建功寺の花まつりフェスタに行ってきました(2019年4月7日)。
鶴見区にある曹洞宗建功寺は、庭園デザイナーやたくさんの著書で有名な枡野俊明(ますのしゅんみょう)住職がいらっしゃるお寺です。ここに古い雛人形の供養をお願いしたところ、人形供養会が花まつりフェスタに合わせて行われるということで行ってきました。釈迦の誕生日をお祝いする会を降誕会(こうたんえ)と言い、一般的には花まつりと呼ばれています。本来は4月8日が誕生日ですが、人が集まりやすい日曜日にずらして行われました。
建功寺の中門。
檀信徒会館で10時から、降誕会、人形供養会、住職法話が行われました。
枡野さんによる法話では、諸法無我の話がありました。字が表す通り「我は無い」ということよりは、様々な人の行いがあって今に繋がっているんだという、おかげ様的な話がありました。曹洞宗流の説明の仕方かなと思って聞いていました。
その後、中村ゆかりさんのヴァイオリン演奏がありました。
ワークショップなどもいろいろ行われていて、
多摩美術大学環境デザイン学科有志ワークショップに娘が参加しました。
枡野さんが教授を務める大学の学生さんたちによる出展です。
ロウソクを灯す竹に巻き付ける紙に、自由に絵を描くというものです。
シナモロールを描きました。右は娘、左は学生さんの作。
天上天下唯我独尊の釈迦像に甘茶をかけてお祝いします。
裏千家東京青年部による野点。
山門をくぐって奥まで入ります。
このお寺は椿が多いそうです。
建築中の本堂。もうだいぶ出来てきているようです。
他にもたくさんのイベントがあって、建功寺というか枡野さんの求心力はすごいもんだなと感心しました。
建功寺をあとにして、入江川せせらぎ緑道を歩きました。
散り行く桜がきれいでした。
桜の花びらが小川を流れていきます。
諸行無常。