そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

俳句の簡単な作り方

2016年03月05日 | 日めくり帖

2016/03/05


俳句の作り方には二通りあり
 [1]一物仕立て
 [2]取り合わせ
によるものがある。
 [1]については季語と季語以外の部分が一体となっている句をつくること
 [2]については季語と季語以外の部分が直接関係していない作り方である
 [1]紅梅や枝々は空うばいあひ/鷹羽狩行
 [2]白梅や父に未完の日暮あり/櫂美智子
 [1]は梅のことを言っているが[2]については梅のことは言っていない。直接と間接の違いといってもいい。  [1]は言葉そのものであり
 [2]は言葉の持つイメージを利用している。作りやすさからいうと[2]の方で十二音をつぶやいて、それにあう季語を見つけるだけである。一見簡単なようだが個性的な十二語を捻りだし、それに合いそうな季語を探すのが難しい。
 [1]については、対象を客観的に観察を徹底し、言葉で写生する必要がある。プロでも腕まくりして気合いをいれないとなかなか作れないということだ。しばらく、[2]の取り合わせでつくってみようと思う。
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花と七十二候(0305)

2016年03月05日 | 日めくり帖

2016/03/05

「うすぐらき林道のふと明るみてキブシの花は咲きいたりけり(鳥海明子)」
「花の穂が幾房も垂れ黄緑の花をつけおり野生といえる(花言葉:出会い)」
「今日よりは啓蟄初候の初めなり気温上がるが虫出くるか
 (『啓虫スゴモリノムシ戸を啓く』)」

「春分にあと少しにて春めきて猫目を細め暖楽しめり()」



 

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