万葉集#16.3828-16.3829

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「香コリ焚ける塔にな寄りそ川隈の屎鮒クソフナ食ハめる甚イタき女奴メヤツコ(歌八首 5/8 #16.3828 右の一首は、香、塔、厠、屎、鮒、奴を詠める歌。)」
「香り炊く塔には寄るな川隅の屎鮒食べる賎しい女()」

「醤酢ヒシホスに蒜ヒル搗き合カてて鯛願ふ我にな見せそ水葱ナギの羹アツモノ(歌八首(やつ) 6/8 #16.3829 右の一首は、酢、醤、蒜、鯛、水葱を詠める歌。)」
「醤ヒシと酢スに蒜ニラかき混ぜて鯛思う吾に見せるな水葱ナギの羹アツモノ()」