暑いですね。こんな夏におすすめしたい音楽を選んでみました。
ときどきYouTubeの音楽をリンクする以外、音楽関連の投稿はほとんどしませんが、音楽とくに洋楽好きのwakabyとしてこのあつい夏に何を聞いたら涼しくなるのか考えて、アルバムを3枚選んでみました。
****************************************
「Boy Child: Best of 67-70」スコット・ウォーカー
スコット・ウォーカーって知ってますか?私は最近になって知りました。レディオヘッドのOKコンピューター時代のツアードキュメンタリーDVD「ミーティング・ピープル・イズ・イージー」の中で流れているとても印象的な曲があったのですが、クレジットにも書かれていなくていったい誰の曲だろうとずっと気になっていました。あるとき、インターネットでスコット・ウォーカーの「on your own again」という曲だということがわかり、行き着いたのがこのベスト盤です。もともとウォーカーブラザースというバンドにいて、その後ソロになったアーティストです。ストリングス中心のオーケストラにボーカルが載る構成なので、昔の映画音楽のようなノスタルジーも感じますが、曲調は超クールです。陰鬱さはありませんが、とにかくつめたい。私はこういう音楽を他に知りません。日本ではほとんど知られていないアーティストかもしれませんが、デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、レディオヘッドや、多くのとくにイギリスのミュージシャンからレスペクトされています。
このベスト盤から1曲どうぞ。
Scott Walker - Copenhagen
****************************************
「Radiodread」イージー・スター・オールスターズ
次は、イージー・スター・オールスターズというレゲエ・ミュージシャンの集団が、レディオヘッドのアルバム「OKコンピューター」の曲たちを丸ごとレゲエ・フォーマットでカバーしたものです。元の曲群は格調高くヨーロッパ的なものでしたが、弛緩したレゲエによく変換できたものだと感心しました。なんだか熱いのだか冷たいのだかよくわからなくなっていますが、おもしろい感覚なのでぜひ聞いてみてください。
カーマ・ポリスです。
Easy-star all-stars - Karma police (Radiodread)
****************************************
「Holiday for pans」ジャコ・パストリアス
3番目に紹介するのは、ジャズベースの天才ジャコ・パストリアスの作品としては異色のもの。スチールドラムをフィーチャーして作られたカリビアン・サウンド+ジャズな音楽です。ジャコのエレクトリック・フレットレスベースの出番は少なくなっています。明るいカリブの太陽と海を感じさせますが、ぜんぜん暑くありません。彼はポール・マッカートニーが好きなんでしょうね。別のソロアルバムでは「ブラック・バード」をカバーしていましたが、ここでは「シーズ・リービング・ホーム」をやっています。
アルバムの中から1曲。
Jaco Pastorius Elegant People Holiday For The Pans
****************************************
以上ご紹介した3つのアルバムはどれも唯一無二の音楽世界を展開しています。メジャーではありませんが、聴いて損はない音楽たちだと私は思いますので、ぜひどうぞ。
(続く)
ときどきYouTubeの音楽をリンクする以外、音楽関連の投稿はほとんどしませんが、音楽とくに洋楽好きのwakabyとしてこのあつい夏に何を聞いたら涼しくなるのか考えて、アルバムを3枚選んでみました。
****************************************
「Boy Child: Best of 67-70」スコット・ウォーカー
スコット・ウォーカーって知ってますか?私は最近になって知りました。レディオヘッドのOKコンピューター時代のツアードキュメンタリーDVD「ミーティング・ピープル・イズ・イージー」の中で流れているとても印象的な曲があったのですが、クレジットにも書かれていなくていったい誰の曲だろうとずっと気になっていました。あるとき、インターネットでスコット・ウォーカーの「on your own again」という曲だということがわかり、行き着いたのがこのベスト盤です。もともとウォーカーブラザースというバンドにいて、その後ソロになったアーティストです。ストリングス中心のオーケストラにボーカルが載る構成なので、昔の映画音楽のようなノスタルジーも感じますが、曲調は超クールです。陰鬱さはありませんが、とにかくつめたい。私はこういう音楽を他に知りません。日本ではほとんど知られていないアーティストかもしれませんが、デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、レディオヘッドや、多くのとくにイギリスのミュージシャンからレスペクトされています。
このベスト盤から1曲どうぞ。
Scott Walker - Copenhagen
****************************************
「Radiodread」イージー・スター・オールスターズ
次は、イージー・スター・オールスターズというレゲエ・ミュージシャンの集団が、レディオヘッドのアルバム「OKコンピューター」の曲たちを丸ごとレゲエ・フォーマットでカバーしたものです。元の曲群は格調高くヨーロッパ的なものでしたが、弛緩したレゲエによく変換できたものだと感心しました。なんだか熱いのだか冷たいのだかよくわからなくなっていますが、おもしろい感覚なのでぜひ聞いてみてください。
カーマ・ポリスです。
Easy-star all-stars - Karma police (Radiodread)
****************************************
「Holiday for pans」ジャコ・パストリアス
3番目に紹介するのは、ジャズベースの天才ジャコ・パストリアスの作品としては異色のもの。スチールドラムをフィーチャーして作られたカリビアン・サウンド+ジャズな音楽です。ジャコのエレクトリック・フレットレスベースの出番は少なくなっています。明るいカリブの太陽と海を感じさせますが、ぜんぜん暑くありません。彼はポール・マッカートニーが好きなんでしょうね。別のソロアルバムでは「ブラック・バード」をカバーしていましたが、ここでは「シーズ・リービング・ホーム」をやっています。
アルバムの中から1曲。
Jaco Pastorius Elegant People Holiday For The Pans
****************************************
以上ご紹介した3つのアルバムはどれも唯一無二の音楽世界を展開しています。メジャーではありませんが、聴いて損はない音楽たちだと私は思いますので、ぜひどうぞ。
(続く)