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「夜降ヨグタちに寝覚めて居れば川瀬尋トめ心もしぬに鳴く千鳥かも(夜裏ヨル千鳥の鳴くを聞く歌二首 1/2 #19.4146)」
「夜半すぎ寝覚めて居たら川の瀬で心細くも鳴く千鳥かも()」
「夜降ちて鳴く川千鳥うべしこそ昔の人も偲ひ来にけれ(歌二首 2/2 #19.4147)」
「夜半すぎ鳴く川千鳥うなづける昔の人も気にかけており()」
「杉の野にさ躍ヲドる雉いちしろく音ネにしも泣かむ隠コモり妻かも(暁アカトキに鳴く雉キギシを聞く歌二首 1/2 #19.4148)」
「杉の野に躍ヲドり騒げる雄雉はっきり鳴ける隠れた妻に()」
「あしひきの八峯ヤツヲの雉鳴きとよむ朝明アサケの霞見れば悲しも(歌二首 2/2 #19.4149)」
「あしひきの八峯ヤツヲ雉鳴き騒げるを朝明アサケの霞見れば悲しい()」
8/12
「なぜなのかこんな女に関わるはいたいけなどと感じたからか()」
「わかるのは最初の一行だけだったあとはわからぬ何書けるのか()」
「最後まで理解ができぬ話なりふとタイトルが気になりはじむ()」
「タイトルは英語で書ける訳したら『少女に負担かける方法()」
「手掛かりがあるかも知れずもこれ以上手間取るわけいかないものよ()」