ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

米原の町散策と青岸寺の苔庭

2019-10-29 02:00:58 | お庭
10月27日、SL北びわこ号を見に行ったついでに、米原の町をちょっとだけ散策しました。


舞鶴駅は交通の要衝のわりには小ぶりです。



駅前に「舞鶴湊」の碑と、江戸時代に琵琶湖を航行した船の模型が置かれていました。伊井家が彦根藩主となってから、それまで寒村だった米原に湊を置き、琵琶湖と陸路との通行の便を図ったので、米原は急速に栄えていったそうです。



駅前の大きな通りから一筋奥に昔の街道らしい町並みが続いています。






米原の町のマンホール。



前にも訪れたことのある青岸寺に行こうとして坂を登って行くと、前にあった木造の懐かしい姿の小学校が消えていて、今は保育園になっていました。


素敵な建物だったのに、老朽化で壊されてしまったのでしょうか。ショック!です。



青岸寺の玄関前に広がるイワヒバ、この日は葉が緑にあふれていました。



庭園の苔は青々として、窪地になっているところには苔の上に水が溜まって池になっていました。水が溜まるのは梅雨時だと聞いていたのですが、最近雨の日が多く、池になっているのだそうです。2・3日晴れの日が続くと、池の水はなくなって、苔だけの池になるのだそうです。



池の水には絶えず小さな水紋が沸き上がっています。裏山からしみ出した水が池を満たし、庭の外に流れ出ていくのです。



ツワブキがきれいに咲いていました。



お寺では現在カフェを営業していて、庭園前の座敷や廊下でお茶をいただくことができるようになっていたので、お抹茶をいただきました。静かなお庭を眺めながらお茶をいただく至福の時間でした。

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SL北びわこ号を見に行く

2019-10-29 01:06:27 | 近江の国
10月27日、長浜駅と米原駅にSL北びわこ号を見に行きました。

SL北びわこ号は特定の時期だけ臨時列車として米原駅から木ノ本駅の間を走っています。この秋の走行は10月13日20日27日・11月3日10日、それぞれ一日に一回のみです。
しかし、その指定席切符はネット販売も予約販売もなく、1ケ月前に駅の緑の窓口に買いに行かねば手に入らないことになっています。一度買いに行ったのですが、あっという間に売り切れになっていました。それで、乗車することはすっかり諦め、せめて走っているのを見に行くことにしたのです。

北びわこ号が米原駅を発車するのが、10時9分、長浜駅に着くのが10時12分頃なので、その前に長浜駅に着く普通列車で京都から向かいました。米原駅を通り過ぎる時に駅の手前で煙を吐いて待機している蒸気機関車を見つけました。

長浜駅のホームでしばらく待っていると、約1分遅れでやってきました、SL北びわこ号!!










蒸気の煙と轟音、長い汽笛も鳴らしてくれて、迫力満点でした。



長浜駅で3分程停車していたので、ゆっくり見ることができました。
駅のホームにも、途中の沿道にもカメラを構えたファンが大勢待ち構えていました。


汽車が通り過ぎてから、木ノ本駅から折り返して来るのを見るために、長浜駅から米原駅に電車に乗って帰ってきました。


米原駅で待つ間に駅弁を買って食べました。
SL運転記念の「伊吹釜めし」です。



松茸、鶏肉、栗などが入った炊き込みご飯でした。




ご飯を食べた後、待ちきれなくて米原の町散策に出かけたので、SLがどのようにして米原駅に帰ってきたのか見ることができませんでした。しかし、1時間程のちに米原駅から京都に向かって帰る電車の窓から、SLが別の気動車に繋がれて、米原駅のはずれに停まっているのを見ました。まだ蒸気の煙をはいて、静かにクールダウンしているようでした。

SL自体に乗ることはできませんでしたが、走っているのや、停まっているところをいっぱい見ることができて、大満足でした。



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