そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#16.3832-16.3834

2013年04月21日 |  / 万葉集

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「からたちと棘原ウマラ刈り除ソけ倉建てむ屎遠くまれ櫛造る刀自トジ(忌部首が数種クサグサの物を詠める歌一首#16.3832)」
「からたちの茨は刈って倉建てる作業場離せ櫛造るおばよ゛()」

「虎に乗り古屋を越えて青淵に蛟龍ミツチ捕り来む剣大刀もが(境部王の数種の物を詠みたまへる歌一首 穂積親王ノ子ナリ#16.3833)」
「虎に乗り鬼家越えて青ケ淵に蛟龍ミツチ退治の剣大刀欲し()」

「梨棗ナツメ黍キミに粟つぎ延ふ葛クズの後も逢はむと葵アホヒ花咲く(作主ヨミヒトしらざる歌 #16.3834)」
「梨棗ナツメ黍キミに粟つぎみのり蔓が延ふ葛クズまた逢はむと葵アホヒ花咲く()」

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サワコの朝( 吉川晃司出演)

2013年04月21日 | 字余り

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サワコの朝に吉川晃司さんが出演した。水球が得意なロック歌手ということで、それなりに有名で継続的に活躍している。個人的にはあまり引っ掛かっては来なかったので関心はなかった。どんな人物かも知らなかったが、本日の出演で語っているのを聞いて、なかなかスピリッツと深みのある話をしていた。デビューが17才ということで、若いときのイメージを沈殿させていたのかもしれない。その頃から30年たっているので、年齢から来る重厚さも加わってカッコいい人になっていた。
最近、八重の桜で西郷隆盛役を演じているので役作りのため4~5Kg体重を増やしているらしい。役への取り組みかたはその人を調べてその人になりきることを心がけているという。サワコさんがツッコミをいれてじゃあ吉川さんが考える隆盛像を聞くと、下級武士、流刑者で雨ざらしの檻の中で耐えた強靭な人、国を治すために人も殺すということで、悩んだ人という。へそを曲げるヒトだとも評す。そういう性格的なところをベースに隆盛を普通のヒトとしてとらえようとする視点がいい。西郷さんを苦悩する人ととらえている。わたしにはよくわからないが、なんとなくわかった気になる。あと、歌舞くという言葉を印象的に使っていた。彼に言わせれば歌手で役者をしていることはまさしく歌舞いているのだという。歌舞けるには今の世の中では難しく役者とかロック歌手等の世界だとしている。いままで思いっきり歌舞かせてもらったので、次代には美学として負の遺産を引き継がないようにしたいと考えているようだ。
最後にデビット・ボウイの最新アルバムから人生を振り替える渋い歌声を聞かせて終わった。

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