2020年9月下旬、忘れ物を取りに青森へ行ってきました。
忘れ物とは今年深浦に行ったときに時間切れで食べられなかったアレです(クリックで過去記事へ) こういうのって次シーズンもやってるとも限らないので行ける時に行っておかないと、です。
例によって仕事終わり次第に仙台を出発。鳴子経由で秋田県に出て今回も下道縛りで北上。能代からは日本海側に出て国道101号線を順調に進みます。
ウェスパ椿山を通過。ここのお風呂には何度か来たことが有りましたが(過去記事(1)/過去記事(2))湯船から日本海が眺められる展望温泉が素晴らしく良かったんですが残念ながら今年10月末で全施設閉鎖するらしい。勿体ない。
施設から道路を渡って白神展望塔まで登っていく展望モノレールしらかみにも乗ったっけな。懐かしい。
そして今回の目的地「海の駅ふかうら 深浦まるごと市場」に朝方到着。1か月ぶりです。夏季限定だったのでこの時期まだやってるか不安でしたが・・・「深浦マグロソフトクリーム」の旗を発見。まだやってました!良かった。今夏の忘れ物を無事回収完了です。
マグロの赤みをイメージした赤色が毒々しくて素敵です。イイネ。
「クロマグロの出汁粉が入っていますがマグロ味ではございません」と書かれてますがマグロ味ではないですが仄かにマグロの香りが内包されてはいますね(笑)この辺がギリギリのバランスかな。なんでも昨年2019年Ver.は赤色と銀色だったらしい。
マグロソフトいかが? 色は赤と銀、血合い使うのは断念:朝日新聞デジタル
見た目のインパクトは昨年の方が強いけどその分毒々しさが強くて売れなかったんだろうな。
朝ごはんにホタテ丼を購入。ホタテを玉子で閉じた一品で抜群に美味しい。やっぱ土地のものを食べるのが旅の醍醐味ですな。
さて最高の朝スイーツを頂いた後はこちらも1か月ぶり「道の駅ふかうら 風合瀬いか焼き村」に移動して朝ご飯のオカズを購入です。イカに茹で卵を詰めたものとかもう絶対美味しい。
産地直送販売コーナーではサンつがるやプルーンが激安で販売されておりお土産に購入。秋の恵み。
施設の裏手には砂浜が有って景色が最高です。真夏には海水浴とか出来るのかな?
ちなみにここの道の駅って名前に”イカ焼き村”って付いているくらいなので焼きイカは必食。先月来た時は夕方で売切れてましたが今回はリベンジ成功。
おばちゃんが丁寧に切ってパック詰めしてくれています。イカ焼きってお店によって味付けが少しづつ違っているので食べ比べてみるのも楽しい。個人的にはここの味が一番好みです。
とか言いつつ鯵ヶ沢に移動して”わさお”んとこの「きくや商店」のイカ焼きも買いに行きますけどね。こっちも美味しいです。
さてラーメンの話に
お昼は弘前市内へ移動して「秋刀魚煮干し蕎麦 高倉」に行ってみます。2019年9月OPENの青森濃厚煮干し系新店ですがサンマの煮干しを使用しているのが珍しくて一度食べてみたかったお店です。
以前伺ったときは生憎のコロナ禍で休業されていましたが(クリックで過去記事へ)現在は再開されています。
早速のスープですが豚骨ガラベースにラードが香りしっかり取られた動物系にサンマの煮干しからの出汁が濃厚に合わせられています。
サンマだから馴染みある味なんだけどラーメンスープとしてはイワシやアジの煮干しと一味違っていてユニークで不思議なスープに仕上がってますね。美味しくて面白い味です。
醤油ダレは配合適量で塩気チョイ強め。そして秋刀魚には大根おろしとレモンでしょとばかりに添えられているのも珍しい。
半信半疑でスープに混ぜてみるとこれまた面白いことに間違いなくスープにベストマッチしていて無くても旨いスープではありますがトッピングが有るとなおよい添え物になっているのも痛快ですね。やっぱサンマには大根おろしとレモンが合うんだなあ。
さて「秋刀魚煮干し蕎麦 高倉」ですがコロナ禍に加えこの折のサンマ不漁で何かと大変と思われますが是非お店を続けていって欲しいところです。ごちそうさまでした。(次回へ続く)