今年の夏はあまりに忙しくてブログの更新もすっかり御無沙汰になっていました。
いまさらですが、大急ぎで遡っておさらいしておきます。
5月下旬のある日、宇治川のほとり「花やしき浮舟園」に行ってきました。

「花屋敷」は今ではレストランや焼き肉処を併設していますが、明治の頃から続く料理旅館です。

すぐ前に宇治川が流れています。

広い敷地の中に古風な建物があり、旅館の若主人だった山本宣治一家が住んでいた建物のようです。山本宣治は労働党の代表として衆議院議員となり、「自由と民主主義」を守るために治安維持法改正に反対する演説をしようとして右翼の凶刃に倒れました。
"山宣ひとり孤塁を守る。だが私は淋しくない背後には大衆が支持しているから" の言葉はあまりにも有名です。
毎年命日の月5日には「山宣墓前祭」が開かれ、その意思を受け継いでいくことが誓われています。

帰りに寄った「福寿園 宇治喫茶館」で宇治茶ソフトとほうじ茶ソフトのダブルソフトを食べました。

ここの二階からも宇治川と中の島がよく見えて、小雨に煙りしっとりとしていい感じでした。この前あたりが鵜飼船の船着き場らしく、屋形船が何艘か泊まっていました。