ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

220319 孫娘が公立高校入試に合格、ひと安心。が不合格だった子の親はどう対処しているのだろうか?

2022年03月19日 | マイ家族

 プーチンという男、政治家、大統領、もとKGBのスパイ。ウクライナの民衆を殺戮しながら8年前併合したクリミア半島での式典で平気で侵略戦争の正当性を主張する演説。どんな神経なのか?77年前の8月、米大統領トルーマンは20万人殺りく兵器、原爆の広島、長崎への投下を命令した。3月には東京へ無差別焼夷弾絨毯爆撃で焼け野原にしてしまった。命令者の神経は庶民にはわからない。戦争とは理不尽でおそろしいものだ。

 閉話休題、庶民の話。孫娘が公立高校に合格、ほっとした。この2年、コロナのお陰で修学旅行をはじめ様々な学校行事が中止になったり変更を余儀なくされた中学生。しかし高校受験は予定通りやってくる。感染防止をしながら塾にも通っていたようだがなにせ接触がほとんどないものだから実感としてなかなかよくわからない。われわれジジババとしてはウオーキングをしながら神社仏閣に神頼み。合格祈願のお守りなど買い与えたりしてやってきた。学問の神様の菅原道真公の霊験頼み。

 神頼みする必要がないくらい子供が優秀であるならいいのだけれどごくごく普通レベルだとね・・・すべり止めといったらその学校に失礼だがとりあえずは2月私立高校に合格。3月8日に公立高校の入試があり、16日結果発表でうからなかったら私立の入学費を払い込む仕掛け。

 9日の西日本新聞朝刊に試験問題と解答がでていた。勘違いしていたが各学校ごとに試験問題があると思っていたが全校同じ問題らしい。要するに上位の点数者から定員まで合格させていくということのようだ。いわゆる偏差値の高い学校はたとえば平均70点以上ないと合格できないが偏差値の低い学校は50点でも合格できるということか。よくわからないが・・・。そうすると塾の先生は生徒の弱点をみきわめ正解点数があがるように指導してゆくということか

 国語の試験問題を読み始める。1問目、いきなり英語のシンパシーとエンパシーの違いをふまえてこの言葉の使い方を問う問題。なかなか手ごわいね。受験生は大変と思った。大学の共通試験問題をみたこともあるが数学や物理などよくもこんな難解な問題をだすものだと驚いたがこんなのをスイスイ解く学生が東大や京大にはいって官僚になってゆくんだなとあらためて嘆息。

 県立高校の合格者発表は各学校のHPでなされる。だから受験生親子は受験校にでむかなくともパソコン、スマホで合否が9時にHPに公開され、すぐにわかる。娘から合格した旨ラインで入ってきた。よかったとほっとした。実は孫娘が合格した夢をみていた。正夢だったね。不合格だったら一日泣いてすごすと娘が家内に言っていたらしい。冗談だとは思うが不合格だった子どもの親はわかった瞬間どう子供に対処するのだろうか?「よく頑張ったけど残念だったね、私立で頑張ってね」「おいしいスイーツがあるからコーヒーでも飲みましょう」と笑って過ごすか?

 挫折、失敗、敗者の経験がその人間の人生の節になり、竹のように強靭になってゆくというが、やはり関係者は落ち込むのではなかろうか。変に慰めはしないほうがいいのかもしれない。諸行無常、人間万事塞翁が馬、何が幸いするかわかりはしないが。

 合格祈願のお札をもらっていた縁結びの神様、かまど神社にお礼参りに出かける。徒歩で30分、ぜいぜい言いながら本殿前到着。太宰府天満宮とちがってここは志望校と良き縁ができますようにと祈願する神社。寒緋桜が咲いていた。春がきました。ありがとうございました。

 極寒のウクライナにも早く春がきてほしいものだ

コメント
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