ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

京都学・歴彩館

2018-02-13 23:34:54 | 建物(京大以外の京都府の)
2018年2月某日 京都学・歴彩館に行ってみました。

京都に関する資料の総合的な収集、保存、公開を50年以上にわたって担ってきた京都府立総合資料館が、近くに建て替えられ、新たに、京都の歴史・文化に関する研究支援や学習・交流の機能を加えて、2017年4月28日に「京都府立京都学・歴彩館」として開館しました。

京都市左京区下鴨半木町1-29
【休館日】祝日、第2水曜日、年末年始


噂に聞いた通り、ガラス越しの光が書棚の本に当たって図書館としてはまずいのではないかと思いました。しかも、建物の構造が複雑に入り組んでいて、どの書棚にもふんだんに光が当たるようになっていて、「書庫の奥深い場所」がどこにもない、とは。トホホ・・・。



図書館としての機能の他に、いろいろな企画や講演、学習会、展示会も開かれています。
2017年12月16日~2018年3月13日には「京の四季風景展」が開催されていました。これは京都府が画家達に依頼して100点の京都府内の風景を描いてもらって府の所蔵としたものを展示していました。元は京都府知事蜷川虎三氏が始め、何年か後にも再度新しい風景100点が描かれています。たくさんの画家たちの手によって、京都各地の有名無名の風物が美しい絵となって残されていて、貴重な財産です。


今気になるのは、元の府立総合資料館の建物がそのまま残されているのが、壊されてしまうのではないか、有効に活用される方法はないのかということです。府民の財産を今京で流行りのホテルなんぞの儲けの道具に使わせないで、府民のために使えるようにしてもらいたいものです。
コメント
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