これは、ズッキーニの株。
例年ズッキーニはウドンコ病などの病気に悩まされ続けてきた。
ところが今年は全くといっていいほど病気が出なかった。
収穫が例年よりも2週間ほど遅れたが、1株に最低5本は収穫している。
凶作のナスの代わりに、ズッキーニが大活躍している。
その秘訣は・・・。
まずは、収穫開始前後から、黄色くなった(役目の終わった)葉っぱが
出てくる。
それを摘み取り、風通しを良くした事。
2つめはネギとのコンパニオンプランツ。
3つめは、肥料。
例年、元肥(苗を植える場所に施す肥料)として、
米ぬか:鶏糞:油粕=1:1:1の割合で与えていたが、
今年は油粕がゼロにした。
理由は、先日ご紹介のカボチャと一緒。
これまでの経験からウドンコ病などの病気の元凶が
窒素過多であると判断したから。
また、ズッキーニは窒素が多いと、病気までならなくとも、
歯が縮れたり、実がならない(いわゆる木ボケ)して、生育に支障をきたす。
さて、
ズッキーニの株間は2m空けている。
これは、ズッキーニの根も浅く広く伸ばすからだ。
株間が狭いと、隣の株の根っことケンカして、共倒れになる。
ズッキーニは一見場所をとらない作物のように思うが、
やはりウリ科、カボチャの仲間。
意外と場所をとる。
密植して、1株から2~3個収穫したところで、
株がくたびれはじめるっていうケースが多い。
ズッキーニの苗を植えてからの手入れは、
実がなり始めたときに追肥として、米ぬかだけを株から30~50cm程
離れたところに施したのと、
先ほど述べた、不要な葉っぱの摘み取りだけ。
それ以外は除草以外、何もしていない。
極力野菜の本能を生かすように栽培したつもりだ。
(でも、なおも未熟である。)
この成果を生かして、来年も元肥は鶏糞と米ぬかにしようと考えている。
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