ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

柳宗悦の民藝と巨匠たち展

2006-01-30 07:28:15 | ぶらり都めぐり
京都文化博物館で開かれていた「柳宗悦の民藝と巨匠たち展」、1月29日最終日に見に行ってきました。柳宗悦(やなぎむねよし、1889~1961年) は「民藝運動」の創始者で、民藝とは日常使われている雑器の中に美を見出して、広め紹介していこうという活動です。日本各地を旅して蒐集した多くの民芸品が展示されていました。
また、「巨匠たち」というのは柳の影響を受けた芸術家達で、富本憲吉、濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチ、棟方志功、黒田辰秋等です。


なるほど民藝もいい、と思った。が・・。
「和」のブームでもあり、民芸調の家具や器を売るお店もたくさんあって、一つ一つはいいなと思うけれど、実際の生活ではなかなか和風で統一という生活スタイルにはなれないです。
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映画の灯よさようなら

2006-01-30 03:40:09 | ぶらり都めぐり
1月29日、京都河原町通りの映画館「京都宝塚劇場」(1935年~)と「スカラ座」、新京極の「京極東宝」(1954年~)の3館が閉館しました。
28・29日の両日は長年のご愛顧に感謝の意を込めたラストショーとして、1本500円で国内外の名画が16本、この3館で上映され、スカラ座で「べン・ハー」を見てきました。




京都宝塚の「日本沈没」にも1時間くらい前から行列ができていました。



とても広い客席、随分たくさん入れそうなのに、満席になっていました。いつもこんなんだったらねぇ。



ロビーには各年の興行成績1位から10位までの映画名が貼りだされていて、1970年代始め頃に「小さな恋のものがたり」が第1位の年がありました。






別れを惜しむメッセージがいっぱい寄せられていました。



映画は、ローマ占領時代のイスラエルでチャールトン・へストン演じるユダヤの青年の大スペクタクル活劇、キリストの一生をからませて、愛と復讐、人を許すこととは、と考えさせられます。
間に休憩をはさんで上映時間4時間の大作でしたが、全く飽きることなく、息もつかせず見せられてしまいました。
映画って、ほんとにいいですね!
時間があれば、他の映画も見てみたかったです。



映画の後は、映画館の前の六角通りを入って新京極通り手前のデザートのおいしい喫茶店「ふれかんて」で「生麩入り抹茶ぜんざい」をいただき、深い余韻を楽しみました。


コメント (8)
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