そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#19.4192-19.4193

2013年08月28日 |  / 万葉集

8/28

「(霍公鳥また藤の花を詠める歌一首、また、短歌)」

「霍公鳥二上山の谷辺にも昼夜を問わず来鳴き響めよ(桃の花紅色ににほひたる面輪オモワのうちに青柳の細クハし眉根マヨネを笑み曲がり朝影見つつをとめらが手に取り持たる真澄鏡マソカガミ二上山フタカミヤマに木コの晩クレの茂き谷辺を呼び響トヨめ朝飛び渡り夕月夜かそけき野辺に遙々ハロバロに鳴く霍公鳥)」

「霍公鳥羽ばたき散らす藤の花袂にいれる染シむなら染めと(立ち潜クくと羽触ハブリに散らす藤波の花なつかしみ引き攀ヨぢて袖に扱入コキれつ染シまば染むとも()」

「桃の花 紅色に にほひたる 面輪オモワのうちに 青柳の 細クハし眉根マヨネを 笑み曲がり 朝影見つつ をとめらが 手に取り持たる 真澄鏡マソカガミ 二上山フタカミヤマに 木コの晩クレの 茂き谷辺を 呼び響トヨめ 朝飛び渡り 夕月夜 かそけき野辺に 遙々ハロバロに 鳴く霍公鳥 立ち潜クくと 羽触ハブリに散らす 藤波の 花なつかしみ 引き攀ヨぢて 袖に扱入コキれつ 染シまば染むとも(4192 )」

「霍公鳥鳴く羽触にも散りにけり盛り過ぐらし藤波の花(反し歌4193 一ニ云ク、散りぬべみ袖に扱入れつ藤波の花同じ九日よめる。)」
「霍公鳥鳴く羽ばたきで散りました盛りを過ぎたか藤波の花()」

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