本木のお店にも、近くやってくる記念日に行ってみようかと思います。